連続テレビ小説【舞いあがれ!】あらすじと感想 第2週 ばらもん凧、あがれ!
連続テレビ小説【舞いあがれ!】の第2週は「ばらもん凧(だこ)、あがれ!」です。これがまた実に良い話でしたよね〜💕。やっぱり高畑さんはサイコーですね👍。以下早速ネタバレです。
熱は不安のバロメーター
めぐみが大阪に戻ることになったと聞いた時もその翌朝も、舞は熱が上がりませんでした。が、めぐみを送った帰り道、一太たちが上げていたばらもん凧を一緒に上げようとして「失敗」した後は、また熱が上がってしまいます💦。「岩倉」というシールを貼った体温計を見ながらため息をついていた舞に、祥子は、まだ落ち込んでいるのか、と声をかけました。舞は、一太の凧を壊してしまった、と答えます。祥子は、一太は許してくれたのだろう(=それなら何も悩むことはない)と慰めますが、舞は布団にもぐってしまいます😔。
その日の夕食、舞は食欲がわかず、食事を残して休もうとしました。祥子は、もう熱は下がったのだから、自分の食器は自分で片付けるよう促します。やったことがないという舞には、この島では自分のことは自分でやるのだと教えました。有無を言わせない祖母の口調に、舞はおずおずと、見よう見まねでお茶碗を流しに運びます。
祥子は小さな踏み台を持ってきて、そこに上がって食器を洗うよう命じました。舞は言われたようにスポンジに洗剤をつけて洗おうとしましたが(おそらくはその洗剤のせいで)手が滑ってお皿を落として割ってしまいます。あっ!!😨舞は大騒ぎしますが、祥子は、よかよか、動かんでええ、と言って割れた皿を片付けました。
舞はその夜なかなか寝付けなかったようで、翌朝寝坊をしてしまいます。いつもならめぐみが起こしてくれていたのですが、祥子は朝食だけ用意してあとは放っておいたのです😁。舞は慌てて起き出すと、おばあちゃん、おばあちゃん!と叫んで、家中を走り回りました。祥子は畑から野菜を取って戻ってきて、どがんしたとね?(何をそんなに騒いでいるのか🙄)、と尋ねます。
舞は「もう8時半や!💢」と叫びました。なんで起こしてくれへんかったん?😭
祥子は、自分のことは自分でしろと言ったはずだ、と答えます。目覚ましをかけなかったのか?
舞はひたすら動揺し、どないしよ、遅刻する!😭と喚き立てました。祥子は、だったら急げ、と言い渡します。舞はいかにももどかしいと言ったふうにんんん〜!💢と唸って走り出しました
。学校までひたすら走り続けている途中で、めぐみの声が浮かんできます。走ったらあかんよ。すぐ熱出んねから
。舞は額に手を当てて、今度は歩き出しました。そこで飛行機が飛んでいく音に気づいて空を見上げます。
学校では既に授業は始まっていて、舞は気まずそうに入室しました。髪がもじゃもじゃのまま寝坊したと謝罪すると、クラスメートはこれをからかい、担任は明日から気をつけるよう注意します。授業が終わると舞は水道で手を濡らし、髪の癖を直しました。次の時間はカルタで方言を勉強したようですが、これまた舞はうまく読めずに皆に笑われてしまいます。
帰宅後舞は、しっかり熱を出しました😈。往診してくれた谷は舞を気の毒がりますが、祥子は「じぇったいよくなっけん🤗」と断言します。舞は医師が帰った後、自分は何をやってもうまくいかないのだと打ち明けました。祥子はできないことが嫌なのか?尋ねます。めぐみに叱られるのかと聞かれた舞はかぶりを振り、代わりにやってくれる、と俯きました。
