SUITS/スーツ2 ネタバレと感想 第4話 ホンマに蟹江が好っきやねん
織田裕二さん&中島裕翔さんの月9、【SUITS/スーツ】の4話でもまた蟹江が大活躍で楽しかったですね~。おばさんはイケメンも好きですが、物事にはやっぱりバランスというものがあると思うんですよね
。イケメンばかりじゃ鼻についてつまらないけど、ああした姑息で小心者の愛すべき勘違いキャラがいることで、他のイケメンも好ましく見えてくるというか
~精一杯心から褒めてるつもりなんですが
。特に、敵として現れた高嶋政宏さんがカッコ良かったですわ~
。
とおばさんの好みはこれぐらいにして、以下あっさりネタバレのあらすじです
。
まずは気になる甲斐の事件ですが、甲斐はコースタル・モーターズの代理人をしており、かつてコースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死したケースでコースタルを弁護しました。遺族はボンネットの欠陥を疑っていてコースタルを訴えましたが、コースタルと甲斐は全面的にこれを否定して勝訴したのだそうです。その時の遺族側の代理人が富樫文弘(髙嶋政宏~本多忠勝@おんな城主直虎)のようでしたね
。
今回その富樫がこの勝訴を覆す証拠を見つけたと言ってきました。それが1&2話合体SPの冒頭に出てきた「メモ」です。そこにはボンネットの欠陥について記されており、コースタルの社員がこれを認識していたことは明白でした
。富樫は、甲斐もまたこのメモの内容を知っていたに違いないと確信していたようです
。
甲斐は早速、コースタルの神崎社長(伊藤正之~石川数正@真田丸)に会いに行きました。すると神崎は、富樫が再審を持ち出してきたのは、コースタルに原因があるのではなく、甲斐への恨みから因縁を付けてきているのではないか、とうそぶきます。災いを持ち込んだのは君なんじゃないのか?
裁判の後株価が暴騰して儲けた神崎のこの言いようにむかっ腹を建てた甲斐は、首にすればいい、とのたまいました。甲斐は解雇されることでコースタルへの守秘義務が無くなることを選んだのです
。
そこで次はそのメモを書いたと思われる大原陽子という女性に会いに行きました。大原はでも、ボンネットの欠陥について文書にしてはいけないと社長に命じられたから口頭で伝えたと証言します。その時社長は対処すると答えたにもかかわらず、既に生産された車に関しては何もしなかったことで人身事故が起きてしまったのだそうです。
それで甲斐は再度神崎に会いに行きました。大原から聞いたことに対する守秘義務はないと言い切り、神崎の隠ぺいに加担する気もないと言い渡します。あなたのせいで、俺は法廷で被害者を侮辱してしまった!!
甲斐は遺族に対して十分な賠償金を払って謝罪するよう促しました。そうしないなら、あなたの隠ぺいを公表する。
そうなれば、日本支社の社長である神崎が、まっさきにアメリカ本社から切られる、と脅します。あなたが私を首にしたように。
神崎は慌てて富樫に連絡をしてきたそうで、遺族は和解を受け入れることにしたそうです。が、富樫は甲斐を許さず、甲斐への訴えを取り下げる気はないと豪語しました
。
そしてこのことがついに上杉の耳に入ります。これは、上杉の忠犬ハチ公と化した、でもそのために甲斐に頭を下げるのは嫌な蟹江が、大輔を利用し、その荷物の中に盗聴器を忍ばせておいたからです
。も~蟹江をそんなに信用しちゃあかんて
。
が、上杉は、意外なことに、一緒に戦いたいと申し出ました。甲斐先生に非はないんだろう?
あ~それで模擬裁判をして対策を練るのですね~きっと。
一方、甲斐に命じられて当時の書類を調べまくっていた玉井が、ついに、例のメモのコピーを見つけてしまいました。しかも署名欄には玉井加耶子のサインもあります
。
「裁判で不利になると思ったんで私が隠したんです」
冗談が冗談ではなくなってしまいました。その玉井が、甲斐を好きなために他に恋人を作れなくて寂しい思いをしていたのがなんとも気の毒でしたね
。マッチングアプリには星の数ほど男性がいるのに、って
。
さてお次は蟹江です。蟹江は今回、真面目に、イタリアンレストラン=ワガママ・イタリアンの事件に取り組んでいました
。聖澤に失恋して仕事に身の入らない大輔は、そんな蟹江のもとに修行に出されることになります
。まずやらされたのは「蟹江の10箇条」を記憶すること
。まずは結論から言うこと、発言の前と後には、Sirを付けること、もその1つだそうです。Sir, yes, sir!!
てな具合です
。
問題は、このワガママ・イタリアンが同業者の「オキラクイタリアン」にパクられたこと。大輔は不正競争防止法で攻めようと提案しますが、相手側の代理人の吉岡がまたいかにも蟹江そっくりな卑劣なメタボリック弁護士
で、これはパクリではなくオマージュだなどと言い出します
。
これに怒った蟹江は、まんまと相手の術中にハマりました。オキラクがどんなに真似をしても、ワガママには遠く及ばない、天と地の差だ!などとわめいてしまったのです
。
似てないとおっしゃるなら、問題ありませんね。
そこで蟹江は世論を動かすことにしました。いや~弁護士らしからぬ、いかにも蟹江の考えそうなことです
。しかも、マーケティング担当課長の小里の待遇が、いかにも自分のそれに似ていたのをするどく見て取り、かれのやるせなさを刺激します
。
毎日一生懸命働いているのに、何度も何度も昇進を見送られるその痛みが私には分かる。毎日120%を出すのは何のため?会社に虐げられるため?今なら反旗を翻すこともできる!
なるほどね~それで蟹江は上杉に付くことにしたのですね。
小里はこれに同意し、パクリなど止めるべきだと主張して、オキラクは破産申し立てをすることになりました。でもそれじゃあ賠償金が回収できません。そこで大輔はオキラクを買収すればいいと提案しました。ライバル社をつぶして救世主として名をあげる。その上事業も拡大と一石三鳥になります。それほど大輔は泥風呂が気に入った、否、蟹江を見直したのです
が、それが大きな間違いだったという訳で
。
「SUITS」はますます面白くなってきましたね~。続きもとっても楽しみですね
。
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