正直不動産 ネタバレと感想 第3話 "信用"は培うもの

山下智久さん主演、根本ノンジさん脚本の【正直不動産】〜第3話は「信じられるパートナーとは」です。そうですよね〜家を購入するなんて人生の一大イベントだろうに、最悪の事態を想定しない、のはやはり片手落ちでござりまするね😈。以下早速ネタバレです正直不動産のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

ペアローンの落とし穴

離婚カップル

永瀬のもとに3年前彼からペアローンでマンションを購入したカップルがやってきました💦。この室田夫婦は、3年前はこちらが気恥ずかしくなるほどの熱々ぶりでした、今やその愛はすっかり冷めきって離婚が決まったのだそうです😈。妻のえり香(小林涼子〜藤井ひかり@婚姻届に判を捺しただけですが)は、マンションを売ってその代金を分配したがっていましたが、夫の晃汰(松角洋平)は売りたくないと主張したため、永瀬は、ペアローンで購入したマンションは「共同名義」なので二人の合意がないと売れないのだと説明しました。するとえり香は自分が出ていくから、晃汰の単独名義に変えてほしいと申し出ます。その場合は残っているローンを全額晃汰が負担するようになるのだそうです。その額9200万円😨。しかもキャッシュで完済するか、新たに借り換えるしかないのだとか。

売り込む時は「夫婦が協力し合うことで、互いの負担を減らしつつ、すばらしい住まいを手に入れられる🌸」「結婚は悲しみを半分に 喜びを2倍に」などと良いことばかり並べ立てていたのですけどね〜。メリットは説明してもデメリットには口を閉ざしていたのが、過去の永瀬ですからね😎。

他にも多額のローンを抱えているらしい晃汰は、キャッシュは無理だから、ローンを組み直してほしいと命じました。するとまたしても風が吹き・・・

愛は目減りしても、借金はビタ一文、減らね~よ!分かったか!

室田夫妻が怒り出してしまったので、さすがの長瀬も次の言葉は心の中でつぶやきました😔。ほら、やっぱり結婚なんて罰ゲームでしょ😈。

永瀬は榎本に相談に行きますが、仕事と「思惑」は別だとばかりにキッパリ断られてしまいました。しかも、ペアローンのデメリットを説明しなかった永瀬が悪いと一方的に批判されてしまいます💦。晃汰は渋々マンションの売却を決意しました。秒速で、1円でも高く売ってくれ😤!!3年前に1億2千万だったマンションが9700万ですから、以前の永瀬ならすぐに売りさばけそうですが、嘘がつけない今となっては、もはや苦行でしかありません😭。

新婚カップル

この物件に目をつけたのは根尾直美(西原亜希〜矢島詩織@アンサング・シンデレラ)と祐樹(前原滉〜早川トオル@俺の家の話)の新婚カップルでした。しかもどう見ても「格差婚」らしく、永瀬は妻の直美を煽てればすぐ決まる😏!とほくそ笑みます。が、そこで直美は自分から「共同購入」を切り出しました。となると、黙っていられないのが「正直の虫😈」です。永瀬は、必死で口を抑えますが、虫は引っ込んでくれません😅。お二人は離婚の可能性を視野に入れてますか?😤

どう見ても格差婚だとまで言われた直美は激怒し、祐樹を急きたててさっさと帰ってしまいました😡。祐樹はこの物件を気に入っていたのに、と永瀬を批判します。永瀬は、じゃあ祐樹が説得してくれと泣きつきましたが、何せ「格差婚」ですから、祐樹に発言権などあろうはずがありません💦。

その後偶然、榎本と遭遇してこの話をした永瀬は榎本から「実際に・・・してみないと」と言う言葉を何度も聞かされました。榎本はてっきり永瀬が榎本に「ペアローン=結婚💕」を仄めかしていると誤解したのです🐒。それで永瀬は、実際に離婚したえり香に話をしてもらうことにしました。ちなみに榎本の誤解はそのままです😎。

形成逆転〜永瀬の場合

えり香の話は実に真実味があって説得力がありました👍。が、直美は今度は「離婚した夫婦」が住んでいた部屋など縁起が悪いと言い出します。そこでまた風が吹きました💜。永瀬は「ふたりは数年後に離婚する」と断言します😨。しかも「私は嘘がつけない人間だ」と駄目押ししました😵。直美はますます憤慨しますが、永瀬は「結婚の誓い」はとても過酷なものなのだと反論します。相手の顔を見たくない日もあれば、どちらかが仕事を辞める日も来るかもしれない。それでも最後まで支え合うのが「本当のパートナー」なのではないか。夫婦は対等なのだから、率直に意見を交わすべき

これで祐樹が奮起しました。僕はここを買いたい!これからは何でも二人で話し合って決めたい!!

