最高の教師 ネタバレと感想 第2話 距離感は大事・・・でも??
松岡茉優さん主演の学園ドラマ、【最高の教師~1年後、私は生徒に■された】は実にメッセージ性の強いドラマですよね。2話の「拝啓、人を信じぬあなたへ」では学校内の問題にとどまらず、家庭内にも切り込んできました👍。以下早速ネタバレです。
離婚届
夫の蓮が離婚届を突きつけてきました。「前回」同じことが起きた時、九条は、その理由はわからないけど「最後ぐらいは良い妻でいたい🐒」と黙ってこれを受け入れたのだそうです。でも今は違っていました。相変わらずどうしてよいかは分からないけれど、このまま夫と別れたくはありません。
九条は考えに考えた末、とりあえずは自分の気持ちを伝えることにしました。子どもみたいなこと言うようだけど、私はあなたと別れたくない!
蓮は、そうした九条の態度に良い意味で驚き、もう一度考えさせてほしい、と答えたそうです🌹。
鵜久森の変化
一方のクラスでは鵜久森への対応が一変していました。皆がさりげなく鵜久森に声をかけ、何事もなかったように接しているそうです。鵜久森自身も戸惑いながら、これに答えていました。それでもまだ心を許すことはできずにいます。その反応は正しくて、他の生徒たちはこれ以上九条に尻尾を掴まれたくなくて、猫をかぶっているだけなのです👎。
そんな鵜久森が、ある生徒のちょっとした行動に目を止めました。1話で九条に金を借りた瓜生陽介(山時聡真〜今井@ここは今から倫理です。)です。瓜生は窓ガラスに映る自分の顔を何度も確認していたそうです。鵜久森は九条に、自分も前の日に泣いた時、やはり同じように自分の顔を何度も見ていたものだと伝えました。
こんな私がクラスメートを気遣うなんておかしいんですけど💦〜鵜久森はそう苦笑しましたが、これこそ彼女の心に少し余裕が生まれた証ですよね💐。
瓜生の事情
九条は、その瓜生が、友達の向坂俊二(浅野竣哉〜神城ユウマ@オクトー~感情捜査官心野朱梨~)と一緒に自分を襲って動画ファイルを奪おうとしたと察しています。瓜生が金に困っているのは決して嘘ではなく、彼は14の時からずっとバイトをしては、シングルマザーの母=梓(中島亜梨沙〜阿部悦子@教場0)に金を渡していたのだそうです。
「前回」この瓜生は、家の借金のせいで転校を余儀なくされました。九条はこれを回避するため、瓜生に金を渡そうとも考えましたが、自分からでは受け取らないと思い、高校時代の親友で、居酒屋を営んでいる早乙女智美(森田望智〜守屋好美@妻、小学生になる。)に頼んで瓜生を雇ってもらったのだそう。この早乙女もまた金銭的な理由で高校を中退していたことから、瓜生の心情を理解してくれたようでしたね。
借金取りの取立てが厳しくなり、家を追い出されるのではないかと心配した瓜生は、早乙女に頼んで給料の前借りをすることにしました。家に帰ってその金を梓に差し出すと、梓は大いに喜んで、これで春物の服や化粧品が買えると喜びます👿。瓜生には大学進学を諦めるよう命じたくせに、です😤。
そこへ九条が向坂を連れてやってきました。向坂もまたバイトで貯めた金を持参しています。これを梓に渡して、なんとか瓜生を卒業まで学校に通わせてほしい、と頼み込みました。瓜生は恥ずかしさでいっぱいになります😨。なんで向坂を連れてきたんだ!!向坂は、そんなちっぽけなプライドなど捨てろ、と諭します。良い大学入って良い会社に入って、札束で俺の顔を叩けば良いじゃないか!
また九条は瓜生に、梓に本音をぶちまけるよう促しました。親は子どもに「育てた恩」を突きつけて口を封じるかもしれないが、子どもはその理不尽な扱いに対して怒って良いのだと教えます👍。瓜生の怒りがついに炸裂しました。
弟たちのために働くならまだ我慢もできる。でもなぜ俺が働いた金を、他の見知らぬ男に渡すんだ!?俺は母ちゃんのなんなんだ?都合よく金を運んでくるアホか?俺はあんたを許さないっ!!
梓は、瓜生は大切な息子だなどと言ってその場をやり過ごそうとしましたが、瓜生は許しませんでした👊。彼はきっとこれまでにも何度も信じては裏切られてきたに違いありませんね。一生かけて許させてみろよ!!
梓のあの怨みがましい目つきを見る限りでは、たとえ口ではなんと言っても、この母親が改心するとは到底思えませんでしたね😔。弟たちもまだ小さいことですし、九条は瓜生の了承を得て児相に相談した方がよかね。
九条は、礼を言う瓜生と向坂に対し、他にやることがあるだろうと促しました。ふたりはすぐに気がついて、鵜久森に心から謝罪します💜。D組の生徒はまたしても鵜久森を仲間はずれにする方向で動き出したため👎、それを彼女に伝えた上で、一緒に帰ろうと誘いました。これは大きな前進ですね。
殺害予告
と思いきや、D組の黒板には「九条里奈を殺害する」と書かれていました😨。
距離感とは?
3年B組担任の森育男(細田善彦〜望月玲二@群青領域)が生徒たちに、何気なく「春休みどこかへ行ったか?」と声をかけたら早速父兄から、子どもをどこにも連れて行けない家庭もあるのだから、経済格差を気遣ってほしいとのクレームが寄せられたそうです💀。教頭の我修院学(荒川良々〜池澤英介@100万回言えばよかった)は、距離感が大切だ、と注意しました。
最近、この「距離感」と言う言葉をよく聞くようになりました。確かに「相手のプライバシーにズカズカ入り込む😈」のはよくないけれど、春休みにどこかへ行ったか?と尋ねるぐらいはむしろ「社交辞令」ですよね。そんなことで傷つくようでは、社会に出てから生きていけませんよ。こういうの聞くと、心の底から先生たちに同情しちゃいますわ😫。「メンタルが弱い子ども」を作っているのはまさにこういう親たちですヨ
。
まとめ
つい先日、我が子に下剤を飲ませて入退院を繰り返させては共済金の6万円をもらっていたと言う恐ろしい母親の事件が明らかになりました😱。入院回数は40回以上に及び、この母親は500万以上の金を受け取っていたそうです。どう考えても異常としか思えないこの事態に、医療関係者はこれまで誰一人疑問を抱かなかったのでしょうか🤨?これも患者のプライバシーに立ち入ってはいけないという「距離感👿」のなせる技ではないのでしょうか😤。
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