連続テレビ小説【舞いあがれ!】ネタバレと感想 第23週 コウノトリは台風に乗って

連続テレビ小説【舞いあがれ!】の23週は「飛躍のチャンス」です。このドラマは本当に無駄がないですよね〜とひとりでにんまりしてしまった下世話なおばさんです😁。以下早速ネタバレです踊るカエル

初仕事

パンチングメタル

始動したこんねくとに早速仕事が舞い込みました。的場がパンチングメタルを作っている仙波和樹(森下じんせい〜小此木一夫@まんぷく)を連れてきてくれたのです。パンチングメタルとはスピーカーのカバーなどに使われている技術だそうですが、仙波はこのパンチング(打ち抜き)を使った絵を持参してくれました。

精巧なその作りを見た舞はすぐにこれはいけると直感しますが、仙波は「まだ頼むと決めたわけじゃないと牽制してきます。やはり実績がないことが響いていますが、舞はますます闘志を燃やしました。家に持ち帰ると、早速アイディアが浮かびます。「ランプ(のカバー)」です。

舞から報告を受けた仙波は大いに乗り気です。でも設計を頼みたかった的場には、照明器具の設計は難しいと断られてしまいました。そこで我妻という「職人上がりの社長」の名前が浮上します。照明器具にも詳しい我妻はなんでもやってくれるそうですが、かなり気難しいらしいのです。そんな時こそ舞の本領発揮ですね😁。

新しい仲間

案の定、我妻花江(久保田磨希〜スミス桜@PICU〜小児集中治療室)は、舞の企画書を見た途端に即、断りました。アカン。うちはやらへんでbye。我妻は、取引相手はIWAKURAだと聞いて足を運んできたのだそうです。

舞は必死で説得しました。こんねくとは確かに小さな会社で信用がないのは百も承知しているが、この技術は本当に素晴らしいから見てほしい。舞のめちゃ詳しい説明を聞いた我妻は、さすがに職人だけあって少しずつ興味を示し始めました👍。それでも舞が「IWAKURAのお嬢さんgirlだと知ると、いい気なもんや😤、と皮肉を言います。大きな工場は娘に会社を作って遊ばせる余裕があるんやな

舞は、東大阪の会社にものづくりを続けてほしくてこの会社を立ち上げた、と力説しました。まだまだ手探り状態だけど、とにかく新しいことを始めないことには現状は打破できない。その一歩を皆さんと踏み出したい!!anger

我妻は、中途半端に投げ出したら2度と仕事はしない💢、と引導を渡しました。覚悟があるならいっぺんだけ付き合うてやる😠。

我妻は約束通り、ランプを作ってきてくれました。その後は細かい調整をし、ついに試作品が完成します。舞が心から礼を言うと、我妻は「人の手に届くまでがものづくりだ」と教えてくれました。まだ完成してへんで。

予期せぬ展開😈

依頼主の仙波も大喜びです。ホームページに写真を載せると、問い合わせも来始めました。その一人が超大手のインテリアショップの瀧本(小堀正博〜三輪洋介@閻魔堂沙羅の推理奇譚)です。なんと瀧本は仙波を訪ね、このランプを自社で取り扱いと申し出たのだそうです。もちろん仙波は大喜びでした😍。

が、舞の心境は複雑です。瀧本はこのランプを1個1万円程度で国内外に販売するつもりだと語ったからです。御園は早速、それでは利益が出ないと反論しました。御園と舞は1個3万円で売ろうと考えていたからです😓。

瀧本は、その値段では誰も買わないと反論し、コストを抑えるために、デザインパンチング以外の部品は中国に委託するつもりだと説明しました。舞は猛反対します。設計から加工まで東大阪までやってこそ、この仕事の意味があると信じていたからです。でも仙波は、ここで売ってもたかが知れている、大手に頼んでたくさんの人の手に渡ってこそ、この技術が知れ渡る、と主張しました。

御園は仙波を身勝手だと憤慨しますが、舞はそう言い切れません。仙波にとってこれは一生に一度あるかないかのビッグチャンスなのです。こんねくとが販売を引き受けたとしても、そこまで売れる自信はまったくありません😔。

御園は、最終判断は社長の舞に任せるが、社長なら自社の利益も考えてほしいと言い渡しました。また我妻も、仙波だけが儲けた、と文句を言います。それじゃ、何も変われへんやないか!舞はひたすら頭を下げます。

信用は1日にしてならず

舞が落ちこんでいるとめぐみが慰めてくれました。信用は一朝一夕に手に入るもんやない。必死に頑張って実績作って、それを何年も積み重ねてようやっと手に入るもんや。落ち込んでる場合やないで!やれることからやって一歩一歩進んでいくしかあれへんねから🤗。