祥子は「できんことは、次、できるようになればよか」と教えます。そっでな、できんなら、できることを探せばよかとぞ。舞は目をまんまるくして驚きます。できること😲??祥子は「およ〜🤗」(そうよ)と大きく頷きました。そして、今度の休みに熱が下がっていたら、祥子の手伝いをしてみないかと声をかけます。舞がやると答えると、朝が早いから、ちゃんと自分で起きるようにと言い渡しました。その夜舞は、熱が下がるよう祈りながら寝たそうです。
"ばんば"の手伝い
舞は朝一番に熱を計り、熱がないことに安堵しました。早速、祥子ばんば(おばあちゃん)とビワの実を採りに行きます。祥子は島中の(誰も採取しない)果物を採ってはジャムに加工しているのだそうです。
祥子は舞に脚立に上がって実をもぐよう命じました。最初は恐る恐るだった舞もだんだん調子が出てきて、次々と採りたくなってきます。手を伸ばして採れるところにはもう実がなくなってきたので、つい、隣の脚立に移動しようとしました。でもそこには採取したビワの箱が置いてあったため、箱が落ちてしまいます。舞があっ!😱とがっかりしたので、祥子は、落ちたものは拾えばいいと教えました。舞は(何も言われなくても)すぐに脚立を降りて散らばったビワを拾い集めます👍。祥子もこれを手伝いながら、次は手の届くところだけでいい、と教えました。
祥子は、収穫したビワを大きな鍋で煮込みます。舞は、祥子はなんでもできると感心しました。ひとりだから、なんでも自分でやるのだと答える祥子に舞は寂しくないのかと尋ねます。祥子は、島の皆がいるから平気だと微笑みました。
祥子は舞に「瓶詰め」も手伝わせます。これもまた、最初はこぼしてしまいましたが、2度目はうまく詰められました💜。1度目の失敗を繰り返さぬよう、慎重に慎重に行ったからです。舞はあ〜💕(今度はうまくいった)と声を漏らして、嬉しそうに祥子を見やります。祥子も満面の笑みを浮かべていました🤗。
その夜は、瓶にシール貼りもします。できたぁと満足げに語った舞に祥子は、苦労してできると嬉しいだろう?と声をかけました。舞も「うん」と頷きます。そのジャムは港のターミナルの売店に並べられました🌹。
失敗は悪いことではない
祥子は舞に手伝ってくれて助かったと礼を言います。舞は、でも失敗をした、と不安そうでした。それで祥子は、失敗はしても、最後はちゃんとできた、失敗することは悪いことではない、と教えます。大事なことは「手伝うと決めたことを最後までやり遂げたこと」だ。すごかことぞ!👍
でも舞は、めぐみや祥子のように何でもできるようになりたいと語ります。祥子は黙ってニコニコしていました。
そんな祥子も「失敗」をしてしまいます💦。久しぶりに船に乗って釣り客を送り迎えするのに、2時に迎えに来ると言いながら、舞と一緒にばらもん凧を作るのに夢中になって、時間を忘れてしまったのです😓。客はカンカンになって怒り、祥子は平謝りに謝りました。舞は不安そうに見守っていましたが、失敗した、と嘆く祥子の手を握り、「失敗は悪いことやないんやろ?」と尋ねます。祥子は暖かい笑みを浮かべて「およ」と答え、この優しい舞を抱きしめました💜。
できる(得意な)こと
祥子は、悠斗と舞が生まれたと聞いた時、ふたりにばらもん凧を作ろうとしたそうです。悠斗の分はできていましたが、舞の分は途中でした。それでまた作ろうとして「失敗」しちゃったのですが、その際舞は、一緒に作りたいと申し出て、下の方に、大好きな飛行機の絵を描かせてもらったのだそうです✈️。舞は絵を描くのが得意でした🌸。
どうやら舞には芸術的な才能があるらしく、きれいな貝殻を使って作る風鈴も皆から褒められました。舞はそれを祥子にプレゼントします。祥子はこれなら舞が大阪に帰れる日ももうじきだと確信しました。でもめぐみには焦らないよう伝えます。
走れ走れ!
