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白い巨塔 ネタバレと感想 20年ぶりに再視聴して感じたことをつらつらと

山崎豊子さん原作、井上由美子さん脚本の【白い巨塔】を視聴しました。これを最初に見たのは2003年のフジテレビ「木曜劇場」だったと記憶していますから、あれからもう20年も経つというのに、内容はまったく色褪せることなく、今でも十分に考えさせられる内容でした

今回はBS11で週に1度2時間ずつの放送で、昨夜が最終回(20話&21話)だったのですが、夢中になって見入ってしまい、昨夜はなかなか眠りにつけなかったほどです💦。

私ごとで恐縮ですが、6年前に母を肺がんで亡くしたこともあり、放送開始当初の視聴は二の足を踏んでいたのだけれど、途中からちょっとだけと覗いたところ、止められなくなって現在に至った次第です。

20年前に見た時は、頭では、里美先生のいうことが正しいと理解しながらも、その一方で財前の主張も否定することができませんでした。当時はもともと唐澤さんが好きだから贔屓目に見たのだと思っていたけれど😅、今回、しかも母に対するドクハラで何度も嫌な思いをしたにもかかわらず、やっぱり財前を哀れに思わずにいられなかったのが、自分でも不思議でなりません。

昨夜からそのことが気になってならず、今でもまとまりはつかないのですが、ここでちょっとだけ、つらつらと語らせていただこうと存じます。自分が正しいと主張するつもりは毛頭ありません、念の為👻。

東教授によるモラハラ

この印象は、昔も今もまったく変わりませんでした😤。主人公、財前五郎(唐沢寿明〜壹岐正不毛地帯ボイス~110緊急指令室)の上司である東貞蔵(石坂浩二〜吽慶@剣樹抄〜光圀公と俺〜)は、浪速大学という国立大学医学部・第一外科部長の教授でありながら、弟子でもある財前が自分より格段に優れたオペの技量を有していたことが気に入らず、何かにつけて財前を批判するようになります。確かに東の言うことは一見正しいのですが、その裏に「財前への嫉妬」があることは火を見るより明らかなのです。

財前も最初は「国立大の教授」である東を尊敬し、彼に追いつき追い越そうと研鑽を積んできたに違いないのですが、そうした東の、よく言えば人間らしい一面、悪く言えば狭量な性格を見抜くにつれ、東を尊敬する気持ちは消え去り、名実ともに優れた技術を持つ自分こそ教授に相応しいと考えるようになりました。財前にしてみれば「オペの腕」こそ外科医にとっての最優先事項だったのです。

その一方で、財前には里見脩二(江口洋介〜赤星@コンフィデンスマンJP)という、口先だけでなく心から患者に寄り添いながら、医学の発展に寄与すべく邁進していた同期がいました🌹。こうした「本物」が近くにいたことも、財前に「東の偽善」を見抜かせた要因だったのではないかと思われます😁。

1話から10話までの第1部では、この東と財前の確執が事細かに描かれました。本来「師」たるもの、弟子が多少の無礼を働いても、それを根に持ってネチネチ苛めるのではなく、その弟子が最も師の言葉を必要としていると思われる時に的確な助言で持って彼を改心させていかねばならぬところのに、東は、あろうことか、自分の後継者の教授を選ぶにあたり、財前を徹底的に無視して、出身大学の知人に頼んで、菊川という他大学の教授を連れてこようとしたのです。

今なら即座に「モラハラ教授」と炎上するところです。当然この行動は、財前のみならず、医局の医師たちの反感も買いました。東教授はいったい何を考えておられるのか?!😤

財前の暴走

もちろん、財前ももう黙ってなどいられません。義父である財前又一(西田敏行〜小村二朗@さよならマエストロ-父と私のアパッシオナート-)の力を借りて、浪速大学医学部長=鵜飼教授(伊武雅刀〜天徳@かぶき者慶次)を味方に付けました。鵜飼は内科部長でもあるので、里見の上司に当たります。

