最高の教師 ネタバレと感想 第5話 詩羽さんの「17」に胸が熱くなった
松岡茉優さん主演の学園ドラマ、【最高の教師~1年後、私は生徒に■された】の5話は「拝啓、変り者と呼ばれる貴方へ」です。おばさんは詩羽さんという歌手をまったく存じ上げなかったのですが💦、素晴らしいアーティストだったのですね〜❣️。劇中、彼女が歌った「17」には大いに心を揺さぶられました。
ドラマのメッセージもいつも通り素晴らしかったです👍。以下早速ネタバレです。
普通って何?
3年D組の瑞奈ニカ(詩羽)はプロの音楽活動をしている少女です。そのせいもあり、いつもクラスから浮いた存在でした。でも彼女は、音楽活動を始めるずっと前から、好きなことや物が他人のそれとは異なることが多く、そのために「変」だとか「変わっている」などと批判されてきたのだそうです。
瑞奈も最初は皆が正しく、自分が変なのだと思って(思わされて)いたらしいのですが、ある時ふと「普通って何?」と思うようになったそうです。そんなもん、クソ喰らえだ😤!誰かと違うことしかできないのなら、違った道から渡せる物で、誰かにとって必要な人間になる、彼女はそう誓ったのだそうです。
それでも迷う時がある。そんな時はいつも椎名林檎の「17」を聴いていたのだそう。瑞奈は、文化祭でこれを歌い、彼女を「排除」しようとしたヤツラに拍手をさせてやる、と豪語しました。それだけ彼女は、自分の心に、歌に、自信を持っていたのですね。
ちなみに彼女の伴奏をしたのは、やはり昔「変わっている」と皆から区別されてはこの「17」に救われていたらしい、九条の親友で江戸川のクララ・シューマンこと勝見夏穂(サーヤ)です。
〜もちろんこの楽曲自体が素晴らしいんだけど、でもこれは是非、見逃し配信ででも詩羽さんご自身の歌(言葉)を聴いていただきたいです〜
文化祭
彼女が文化祭でこの歌を披露するに至った経緯を簡単にまとめました。
2学期が始まりました。九条はホームルームで「文化祭」について説明します。3年D組では喫茶店を行う予定でしたが、これに加えて「体育館イベント」の運営も任されたそうです。おそらくは九条がある目的を持って引き受けたものと思われます。
九条はこの体育イベントの責任者として、クラスの催しになどまったく興味のなさそうな瑞奈を指名しました。誰も「本当の自分」を知らないという事実に愛想が尽きて、殻に閉じこもっていた瑞奈は、九条の言葉に驚きます。え?どうして私が??😨
九条は、学外での音楽活動をしている瑞奈なら力を発揮してくれるだろうから、と説明します。クラスメイトたちも、その多くは好意的に励ましました。私たち、手伝うよ。(プロの瑞奈が)主催のライブイベントならきっと盛り上がるに違いないから!!
が、この文化祭を最後にダンス部を引退する予定の生田やよい(莉子)は「有名人風吹かせて私たちの青春をぶち壊すのだけはやめてね」と嫌味を言いました。
それで瑞奈は九条の後を追いかけていき、この依頼を断ろうとします。九条は、文化祭の前日にある問題が生じて、今年の文化祭は無くなるのだと教えました。そして、それを止められるのは瑞奈だけだと伝えます。あなたの生き様で、彼らの当たり前を変えてください。
その後、マスコミがこのことを嗅ぎつけて騒ぎ出します。事なかれ主義の教頭は、文化祭当日は瑞奈に休んでもらうよう提案しました🐒。1周目の九条はこれをあっさり受け入れたそうですが、2周目は違います。世間の脅威から生徒を守るのが教師の務めだと豪語し、その方法は担任である自分が考える、と断言しました。
当の瑞奈も、早速、文化祭を欠席したいと言ってきました。とそこへ九条の親友=早乙女がやってきます。早乙女もまた高校時代、文化祭に出たかったのに家庭の事情でその前日に退学したため、出られなかったのだそうです。死んでも出た方がいい!!