その後舞は、一太の母の莉子(大橋梓)が産気づいた場面に遭遇しました😨。莉子は舞に誰か呼んできてほしいと訴えます。舞は走りに走って祥子を呼んできました。祥子も必死で走って駆けつけてきますが、舞はその祥子を追い抜くほどのスピードで走り続けます😍。祥子はすぐに船を出すと莉子を励まし、舞はもう一度、今度は莉子の家族を呼びに走り出しました
。皆浜にいるのだそうです。
こうして莉子は無事に出産しました。浦は祥子と舞に心から感謝します💐。病院からの帰り道、祥子は舞に熱は出ていないかと尋ねます。舞は初めてそのことに気づき😏、あんなに走ったのに出ていない😲、と不思議そうに答えました。祥子は、舞が走ったから、赤ちゃんや莉子や皆が助かったのだと言い聞かせます。がんばったね!🤗
五島の夏
8月がやってきました。舞は友達と五島の夏をめいっぱい楽しく過ごし、大阪のたかしにも絵葉書を出します。
が、一太から弟の慶太のためのばらもん凧を一緒にあげてほしいと言われてからは、状況が一変してしまいました。舞は前に「失敗」したことが忘れられず、しかも、一太の祖父が「体の弱い慶太」が元気になるようにとの願いを込めた凧だと聞くと、ますます失敗できないと怖くなってしまったのです😨。
でも一太は怒ってしまいました。一太にしてみれば、慶太の恩人でもある舞にも慶太の健康を一緒に願ってほしかったのに、それを断られたと臍を曲げてしまったのです💦。それから迎えた「お盆」のさまざまな行事にも、舞は進んで参加することができなくなってしまいました😔。
その様子をじっと見守っていた祥子は、舞は人の気持ちを考えられる子だが、自分の気持ちも大事にして良いのだと教えます💜。そしてめぐみに電話をして、心の中を全部話してみるといいと促しました。舞から事情を聞いためぐみは、舞が慶太の無事を願っていると聞くと、その願いが届くように、一生懸命やればいい、と勧めてくれます👍。
舞は意を決して一太に会いに行き、ばらもん凧をあげたいと伝えました。一太は快く了承したばかりか、最初に上げる役目を舞に譲ってくれます。舞が自分からやろうと言いだしたのはこれが初めてだからです。舞が心配そうに迷っていると、一太は、大丈夫、すぐに助けてやる、と励ましました。舞は「やってみる」とトライします。
舞は実に上手に操っていましたが、少し危なくなると、すぐに皆が助けに来てくれました。雄大に空を舞う凧に皆が歓声を上げていると、舞は祥子に叫びます。ばんば!凧、私があげた!!
祥子はうんうんと大きく頷きました。
祥子はこの嬉しい出来事をめぐみに報告し、舞はもう大丈夫、大阪に帰る時が来た、と伝えます。
別れ
舞が大阪に帰ると聞いた一太は早速駆けつけてきて、帰らないでほしいと訴えました😭。でも舞は、大阪には家族がいて、皆に会いたいから帰る、と自分の正直な気持ちを語ります。一太は渋々舞の気持ちを理解しました。舞はそんな一太やみんなのために貝殻風鈴を作ってプレゼントします。
祥子は悠斗と舞のばらもん凧を舞に土産に渡し、ばらもん凧をあげた時のことを忘れず=どんな向かい風にも負けずにたくましく生きろと言い聞かせました。舞はしっかりとした表情で「うん」と答えると、ばんば、今までありがとう、と伝えます。祥子は懸命に涙を堪えて精一杯の笑みを浮かべました。
「おいのこと忘れんなよ!」という一太ほか大勢に見送られ、舞は祥子の船=めぐみ丸でターミナルへと向かいます。そこにはすでにめぐみが来て待っていました。これからは自分が頑張ると語る娘に祥子は、頑張りすぎるな、と伝えます👍。ふたりがずっと疎遠だったのは喧嘩していたからなのではないかと心配していた舞は、そんな二人を見て安堵の表情を浮かべていました🤗。
ばんば!また来るな!(およ〜また来んね!!)ばんば〜元気でね〜!ばんば〜っ!!
舞は船の中でめぐみに「飛行機に乗りたい」と頼みます。めぐみはその願いを叶えてくれました。舞の喜びようったらありませんでしたね😍。これまでずっと見上げていた飛行機に乗って眺めた景色は一生忘れられないことでしょう。
自宅の前では、父と兄が迎えに出ていてくれました🌸。お父ちゃん、お兄ちゃん、ただいま!!
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