こうした「医療」そっちのけの不毛な権力争いに異を唱えたのは、病理学科教授の大河内清作(品川徹〜源頼政@鎌倉殿の13人)でした。前医学部長であり、鵜飼とは月とスッポンの人格者でもあるため、財前が集めようとした票が一気にライバルに流れていきます😣。もともと「不遜だけど実力のある財前」は皆から嫌われているのです💦。

これで財前の暴走はますます加速しました😈。彼は、医大に入学してからの成績では常にトップで他の追随を許さなかったけれど、実家は田舎の貧しい母子家庭で、浪速大にも奨学金で入学したこともあり、おそらくはその「ガツガツ」(アタイ的には良い意味👍)したところが「高潔な東」には気に入らなかったのでしょうし、財前的にはそうした東の侮蔑的な視線も、彼のコンプレックスを大いに刺激していたのではないかと推察されます。だから決して負けるわけにはいかなかったのでしょう

詳細は割愛しますが、財前はあらゆる手を尽くして教授戦に勝利しました🎉。当然「凱旋」しなければなりません。これまたいかにも成り上がりの義父又一による豪勢な宴会などではなく、退官する東を徹底的に惨めにする演出をしなければなりません💀。

佐々木庸平

その道具に使われたのが、内科で里見から食道がんと診察されて外科に回されてきた佐々木庸平(田山涼成〜小笠原仁美@元彼の遺言状)でした。里見は、信頼する財前なら佐々木のオペを成功させて根治に導けると信じて紹介してきたのです💜。

もちろん財前も承知しました。ここまでは良かったのです。でも財前は、この佐々木のオペの日を「東の退官日」に指定しました😈。表向きの理由は、そのあとすぐにモスクワへ講演に出かけなければならないから、その前に空いているのはその日だけだということでしたが、本音は医局のスタッフを皆手術に連れていき、教授の象徴とも言える東の最後の総回診に参加できぬようにしたかったのです💦。

これが大きな悲劇の始まりでした💀。

その後、財前の部下で新人の柳原弘(伊藤英明〜藤木俊彦@グレースの履歴)と最初の担当だった里見が「肺への転移」に気づきます。でも財前は「炎症性変化」だと主張して、決して譲りませんでした。術前の段階で転移の疑いがあれば、更なる検査が必要ですが、検査をしていたら退官の日にオペをすることができなくなるからです。

結局はこの判断が佐々木を術後1か月で死に至らしめることになりました。財前がモスクワにいる間のこの「不祥事」を隠すべく、鵜飼は普段決して顔など見せないはずの「一般庶民の最期」を最敬礼して見送りますが👻、それが葬儀屋?の不審を買い、遺族は「渋っていた佐々木の司法解剖」を願い出ます。

後悔先に立たず

佐々木の遺族の訴えで医療裁判が始まり、担当弁護士の手伝いを始めた娘の佐枝子(矢田亜希子)から証言を頼まれた東は、最初は固辞していたのですが、ふと思い立って里見に話を聞きに行ったところで「佐々木のオペが急がれた理由」を里見から突きつけられました。

そんなことでっ!?😨

いやいや、確かに人一人の死に比べれば「そんなこと」かもしれないけれど、その「そんなこと」をしてでも、自分を軽蔑し馬鹿にした元教授に復讐したい、と、あれだけの天才外科医に思わせてしまった我が身の不徳を反省しろ!!😡とここは何度見ても腹立たしいことこの上ない😤。

東は佐々木側の証人を引き受け「肺の専門家」として、財前の判断は軽率であり、患者の家族への配慮が足りなかったとの見解を述べました。それに加えて、自ら佐々木の遺族に謝罪をします👍。弟子である財前を正しく導けなかったのは、師である自分の責任だ、そう言って。

この時の財前は、いつもの(東を)嘲笑するような顔(😏)ではなく、ハッとしたような素直な表情を浮かべていました😲。この時おばさんはまた思ったわけですよ東が前からこのような態度であったなら、東の偽善を誰よりも(家族よりも)鋭く見抜いていた財前なら、きっと違う道を歩めたのではないか、と。