舞はようやく元気を取り戻しました。とにかくどんどん仕事をして信用を勝ち取っていこうと気合いを入れる舞には御園も大いに納得します。そうだよね、始めたばっかりだもんね。そして御園は、次はもっとターゲットを明確にしようと提案しました。ランプの件も、アイディア提供と企業連携による技術開発料を請求しよう、と意見するのも忘れません😁。

日々これ勉強

その「ターゲット」が思わぬところから明確になっていきましたはしゃぐmame

新しい一歩

久留美は、看護師としてのキャリアアップを目指し、フライトナースの勉強がしたいと考えていました。それにはドクターヘリのある長崎の病院で働くのが近道です。でも久留美は佳晴を一人にするのが心配でした。が、その佳晴もまた「久留美が悩んでいるようなのになんの力にもなれない」と悩んでいたそうです。

図らずもこの仲介役をしたのが悠人でした💜。悠人は、佳晴は久留美の子どもじゃなくて父親だ、と励まします。親父は子供が頑張っていれば頑張れるもの。(親子逆転は)もう十分ちゃうか?😏

その一方で、佳晴は最近ノーサイドの津田道子(たくませいこ〜鏡石亜紀@10の秘密!)とすっかり仲良くなっていました💕。久留美は、自分も新しい世界へ踏み出すから、佳晴にも一歩踏み出してほしいと願っていたのだそうです。

その願いを察した「照れ屋」の佳晴は、つい(津田と)「一緒になったら老後も久留美も安心や🐵」とプロポーズしてしまいました😵。津田は、あんたの家政婦になるのはごめんだ💢!と怒り出します。言葉選びを間違えたが、津田を大切に思っているのは本当だと悔やむ佳晴を舞が励ましました。もう一度ちゃんと話してみたらどないです?🤗

プロポーズの指輪

佳晴はこんねくとを訪れて「金属アレルギー」で装飾品を一切つけられない津田のために「指輪」を作ってほしいと舞に頼みました。舞はふたりの力になろうと快諾し、早速我妻に相談に行きます。チタンで指輪を作っていただけませんか?詳細を聞いた我妻は、いいところに目をつけた😏、とご満悦でした。厳しい納期もなんとかクリアしてくれます。佳晴は津田の誕生日にプロポーズしたかったのです💜。

このデザインがまた素敵でしたね〜。ラグビーボールを両手で抱え込んでいるデザインです。最初は(照れて)怒ったふりをしていた津田も、最後は笑顔で受け取ってくれました🎉。

金属アレルギー

一方の舞と御園は「金属アレルギー」の女性をターゲットにしたアクセサリーを考案していきます👍。これにはたくさんの注文が殺到しました💐。

台風とランプ

舞がパンチングメタルのランプを完成させた頃、東大阪の町を台風が襲いました😈。ちょうど悠人が久留美に佳晴の心情を教えていた頃です。下世話なおばさんとしては、酔い潰れた佳晴を送ってきた悠人が、台風がひどくて帰れなくなって、久留美との仲が進展するのかなと妄想しておりましたが(たぶん)さにあらず、仲良くしていたのは舞と貴司でした😁。

台風で停電になったため、ふたりは一枚の毛布にくるまり、ランプの光を楽しみながら「子ども」について話していたのです。幼馴染の二人だけれど、台風に対する反応はまったく違っていたのだそう。貴司は台風が来ると嬉しくて外に飛び出し「雨がぐるぐる回って洗濯機みたいや」と楽しんだそうですが、舞は怖くてめぐみの布団に潜り込んでいたらしい😨。

舞は、ふたりに授かる子どもは、台風を見て洗濯機みたいって思える子だったらおもろいな、と嬉しそうに微笑みました。貴司もそやなと答えます。さすがは朝ドラですね〜これで「子作り」を予感させてしまうとは😏。

案の定、今週の最後は、舞のこの報告で締めくくられました。貴司くん、赤ちゃんできた!💕

まとめ

いや〜あのランプを1個3万円で売れると思う方が甘すぎですよね💦。バブルの頃ならともかく、リーマンショック以降の日本で売れるとは到底思えん。そこで海外に目をつけたのはさすがですよね。日本好きな外国人に1万円でなら売れるかもしれん。

信用も何もない1からの会社なのですから、最初はすべてが勉強で、売れたらそれこそ儲けもんだ、ぐらいに思わなくちゃ。口では怒っていたけど我妻もそのへんは分かっていたからこそ、舞が1度の失敗にめげずに次の話を持ってきたのを快く承知してくれたのでしょう。

来週は久しぶりにばんばが登場するようです。お別れが近いのかも知れないと思うと寂しいけれど、ひ孫を見て喜ぶばんばの顔が早く見たいものですね🌸。

連続テレビ小説 舞いあがれ! Part2 (NHKドラマ・ガイド)
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