テセウスの船 あらすじと感想 第9話 音臼祭の秘密は「知らなくていいコト」か?
竹内涼真さん主演の日曜劇場、【テセウスの船】の9話を視聴しました。以下、ネタバレ妄想に行く前に、前回、予告と本編を区別することなく、大いに先走ってしまったことを深くお詫び申し上げます
。も~ことミステリーに関しては、何か閃くと黙っていられなくなっちまう
、実にはた迷惑なおばさんなのでござりまする
。
今日もまた(昨日は寝落ちしてしまった)朝からあれこれ考えていて、ふと、1つの可能性に行きつきました。それなら話がうまくつながるような気に(すっかり)なっています
。当たるも八卦当たらぬも八卦
、で、お心広~くご笑納いただけましたら幸いです
。
やはり~みきおの共犯者かつおそらくは黒幕なのは、田中正志(せいや)なのではないでしょうか。その理由は、以前も何度か申し上げましたが、現在のみきおが正志を殺したらしいこと(口封じ
)と、12年前の音臼村祭の犠牲者が正志の母親ではなかったことです
。
今回校長の石坂が心に明かしたところによると、12年前の音臼村祭に出された「キノコ汁」が原因で徳本の母親が亡くなったそうです。徳本と正志が話していた様子からして、今回のような故意による毒殺ではなく「事故」ではないかと推察されます。
~とそこでおばさんは「知らなくていいコト」が閃きました~
もしこれが事件として大きく取り上げられていたら、あれだけ当時のことを詳しく調べていた由紀が見逃すはずはありませんよね。由紀が知らなかったのは、この不幸な事故に関しては村人全員が口を閉ざした=隠ぺいしたからではないのでしょうか
。なぜなら、誤って毒キノコを採ってきてキノコ汁に入れてしまった少年(青年?)=正志の将来を守るために
。
それで校長と木村さつきが何やら意味ありげな会話をしていたのではないでしょうか。その秘密は守らなくちゃいけないから。
~正志が現在いくつなのかは分かりませんが、まあ頑張れば中学生ぐらいにはなれるでしょうか~
また、今回登場した県警の監察官・馬淵(小籔千豊)が文吾をひどく嫌っていた点も気になりました。馬淵は、文吾がまだ10歳のみきおを犯人だと指摘していたことを嘲笑し、「正義に反する者には見境なしで手段を選ばない
」と揶揄しています。
これはつまり、文吾が12年前も正志を罰しようとした、と皮肉っているのではないでしょうか?文吾が表彰された写真は、その時の物だったのかもしれませんね。でもそうなると隠ぺいはしきれなかったということになりますが
。
以前、みきおの共犯は、翼が恐れるような人間じゃないとおかしいと申し上げ、それには正志じゃ役不足のような気は払しょくできずにおりまするが、もしかしたら正志には裏の顔があったのかもしれませんよね
。自分のせいで知人が亡くなったとしたら、性格もゆがみそうだもの
。
とまあ、おばさんの妄想はこれぐらいにして(十分長いですが)、それ以外の事実をあっさりまとめておきますね
。
文吾を拉致した犯人は、みきおにも青酸カリを飲ませたようです。とはいえ、共犯だから量は調節した(狂言)のでしょう
。
みきおは文吾のパトカーに置き去りにされ、肝心の文吾の姿が見えなかったことから、森は真っ先に文吾を疑いました。それで馬淵が派遣されてきます
。
馬淵と森は文吾の留守の佐野家に行き、家宅捜索をしました。和子は、令状はあるのか!と詰め寄りますが、聞き入れてもらえぬばかりか突き飛ばされてしまいます。も~あれでお腹の子に何かあったらどないしてくれんねんっ!!
結局家からはなにも見つかりませんでしたが、これは「事件」としてマスコミに報道され、大勢が佐野家に押しかけてきました。
昔を思い出した心は皆を庇おうとして外に出ていき、文吾の無実を訴えますが、お前は誰だ、とまったく相手にしてもらえません。
そこで和子が出てきました。それが予告にあったシーンです
。和子は文吾を信じると断言し、押しかけてきた記者たちを虫けら呼ばわりして蹴散らしました
。
うっさい!うっさい!うっさーい!蚊柱みたいにブンブンブンブン集まってくんなっつーの!この虫けら記者!
この様子は、ビニールテープで目隠しをされた佐野にも聞かされています。文吾は大声で笑い、大いに和子を自慢しました。
いい女だろ、うちの嫁さん!ざまあみろ、この野郎!
そこで文吾はまたしてもスタンガンで気絶させられると、あっさり解放されました。
その後、山の中から、文吾の駐在日誌と書かれたフロッピーが発見されます。それを警察に通報したのは正志のようです。
このフロッピーは割れていたため、馬淵は即座に駐在へ行き、文吾のワープロを調べました。ワープロに残っていたのは、みきおが書いた文章です。あ~心は以前みきおのフロッピーを見つけた時、すぐに森に相談すべきでしたよね~。今となっては後の祭りですが
。
これまでの一連の犯行に関する「犯人」の日誌には新たな文章が追加されていました。「青酸カリは裏庭に埋めた」
馬淵はすぐに佐野家の裏庭へ行き、青酸カリを掘りだしました。こうして文吾は「連続殺人犯」に仕立てられてしまったのです。
どうですかね~おばさんの妄想もまずまず辻褄が合うような気がしませんか、って完全に洗脳しようとしていますね
。ま~ったく違っていたら、大いに笑ってやってくださいませね
。
予告によると、校長は「あんな思いをするのは二度と御免だ」的なことを語っていたので除外ですよね。
また同じく予告で文吾が警官の格好をして「お前だったのか」と言ったのは、以前のシーンだったのではないでしょうかね~。文吾は既に捕まってしまったので、またタイムスリップでもしない限り警官の格好はしないでしょうからね
。
それと~最後に鈴が写ったのもミスリードではないでしょうか。12年前の音臼村祭の時、鈴はまだ生まれていませんし、う~ん、令和における鈴の様子を見ても、あれが芝居だったとは思いたくありません。それじゃあ単なる何でもありですわ
。
心は何やら覚悟を決めたようなのですが~果たして家族を救うことができるのでしょうか?(と思いたい。万馬券がダメだったから、皆でタイムカプセルを開けることだけは実現させてほしい~)
最終回は拡大版だそうですよ~。今からとっても楽しみですね~
。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編