そろばん侍-風の市兵衛SP~天空の鷹~あらすじと感想 風と鷹の物語

向井理さん主演の【そろばん侍-風の市兵衛】が正月時代劇スペシャルとして戻ってきました


すらりとした八頭身の「風」の市兵衛と、寺尾聰さん演じる武骨な老侍「天空の鷹」の物語はまた実に見ごたえがありましたね~。正月のスペシャルドラマが豪華すぎて、なかなか連ドラのレビューに行けないのが贅沢な悩みでござりまする。


以下ネタバレのあらすじですそろばん侍~風の市兵衛スペシャルのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


宰領屋で次の仕事を物色していた市兵衛は、「そろばん」と「剣呑というキーワードに惹かれて用人の仕事を引き受けました。依頼人は中江半十郎(寺尾聰~飯山晴之@陸王)という北相馬藩から来た侍で、かつては「相馬の鷹」と呼ばれたほどの剣豪です。


中江は一目で市兵衛を信用しましたが、その娘の(山本美月~目黒すみれ@モンテ・クリスト伯)は、なかなか心を許しませんでした。北相馬から出てきて以来、田舎者だという理由でひどい目に遭ってきたようですね


市兵衛は、なんとか節の信頼を得ようと、市兵衛を試すよう申し出ました。何でも中江は、江戸での費用を捻出するために家宝の慶長の大判を持参してきたらしいのに、両替屋で騙されてしまったようなのです。大判1枚は17両2分が相場だというのに、中江は5両しかもらえなかったのだそう


市兵衛は早速二人を伴って、件の両替屋に乗り込みました。市兵衛が言葉巧みに挑発すると、両替屋はついに語るに落ちてしまいます


市兵衛は、さすがにそろばん侍と異名をとるだけあって、この詐欺の落とし前を「利息」で付けさせました。相手はならず者を使って市兵衛を追い出そうとしましたが、到底敵うはずもなく、結局は総額で30両手に入れたそうです


節は、江戸へきて初めて良かったと思えた、と嬉しそうに語りました


こうして無事中江に雇われた市兵衛は、早速、「付込帳」を渡されました。中江の長男=作之助(中山麻聖)が遺したものだそうです。


作之助は、北相馬・中村家江戸屋敷で勘定人をしていたのですが、いきなり病死したとの連絡が入ったそうなのです。


仔細を知りたいといくらお城に尋ねても要領を得なかったところ、今度は作之助がしたためた文が届いたのだそう。そこには、もし自分に何かあったなら、江戸の徳五郎店の瓦職人=甲吉という男を訪ねてほしいとかかれていたのだそう。


またその文には、たとえ作之助を罵る者がいたとしても、それは偽りで、恥じることなど一切ない、父の薫陶を受けて「人」となった自分をどうかどうか信じてほしい、と綴られていたのだとか作之助は立派な武士だ( `ー´)ノ


その甲吉が預かっていたのが付込帳だったという訳です。が、剣一筋だった中江には、その帳簿にどんな意味があるのか読み解けなかったため、「そろばん」のできる用人を探していたのだそうです。


その中江に対し、息子の作之助は剣術が苦手だったそうで、幼い頃から得意だったそろばんで江戸勤めを認められたのだそう。


中江はそんな息子を認めようとせず、剣によって主君に仕えてこそ武士だ、金勘定での出世などにすぎぬと言ってのけたそうです。息子の門出すら見送ろうとしなかった中江の、現在の心中は察するに余りありますね


市兵衛はそんな中江の気持ちを汲み、付込帳を精査しました。そこには中村家の金の出入りが記されておりましたが、どうやら「空手形」をたくさん振り出していたことが判明します。空手形の発行は公儀も固く禁じていたそうです


それなのにその手形は年々恐ろしい額で膨らんでいたそうで、それは将軍家から輿入れした北相馬藩中村家の正室=桝の方(斉藤由貴~早瀬顕子@お母さん、娘をやめていいですか)の浪費が原因らしい