責任の所在

一審の裁判からずっと佐々木の側に立って証言をしてきた里見は、この二審でも再度証言台に立ちました。そこで里見もまた、佐々木の悲劇が起きたのは財前のせいだけではなく、財前の傲慢を抑えられなかった自分や「大学の在り方にある」と結論づけます。

そうそう、フィクションにたらればを言っても詮無いことだとは百も承知で言わせてもらいますけどね。もし財前が東と良好な関係を築いていたら、万が一財前が暴走したとしても、それを東や医局員たちが止めることができたと思うんですよね

少なくとも柳原は、たとえ財前に叱られても、前教授である東の意見を聞きに行けたのではありませんか怒り炸裂。新人の医師でも、それが正しいと思ったら、先輩を飛び越えて、つい先日まで身近にいた「肺の権威」に尋ねることができる大学だったら、と思わずにいられません😠。もうね、アタイはこのドラマのせいで、つい最近まで伊藤さんがめっちゃ苦手やったわ

一審では財前が勝訴したのが、二審では覆りました😨。裁判長(あの俳優さん誰だっけ?戸沢佑介さんじゃないよね🤨)は、財前の治療に法的ミスがあったとは言えないが、あらゆる医療行為がリスクを伴っている以上、患者への真摯な説明とそれへの同意が不可欠だ、と語ります。

それなのに財前は「助かりたいなら手術しかない」と豪語した。医師は、医療技術の専門家であると同時に人間の生命を扱う職業でもある。したがって社会は医師に、それに相応しい人間であることを期待している。財前は「医師を育てる国立大学医学部の教授」であることから、その責任は重大だ。

これに対し財前は大声で訴えます💢。何が悪い?私は患者を救おうとした。がんを切除しようとしたのに、何が悪い!!国立大学医学部の教授だから厳しくするとはどういうことだ!法の前には皆、平等ではないのか!!ikari

財前、死す

財前は気胸で倒れ、救急車で浪速大学病院へ運ばれました。金井や佃たちがすぐに検査をすると「肺がん」であることが判明します。幸いなことにステージIと診断されると、財前はこの世で最も信頼する里見にオペの相談に行きました。里見は、東に切ってもらったらどうかと勧めます。お前はそうしてほしいんだろう?東も承知してくれました🌹。

ところが、いざ開腹してみたら、財前のがんは播種が胸膜全体に広がっており、既に全身転移と同じ様相を呈していました😱。播種はCTには映らないことがあるのだそうです。もはやステージIV=末期がんで、原発巣を切除するのも寿命を縮めるだけだと判断した東はすぐに閉腹することにしました😭。

術後はがんの専門家である財前に真実を告知しようとしますが、又一がこれを押し留めます。鵜飼もこれに同意したため、東は渋々了承し、それでもなんとか延命を試みようと抗がん剤を打つことにしました。オペは成功したと聞かされた財前は、抗がん剤の投与に疑問を持ち、かつ右手の痺れは「脳転移」なのではないかと疑います。

ここで真実を語ってくれる者はいないと確信した財前はタクシーを拾って里見に会いに行きました。里見もまた東から「たいしたことはなかった」と聞かされていたのですが、財前の様子を見てその嘘を悟ります😨。里見はすぐに検査をし、財前に画像を見せました。余命は長くて3か月。

里見は、俺はなんとしても君を助けたい、せめて君の不安を俺が受け止めたい、と必死で訴えます。だからここ(千成病院)に来ないか?君の望む治療をしよう。俺が担当する

財前は嬉しいと言いつつも、大学病院の人間は大学病院の中でしか死ねない、と力無く笑って答えました。そして、涙を堪えながら、俺に不安はない。ただ、無念だ、と発します

鵜飼の妻の励ましから、夫の病状を悟った杏子(若村麻由美〜お才@善人長屋)は電話で、財前の長年の愛人、花森ケイ子(黒木瞳〜敷島瑞穂@カンパニー~逆転のスワン)を呼びました。ケイ子も財前を心配しながら、見舞いに来れずにいたのです。杏子は、ケイ子が花を持ってくるだろうことを想定し、病室に飾ってあった花を手にして出ていきました。ごゆっくり🌸。