瑞奈はそれでも、自分だけの問題ではなく皆に迷惑がかかるから、と迷っていると、早乙女は「大事なのは自分の心に嘘がないかどうかだ」と指摘しました。その記事が出ても学校に来たってことは、一度は戦おうと思ったんでしょう🤗?早乙女は瑞奈のファンだったのだそうです😁。
早乙女の話はどうだったかと聞かれた瑞奈は、ちょっと照れたように「控えめに言って・・・最高かな🎉」と晴れやかな笑みを浮かべました。これがきっと彼女の(楽しい時の)口癖なのでしょうね。
それからD組の生徒たちは生き生きと活動し始めました。瑞奈はもちろんのこと、他の皆も、瑞奈の役に立ちたいとあれこれアイディアを出し合います。鵜久森は皆から推薦されて、オリジナルTシャツのデザインを担当しました👍。
が、この様子を見ていた相良は「吐き気がした👿」そうで、1周目と同じ計画を1週間前倒しにしてきます。前回江波を騙した浜岡に命じ、D組が用意した文化祭の備品をメチャクチャに破壊させました😱。
常識を覆す!
鵜久森も2周目
他の生徒たちはこの仕打ちに打ちひしがれてしまいましたが、鵜久森は「今回はまだ1週間ある」と彼らを慰めました。この言葉から後に九条は、鵜久森も九条同様、2周目を生きていると察します😲。
責任の所在
生田は、それ見たことかとばかりに、瑞奈の責任を追求しました。あいつが調子に乗ってるからこんなことになったんだ!😤
でも九条は、瑞奈は何も悪いことをしていない、と皆に分からせようとします。瑞奈は文化祭の準備を心から楽しんでいたのです。悪いのは、そんな瑞奈や楽しげに彼女に協力していた皆の笑顔を曇らせたいと、卑劣なことをした輩なのです👎。
ピンチをチャンスに
九条は、そんな輩が一番悔しがるのは、嫌がらせをされた彼らがそれをちっとも気にせずにまた「調子にのる」ことではないのか、と問いかけました。皆で調子に乗ってみませんか!?😁
子どもたちは次々とアイディアを出し合いました。こうして「調子に乗った彼ら」は、もう誰にも止めることができなかったそうです。
文化祭は大成功!
こうして文化祭は大盛況でした。体育館イベントの「責任者」の瑞奈は、誰よりも生き生きと指示を出しています。それを見た生田は、文化祭を楽しんでいるか?と尋ねました。瑞奈は「控えめに言ってサイコー!」と答えます。生田は「ごめん」と謝りました。
そして最後のダンスを踊り終えた生田は、そのステージで、次は瑞奈に歌を歌ってもらう、と発言します。瑞奈は驚きましたが、九条が背中を押しました。ここから冒頭に戻ります。いや〜あの歌、何度聴いても素晴らしい😍。
2周目の人生
星崎透
正確にいうと、これは前回の4話で明らかになったのだけれど、九条の映画を撮りたいと語っていた星崎透(奥平大兼)は「べすとほっぷ」にカメラを仕掛けており、九条の発言から彼女が2周目を生きているのではないかと気づいたようです。それを前回のラストで鵜久森たちに伝えていました。今回星崎はそれを九条自身にぶつけましたが、九条はきっぱり否定しています。案外この子も2周目だったりするのだろうか?🤨
鵜久森
上でも少し触れましたが、どうやら鵜久森もまた、九条同様「2周目」を生きているらしいことが判明しました。それも九条より早く2周目を生きていたらしい。それで彼女はことあるごとに、素早く九条のフォローに回っていたのです👍。
その鵜久森に東風谷が恋を告白しました💐。これはでも、九条に対する蓮の態度が激変したように、鵜久森が変わったことから生じた結果💜〜1周目には起きなかった出来事なのですよね、きっと。
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どうもこんにちは〜 鵜久森は前回一学期に自殺してるので、前回文化祭を経験してないから『今回はまた、1週間ある』という発言からもしかしたら3回目とも考えられるかもですね〜🤔 しっかしあのアイマスク先生が気になります(⌒-⌒; )