その借金はいまだに一銭も返されていないそうで、このまま不渡りとなればすべてが明るみに出て、中村家は厳罰に処せられてしまうのだとか


作之助はこの不正を正そうとしたために、殺されてしまったのです。表向きは、すべての罪を着せられての切腹となっていましたが、実際には口封じで殺されたようです


しかも作之助を手に掛けたのは、ともに中江の道場で剣を学び、どうやら節の恋人だったらしい上林源一郎(松下優也~入谷廻@インハンド)だったというから驚きです。源一郎は何もかも承知で出世のために幼馴染を手に掛けました


この筋書きを描いたのも桝の方だったそうです。桝の方は金を手に入れるために、(目の見えない)検校・漆原忠悦の娘=(松風理咲~上野美咲@先に生まれただけの僕)を安藤家の養女=鶴姫にして息子の憲承(中島来星)の正室に迎えたという謀略家です。


付込帳が奪われたと知ってからはこれを捜すために祇円(波岡一喜~直蔵@立花登青春手控え)という殺し屋を雇って、すべてを知っていた中間とその女を殺したそうです


どんなに凄腕の殺し屋とて、相手がひとりであれば、市兵衛の敵ではありませぬが市兵衛、カッコいい!ヽ(≧∀≦)ノ


が、卑怯な中村家は、息子の汚名を晴らそうとして乗り込んできた中江と市兵衛をなんとしても殺そうと、家中の者を総動員してきました飛び道具とは卑怯なり!( `ー´)ノ。剣で敵わぬとみると、槍に矢に鉄砲まで持ち出したのにはホトホト呆れましたね。そもそも息子夫婦の婚礼の祝いの宴に合わせてふたりを呼びつけたというのが、また凄まじい


市兵衛はともかく、中江は、やってきた家来たちの中に相馬の道場の弟子たちがいたのがなんとも痛ましかった。中江は弟子を殺すわけにはいかぬと語ったのですが、その弟子たちはためらうことなく剣を振りかざしてきたのです。それは源一郎も同様でした


節からも、人としての心を失った源一郎は、中江の手で打つのが彼のためだと言われていた中江は、源一郎を含む弟子たちを皆成敗します。あの世で作之助に詫びるがいい!


市兵衛は、どんなことをしても中江を生きて外に連れ出すと誓いましたが、中江は、なんとかして外に出てきたところで市兵衛に付込帳を渡し、ついにこと切れてしまいました死ぬな、半十郎!


中江が市兵衛にそろばんを学んだ理由を聞いて、息子にもそう聞いてやればよかったと悔いていたのが、なんとも悔やまれますね


も~そこによ~~~~やく片岡信正が駆け付けてきます信正、遅いぞ!!( `ー´)ノ。どーせ来るならどーしてあと一歩早くこれませんでしたかね


家老の筧帯刀(矢島健一~相楽孝彦@3年A組)は市兵衛が渾身の力で投げつけた槍の怪我がもとで死亡し、留守居役の小池辰五(近藤芳正~平野長泰@真田丸)は切腹、藩主の中村季承(利重剛~我聞慎介@凪のお暇)はショックのあまり寝たきりとなり、その後を継いだ憲承は、母に出家を命じたそうです。咲に罪はないものの、娘が大名家の正室となったからには、漆原検校はますます権勢をふるうのではないかと心配でござるが


節は北相馬に帰って寺子屋を開くそうです。長屋の老人からそろばんを習ったそうで、作之助のような者を育てるのだと決意を語りました。市兵衛には、最初の約束の2分ではなく他に色々してもらった代金として1両以上払うと申し出ましたが、市兵衛は、約束の分だけ受け取って、残りは節への餞別だと返します


私は渡りの用人。決められた給金以外は頂きません


北相馬の海に吹くとその風に乗って空を舞うの構図がなんとも物悲しかったですね


福島県の相馬市は3.11の大震災でも甚大な被害に遭われましたが、昨年の台風でも川が氾濫してたくさんの方が避難を余儀なくされたそうです。1日も早く穏やかな日々を取り戻されますことを、この場をお借りして、心よりお祈り申し上げます。



風の市兵衛


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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