ケイ子は(おそらく)財前の希望で彼を車椅子に乗せ、がんセンターの見える屋上へ連れていきました。財前はここで初めて「俺は間違っていたのか」と尋ねます。ケイ子は、分からないけど、私はあなたが好きだ、と答えて泣きました。財前は「お金にならない涙は流さないのに」と最後まで強がるケイ子を立たせて抱きしめると、そこで気を失ってしまいます。もはや自発呼吸が無理な状態だったそうです

病室に戻った財前を診察した東がそう告げると、杏子が延命治療を拒否しました。そんなふうに生きることを望む人じゃないわ

里見も家から駆けつけてきました。三知代(水野真紀)は夫に、後から行く、と伝えます。財前さんはあなたの一番の友達だものね💐。

その言葉通り、誰の言葉にも反応しなかった財前が、杏子の「里見先生が来たわよっ!!」との呼びかけに応じて目を開けました😍。鵜飼が図々しく顔を出そうとしますが、財前から「お前は誰だ!😡」と怒鳴られます。出て生きたまえっ!!パンチ炸裂

又一が皆に外に出るよう促しました。(里見と)ふたりきりにさせてやろう

財前は里見に語りかけます。彼は以前より里見をがんセンターの内科部長にと誘っていたのですが、里見が来たのはそれを承服したからだと理解(妄想)して「僕のがんセンターも盤石だ🍀」と語ったのです。財前が裁判に負けてがんだと分かった途端にセンター長候補から外した鵜飼など、追い出されて当然です👊。

その後の財前の言葉がまた象徴的でした。彼は「佐々木さん」にがんセンターへの入院を勧めたのです。あなたのためにベッドを空けますよ。何せ僕はセンター長ですからね🤗。

財前がアウシュビッツを見て以来、そこで「医師こそ患者を殺す」と聞かされたあの日以来、心のどこかでずっと佐々木のことがひっかかっていただろうことは想像に難くありません😭。がんセンター設立ももちろんですが、その心理的葛藤こそがんを引き起こした原因だったと言っても過言ではない、と個人的には信じています。

里見への手紙

財前は死を前にして里見に遺言を残していました。冒頭でこれが財前の医師としての最後の仕事だと明言します。まずは(医学の発展のために)自分の病理解剖を大河内教授に頼むと、がん治療についての彼の見解を記しました。

根治を考えると第一選択はあくまでも手術である。が、進行性のがんに関しては、抗がん剤などの全身治療の必要性が否めない。問題はその方法がまだまだ未完成なこと。これからのがん治療の飛躍は、ひとえに、手術以外の治療法の発展にかかっている。そしてその一翼を担うのは間違いなく君(里見)だ。能力のある者には、それを正しく行使する責務が生じる(小さな病院にいる現状に甘んじるな)。

僕の屍を病理解剖の後、君の研究材料の一石として役立ててほしい。屍は生ける師なり。

なお、自らがん治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能のがんで死す事を心より恥じる。

まとめ

誰がなんと言おうと、財前五郎は、最後まで、誇り高く素晴らしい医者だったと、私自身は考えます。肺がんで亡くなった私の母も発見時には既に末期だったため手術ができませんでした。担当した内科医は「外科医に頼んで手術はできないのか」と尋ねた私を大いに馬鹿にしたことを今でも忘れられません。外科医に紹介なんてできませんよ。僕が笑われちゃう😁。

だから財前が「助かりたいならオペしかない」と佐々木に言った言葉は、私が喉から手が出るほど欲しかった言葉なんです。アレを聞いた時、ああ羨ましいなあ、オペできるなんて、とつくづく思いました。時代が違うと言えばそれまでですが、それだけ財前は自分の腕を信じ(過信と言われちゃうかもしれんけど)、オペこそ患者を救うと確信していたことは偽りではないと信じます。

あ〜本当に良いドラマでした。頭の中ではまだタンホイザーとアメイジンググレイスが交互に鳴り響いています。しばらく「ロス」になりそうです。地震で汚れちゃったから捨ててきた単行本、もう一度買い直して読もうかしらね🤗。

