テセウスの船 あらすじと感想 第3話 大転換!?
竹内涼真さん主演の日曜劇場、【テセウスの船】は3話もめちゃめちゃ面白かったですね~。もう何がどうなっていくのかまったく見当もつかないミステリーはサイコーです
。
以下早速ネタバレです。
なんとなんと、あの憎っくき金丸が一番の味方になってくれました。いや~このどんでん返しは実に楽しかったですね~
。
心は、何としてもノートを見られたら困ると、金丸を振り切ってノートと免許証を崖から投げ捨てました。金丸はこの行為に激怒し、心を逮捕して厳しく取り調べます。
その言い分がまた実に憎たらしかったですよね~。お前が犯行を認めなければ裁判になる。そうなればお前は死刑だ!
いやいや心が犯行を認めなければ、確証もないので起訴はできませんよね。それなのに金丸は、心が黙っていれば、心に良くしてくれた佐野一家が村八分にされる、と脅します
。
だが、犯行を認めれば、お前の人生は大きく変わる。
って変わりませんからっ!!
も~おばさんの怒りはここで頂点に達していたのですが、その後、金丸はいきなり心を釈放します
。
心はその理由を疑問に思いながらも、佐野家に戻ってきました。和子や文吾はもちろん、鈴と慎吾も大歓迎してくれます
。この慎吾がまためちゃ可愛いのですよね~
。学校では心のことを理由に苛められていたようなのに、それをおくびにも出さず、かつ丼食べた?などと盛り上げていました
。
度重なる電話に出て「嫌がらせ」だと知った心は、自分のせいで家族が苦しんでいるとやるせなくなります。
すると文吾は、電話の線を外して出ていき、浴衣に着替えて戻ってきました。なんと文吾はお腹に顔を描き、アントニオ猪木の真似をしながら腹芸をして見せたのです
。
やなことあったら笑っとけ、ワッハッハー、ワッハッハー、言いたいやつには言わせとけ、俺たちゃ、心さんの味方だぞ!
心は涙が止まりません。
その後心は文吾から、明音を監禁したのは長谷川で、その長谷川の死因は青酸カリによる中毒だったと知らされました。その青酸カリは木村さつきの実家の工場から盗まれたらしく、盗んだのは佐々木紀子ではないかと疑われていたようです
。
盗まれた青酸カリは千人分の致死量に相当すると聞いた心は、音臼小事件に向けて犯人が動いているのだと確信しました。
心は次第にひとりでこの事件を止められるのか不安になっていくのですが、どうしても文吾に話すことができません
。
が、その後、鈴のキーホルダーが山の中から見つかった上、その鈴の気味の悪い絵が貼られていたり、「21」と書かれた箱に入ったオレンジジュースが小学校に届けられたりしたことで、もう黙っていられなくなります。「21」という数字は音臼小事件の被害者の数であり、犯人があのノートを見たからこそ出てきたに違いないからです
。
心は意を決して文吾にすべてを明かしました。「大量殺人の犯人」として逮捕されたと聞いた文吾はひどく動揺してしまいます。
バカヤロー、俺が人殺しだ?ふざけんじゃねえぞ!!
怒る文吾に心は、自分が文吾の息子であるとも伝えました。その上で心は、文吾の無実を信じなかった、と謝罪します。家族なのに!
そして心は文吾に、今すぐに家族を連れてこの村から出ていくよう勧めます。犯人は青酸カリとノートを手に入れた、もうこれで未来を思い通りに変えられる、もう限界だ!音臼小事件は明日にでも起きる可能性がある!!
心は、事件が起きる前に村を出れば、家族がバラバラにならずに済むのだと泣いて訴えました。でも佐野は逆上して心を追い出してしまいます。
それで心は仕方なく金丸を訪ねました。心は金丸が心を釈放したからには、何か犯人の手がかりを見つけたに違いないと思ったのだそうです。
その想像は当たっていて、金丸は「犯人」と思しき人物、もしくは犯人を知っていると語る人間と連絡を取っていたようなのですが、この時金丸は何も語らず、その代わりに心が未来から来たこと、音臼小で大量殺人事件が起きること、その犯人として文吾が逮捕されたことなどを伝えました。そして心が文吾の息子であるということも。
この話を理性では信じなかった金丸も、直感は信じるよう勧めたようで、心とともに捜査を進めることにしました。
とはいえまだ半信半疑だった金丸ですが、心と行動を共にし、心が必死になって証拠を探そうとしている姿を見て、徐々に信頼を深めていったようです。
その証に、心から「音臼神社と鈴」を示す絵が届けられたと聞いた金丸は、これを無線で文吾に伝えてくれました。文吾の家の電話は線が外れたままになっていたために通じなかったのです
。
あんなとんでもない事件の話を佐野さんが受け入れがたいのはよく分かる。俺だって信じられん。だが、あいつが佐野さん達家族を心底大事に思ってることだけは分かるよ。あいつひとりじゃ危険だから助けてやってくれよ、な、親父殿。
も~ここは鳥肌が立つほど嬉しかったですね~。
事件が解決したら三人で酒でも飲んで、あいつから万馬券でも聞きだそうや。
そう言って金丸は、ひとりで「文吾を殺人犯にしないための重要な証拠」を捜しに行くと出かけていきました。が、例の風速計のある小屋の前で待ち合わせをしたらしい何者かに崖から突き落とされてしまいます
。あ~んなに高いところから落ちたら助かりませんよね
。
ここで金丸がまったく無防備だったのも解せませんよね。少しでも相手を疑っていたなら、その相手に背を向けたまま、あんな崖に近づくはずがありません
。つまり、彼を突き落としたのは、絶対に疑われないような人物だったに違いないということです。やっぱり子どもが怪しいですよね
。
その頃心も同じようにこちらは神社の石段から突き落とされていました。ということは、犯人は一人じゃない、協力者がいるということでしょうか?
そこへ文吾が駆け付けてきて心を起こし、俺のせいで苦しめてすまないと謝罪します。ようやく腹くくった
。
文吾は、この村を守る警察官として事件を未然に防ぎたい、逃げるわけにはいかない、と豪語します。それが俺の正義ってやつだ。
心に一緒に闘ってくれと語る文吾。もちろん心に異論のあるはずはありません。
ところが。。。
心はここで現代にタイムスリップしてしまいました。しかも、文吾が殺人犯だという過去が変わらなかったばかりか、それを苦にした和子が一家心中を図り、和子と慎吾が死亡した、とますます悲惨なことになっています
。これってもちろん心が産まれてからの出来事なのですよね?じゃないと心が消えちゃいますからね
。
予告によると、心は刑務所を訪ねて文吾と再会を果たしたようです。あの過去があってのことですから、文吾は心を覚えているのでしょうね
。
それにしても、文吾は心から音臼小事件のことを聞いて知っていたのに、なぜ濡れ衣を着せられてしまったのでしょうか?
また由紀もまだ生きていたようですね。ということは、文吾の逮捕ばかりか和子にも死なれた心は、施設に預けられるなどして由紀とは出会えなかったのでしょうか
。
そして鈴は??
「テセウスの船」は来週の放送が待ち遠しいですね~。
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