これで何とか契約成立したようです💐。

カスタマーファースト

店舗賃貸

次は月下です。月下は今回社長から直々に店舗賃貸を任されました。同時にやはり店舗賃貸を任された桐山は、またしても「詐欺まがい」の営業テクニックを駆使してさっさと話を決めてしまいますが、月下は、それでなくても自ら「条件の悪い物件」を選んでしまったことから、なかなか顧客が見つかりません😔。

そこへようやく、定年を迎えた夫が妻に「駄菓子屋」をやらせたいという話が舞い込んできました🌸。夫の高田義明(大河内浩〜徳川頼宣@剣樹抄〜光圀公と俺〜)は警察官だったそうで、これまでさんざん苦労をかけた妻の咲江(宮田早苗〜圭一の母@しずかちゃんとパパ)に報いたくて物件を探していたのだそうです。

永瀬は、そんなに甘いものじゃない😤!とまたしても正直にこき下ろしましたが、月下から追い出されてしまいました😂。が、さすがの月下も、今の賃料と保証金ではかなり厳しくなるだろうと予想し、あれこれ調査を進めた上で、大家の「マダム」(大地真央〜中島ハルコ@最高のオバハン)に直談判に行くことにします。

このマダムは社長の古い友達だそうで、案の定、相手にしてもらえませんでした💦。そこで永瀬は、またしても正直に、今度はマダムをこき下ろします👍。商店街が賑わっていた10年前に購入した時の価格のままで、今はすっかりさびれ果てた店舗を貸そうだなんて、ビジネス感覚が鈍っているとしか思えない!そこを「この新入り」は借主を見つけてきたのだから、話ぐらい聞いても良いではないかナイスフォロー!

これで、話だけは聞こうと言ってくれたマダムに月下は、イートインスペースを設けた駄菓子屋を開くと語り出しました。案の定マダムは嘲笑しますが、月下はめげません。彼女はこの物件の周囲にある学習塾やスイミングスクールに来ている保護者たちに「どんな店があったら便利か」という質問をして回ったのだそうです。彼女たちは、子供が迎えを待つ場所があればいい、と答えたそうです。また翌年には近くに大型マンションが3棟完成するそうで、その入居者の多くはファミリー層なのだとか。これらはマダムが所有する他の不動産にも利益をもたらすに違いない💐。

それでもマダムは、そんな先のことは関係ないと、席を立ってしまいました😔。

月下が不動産屋になった理由

入社以来万年ビリの月下は今度こそクビを覚悟したそうです😭。永瀬は、月下のようなおっとりした人間がなぜ不動産屋になったのかと尋ねました。月下は「両親の離婚」がきっかけだと語り始めます。月下の両親は外資系の証券会社で働いており、都心に立派な家を持っていたのだそうです。が、リーマンショックで収入が減ると喧嘩が絶えなくなりました。その家を買う際、タチの悪い不動産屋の口車に乗って無謀なローンを組まされたためです💀。結局は家を手放すことになり、両親は離婚して、父は蒸発してしまったのだそう💦。

それで月下は不動産屋をひどく恨んでいたのですが、その後母と安いアパートを転々とした際、風呂なしで築年数も古いアパートだけれど、窓の外いっぱいに桜が咲き誇る部屋を紹介してもらったのだそうです🌸。この桜だけはこの部屋でしか見られない、そう言われた時月下は、家なんてただの箱だ、住む人間が幸せだと思える場所こそ良い家なのだと痛感したのだそう。月下はそういうことができる不動産になりたかったのだそうです👍。

形成逆転〜月下の場合

それからしばらくして月下にマダムから直接電話がかかってきました。マダムは、月下が置いて行った書類が分厚すぎて読むのが面倒だから、実際に来て説明しろと命じたそうです。月下は、また怒らせた😱、と凹みましたが、永瀬は「興味を持ってくれたんだ😁」と励ましました。マダムはどうやら賃料および保証金の値下げに応じてくれたようです💕。

月下が「駄菓子屋のチラシ」を配っていると、店など潰れた方がいい、潰れたらまた別の相手に貸せば、その分仲介料が取れる、とうそぶいていた桐山も手伝いに来てくれました😲。なかなかいいとこありますね。

エピローグ

誤解したまま別れた榎本を呼び出した永瀬は「人生最良の日は結婚式の日だが、最悪の日はそれ以降の毎日だ😈」とジョークを飛ばして嫌われました🤣。またミネルヴァ不動産の花澤は、永瀬と月下を調べさせていたようです🤔。

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