追伸:佐枝子がしれ〜っと里見に言い寄っていたのには呆れました😵。あれほど「正義」を声高に訴えておきながら、自分は友達の夫に横恋慕かってね👎。東は弟子の教育のみならず、娘の教育も怠ったわね😈。(半分はジョークです🐒)

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タイタン号の宇宙探検
2024/04/03 (Wed) 21:18

またまた失礼いたします

こんにちは。
『母に対するドクハラで何度も嫌な思いをした』という文字が目に飛び込んできて、ついついコメントを書きたくなってしまいました。
実は…唐沢さんVer.は見ておらず、田宮二郎さんのドラマを見ました。そして韓国のリメイクも見て、東教授の娘役の人には正直腹が立っておりました(苦笑)
(“「白い巨塔」で葛藤と怒り、そして涙…”)『韓国ドラマの話』というカテゴリーでずっと昔に書いています。

話が脱線しました。
こちらの記事を見て、唐沢さんの「白い巨塔」も見たくなりました。
ウィキベテアによると、内容を完コピしてはいけないという条件で韓国では製作されたようなのですが、だいたいは同じだと思います。
そして、何より引っかかっているのは「母」「ドクハラ」という単語でした。
未だに自分でどう解釈して良いかわからないのですが、その答え探しを日々しております。

凄くまとまりのない内容になってしまいましたが、本当に、いつも丁寧な内容で、感謝しております。
これから暑くなりますね。ご自愛ください。
支離滅裂なコメントでごめんなさい…。

こん
タイタン号の宇宙探検さんへ
2024/04/04 (Thu) 10:33

同感です( `ー´)ノ

タイタン号の宇宙探検さん、こんにちは〜(^^)/。
いつもブログをご利用いただきましてありがとうございます。
また体調も気遣っていただいて感謝感謝です。おかげさまで今のところはまずまず落ち着いています。

タイタン号の宇宙探検さんの「白い巨塔」の記事も拝見しました。いや〜里見はキム・ミョンミンさん(大好き)だったのですか!私もぜひ韓国版見てみたくなりました。

で、東教授の娘役に腹を立てておられたのこと。私もまったく同感です( `ー´)ノ。

でもって「主人公はそんなに悪いことをしたのか」にも共感するところが大きいです。財前は財前なりに「最高の医療」を目指して頑張っていたのですよね。それをあんなふうに責められたて、プライドが高いから公然とは認めようとはしなかったけど、(アタイの妄想ですが)心の中では自分を責めに責めた結果、最後はガンで死んじゃうなんて悲しすぎです(/_;)。

母へのドクハラは病院の内科医によるそれで、一言で言うなら「末期がん患者は人間じゃない」という扱いをされました。それで母はパニックを起こして呼吸困難を起こしたんです。それまでも何度も酷い応対をされてきたので、私はもう我慢できなくなって、地域包括支援センターから紹介された訪問医療の医師に相談し、家で看護することにしたんです。その医師はとても良い方で、病院では「もうすぐ死ぬ」と言われたところを、おかげさまでそれから約1年ほど家でゆったり過ごすことができ、心穏やかに最期を迎えることができました。

内科のお医者様でも良い方はいらっしゃったんですが、担当がコロコロ変わるんですよね。「良い人」に当たればいいけど、外れたら目も当てられない。ドラマでも、社会は医師が人格者であることを求める、って言ってたけど、そこは試験できませんからね。最低限のモラルという点では、財前は十分クリアしていたのではないか、と感じたわけです(苦笑。こん

2024/04/04 (Thu) 17:08

intrusiveになることをお許しください。こんさんの中で、6年たっても苦しみが続いていることに、重大さを感じています。

それだけの悔しさを未だに抱えてしまい続けるしかないくらい内科医の対応がひどかったこと、許しようがないですよね。

でも、思うんです。内科医に対して怒れば怒るほど、こんさんがこんさん自身を責めたのではないかって。

もっと早く気づいてあげれば、積極的治療が行えたのではないjか、こんなに苦しませることはなかったのではないか、
末期でも積極的治療を行ってくれる病院を見つけ出すべきではなかったか、
自宅療養の際、もっと自分はできたはずなのに、とか、

自分を散々責めなかったですか?
その気持ちをエネルギーにして、ものすごく奮闘されたのではないですか?
そんな傷ついた気持ちを押し殺したまま蓋をして、現在に至っていませんか?

