連続テレビ小説【舞いあがれ!】ネタバレと感想 第22週 冒険のはじまり
連続テレビ小説【舞いあがれ!】の22週は「冒険のはじまり」です。これもまた実に素敵な展開でしたね〜💕。舞はどんなネガティブな出来事もプラスに変えてしまう天才、いや、天使やね😍。以下早速ネタバレです。
クレーマー転じて・・・?
オープンファクトリーを成功させた舞たちは、梅津で打ち上げをしました。舞は、今後はもっとパワーアップして継続しようと声をかけます。参加した企業は大喜びで賛成し、参加しなかった企業も、次は参加したい、と意気投合しました。御園も、次は準備から取材させてほしいと申し出ます。
そんな賑わいの中、ひとりだけむっつりとカウンターに座っていた男性がいきなり文句を言い始めました😈。コサカイ鋼業株式会社の二代目の小堺(三谷昌登〜蟹江旬@ドクターX ~外科医・大門未知子~)です。
ええ気なもんやなあ。スクラムなんて組めるのは、体力のあるやつらだけや!俺らみたいな弱っちい工場からしたら、あんたらみんな目障りやねんっ!!
明日は我が身
小堺の会社は金網を作っているそうなのですが、今では需要が減ってしまい、倒産寸前なのだそうです。舞は思わず、亡き浩太がやはり同じように苦しんでいた時のことを思い出しました😨。今はほんまにしんどいけれど、これまでの思い出もこれからの夢も全部詰まったここを無くすわけにはいけへん。
舞は早速小堺の会社へ行き、金網の写真をもらってきました。大量生産では作れない細かい網目は相当の技術力が必要だそうで、舞は、その技術を使って何かできないものかと思案します。あれこれ考えたアイディアを臆せず小堺に提案しました。が、小堺は、これまで下請けしかやったことがないから、自社製品を作って売り込むなど到底無理だ、とまったく相手にしてくれません。
小堺をよく知る曽根武雄(蟷螂襲〜須崎昭夫@閻魔堂沙羅の推理奇譚)は、このまま何もしないで潰れるのを待つのか💢、と檄を飛ばしました。舞は、企画なら手伝う、と口添えします。その言葉通り、毎晩あれこれ考えたアイディアを手に、もう会社をたたむと言い出した小堺を説得にかかりました。オープンファクトリーで作った模型飛行機も、7社の技術を結集して作ったのだと力説します。
挑戦してみませんか?🤗
舞が持ち寄ったアイディアの中で、特に目を引いたのはハンモックです。小堺は、金網はできても支柱はできない、買い取ってくれるところがない、としぶりましたが、舞は引き下がりませんでした。支柱を作ってくれるところも、取引先も、私が探します!
今小堺が瀕している危機は、決して小堺だけの問題ではないと断言する舞に小堺は「逃げんなよ」と言い渡しました。も〜舞のしつこさを知らんね😏。はい!
舞は粘り強く協力してくれる会社を探し、ついに試作品が出来上がりました。出来は上々、あとは買い手を探すだけです。ここでもまた渥美が知恵を貸してくれました。地元産業を取り入れたリノベーションを考えている大学を紹介してくれたのです。
大学の担当者が見にきた時は、小堺自身も積極的に自社の技術をアピールしました。お願いします!皆の力を借りて、ええハンモックできたんです。ちょっとでも寝心地がようなるようにと皆で知恵を絞りました!!
小堺は、紋切り型の返事しかしない担当者の反応に諦めた様子でしたが、舞がもう一押しします👍。金網って面白いんですよ。ただの壁とは違う、頑丈やけどしなやかさがあります。私にも発見がありました(=学生たちにもきっとあるはず)どうか、前向きにご検討ください!!小堺ももう一度深々と頭を下げます。
すると、ひとりだけ最初から好意的な反応を示していた男性が、校舎の外壁をカラフルな金網で覆ってはどうかと提案しました。なんと壁は高さ50メートルにも及ぶそうです。あくまでもできるかどうかの確認だと(また紋切り型が😈)念押ししましたが、小堺は、やらしてほしい!と答えました。お願いします!!
起業
壁の受注が正式に決定しました🎉。それと同時に、舞にインテリアの仕事が舞い込みます。オープンファクトリーや小堺の件が実績となり、舞ならば、東大阪の色々な会社に声をかけて良いものを作ってくれるにちがいないと見込まれたのです🌹。めぐみは難色を示しましたが、舞は迷惑をかけないようにする、と約束しました。
この話を御園にしたところ、ちょうど営業に異動が決まったばかりの美園は、いっそのこと新会社を立ち上げてはどうかとアドバイスします。元請と下請けという従来の関係ではなく、町工場同士を繋げる。そこでできた品物とお客を繋ぐ。これはまだ誰もやったことのない仕事=冒険だ。もしこの冒険をするなら、自分もぜひ一緒にやらせてほしい。
「まだ世の中にないものを作り出して人々を笑顔にする」は亡くなった浩太の口癖でした。まさに舞は今、その浩太の遺志を継ごうとしているのですね🌸。
これを聞いためぐみは「社長として」はIWAKURAに集中してほしいけれど「母親として」は、舞のやりたいことをやってほしいと言ってくれました。でも、やはり「仕事=収入」になるかどうか心配だったので、悠人に相談します。悠人はたくさんの起業家を見てきた厳しい目で、舞の企画書を批判しました。でも舞は負けません
。
町工場は、せっかく良いものを作っても、その良さを評価される以前に「安さ」を求められる。周りに合わせて言われるままに値段を下げていくうちに、良いところを失ってしまう。
そこで悠人は、まずはIWAKURAの子会社として会社を立ち上げるよう助言しました。めぐみも承知してくれます。舞と美園はそれでありがたく妥協し、新会社を「こんねくと」と命名しました。英語の「コネクト=繋ぐ」と五島の「こんね=おいで」を合わせた造語です。デラシネに来ている広田大樹(中須翔真)と根岸陽菜(徳網まゆ)からヒントをもらったのです😁。
連載決定
一方では貴司も、リューが提案した「全国を回る短歌教室」を引き受けることにしました。それでも貴司にとっては今の生活も大事になってきたため、家を空けるのは月に7日にしてもらったそうです。その間デラシネも閉めたくないとバイトを雇うことにしました。古本の売り買いが目的ではなく、大樹や陽菜の居場所を無くしたくないからですね💜。
言葉は気持ちを伝えるためにある
この陽菜が、学校では「ヤバイ」「可愛い」「キモい」の3語があれば事足りると打ち明けたエピソードも良かったですね。陽菜は大樹にも(つい皆に合わせて)「キモい」と言ってしまったのだそう😵。
貴司は、この世に言葉がいっぱいあるのは「自分の気持ちにぴったり来る言葉を見つけるためだ🌹」と教えました。大樹に「キモい」と言ってしまった陽菜は大樹に「会いたくない」のか「合わせる顔がないのか」どっちか?と尋ねます👍。
そこで陽菜は大樹に言葉を尽くして謝罪しました。大樹もその謝罪を快く受け入れます。(謝ってくれて)ありがとう💕。
まとめ
この最後のボキャ貧のエピソードがまた実に鋭かったですね〜。個人的にああいう言葉は「照れ隠し」に使うものだと思っていたんだけど、実際それしか出てこないのでは、まさしく真意が伝わりませんよね😔。日本語には素敵な言葉がたっくさんあるのだから実にもったいないですよ。
ここ15年ぐらいでしょうか「気持ち」を伝える言葉が、何でもかんでも「思い」と表現されるのが耳障りで仕方なかったことをふと思い出しました😓。臍曲がりなおばさんは逆に「思い」という言葉を使いたくなくなったっけ💦。
自分の気持ち(微妙なニュアンス)を的確に表現できるようになるためにも、貴司の短歌教室は有意義になりそうで楽しみですね🤗。
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言葉は、気持ちを……そう!その通りっ!今週の、まとめ文章にも、感服…。言葉選び、完璧ですねっ!私も、そうありたい……。いつも、本当にありがとうございます。