余命僅かの状態から1年間生きられたことを考えるだけで、お母様ご自身と、こんさんを含めた周囲の方々の献身と頑張りは、並大抵のものではなかったと推察できます。

お母様は、ご自分の運命を受け入れるための、そして大事な人に感謝やさよならを告げるための準備期間を1年間与えられたことに、本当に感謝されていたと思います。

自律神経の調子がよろしくないところに、怒りを燃え上がらせて夜眠れなくなっては、こんさん自身のためになりません。
そして、お母様はそのことを、一番心配されるんではないでしょうか。

7回忌も近く、記憶が呼び起こされて、なかなか落ち着かれないのではないかと思います。
くれぐれもご自愛ください。

そして、このコメントが不愉快な場合には、速攻削除願います。以上

こん
龍さんへ
2024/04/04 (Thu) 18:22

大丈夫ですよ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

龍さん、こんにちは〜(^^)/。
実に思いやりあふれるお言葉をいただき、なんてお礼を申し上げて良いやらわかりません。本当にありがとうございます。

当時はまさしく、病弱な自分を責めまくってものすご〜く奮闘しました。体重も(身長156cm)40キロを割ってしまい、母が先か自分が先か〜な状態でしたが、おかげさまで今はシッカリ肉がついていますヨ(爆。

でも、今回眠れなくなったのは、当時の話じゃなくて、このドラマに感動したからなんですのよ(汗。あのタンホイザーが耳から離れなくて^^;。それも、なかなか寝付けなかっただけで、寝ちゃえば朝まで寝てましたし、1日だけだったから大丈夫ですよ〜。でもお散歩しながらもまた雲を見上げて、財前の無念を思っていました(/_;)。かなり入れ込んでましたね(苦笑。

母に関しては(担当医のことを思い出すたびにいまだに腹は立つものの)、お坊さんから「花祭りが命日=お釈迦様に呼ばれた」と言われて、大いに納得したものです。その後も、コロナ禍では、あ〜あの時逝けてよかったね〜と家族とことあるごとに話していました。母はものすご〜く怖がりだったので、もう一歩も外に出られなかったに違いありませんから(苦笑。

つい余計なことを書いてしまったがために、大変ご心配をおかけいたしました。重ね重ね、ありがとうございました💐。こん

ちはや
2024/04/05 (Fri) 11:10

こんさん、こんにちは。

白い巨塔、本放送はもうそんなに前なのか…。
当時、江口洋介さんは救命病棟24時での進藤先生が印象深かったので、すごい手術もこなせちゃいそうに思えてしまい、里見先生は内科医…と自分に言い聞かせながら見たことを思い出します。
しばらくは大学病院という場所がなんだか怖くなったなー。

こんさんは東家に辛辣なのですね~。当時は東教授婦人の早口でまくし立てる様子にびっくりしたけど、今見ると慣れたのか、すっと受け入れられました。佐枝子さんの敬語は今見ても(今だからこそ?)、美しく感じます。
ケイ子の「愛人を自慢する夫はいても妻を自慢する夫はいない」発言は、当時より今の方がびっくりしたけれど(笑)。

今法律関係の仕事をしているので、当時より一層、「医療裁判(で患者が勝つこと)の難しさ」や法廷戦術などに注目してしまいました。
アウシュビッツと絡めての「医者こそ患者を殺す」は、原作にはないオリジナルだと思うのですが、しっかりとした脚本構成ですよね。
ラスト、画面が静止してからの「なお、自らがん治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能のがんで死す事を心より恥じる」は財前先生の無念さがずしんと響きます。

亡母の主治医が、患者の気持ちにあまり寄り添ってくれる感じではないけれど腕は良い、という外科医でした。
切って治る段階であればそれでも構わないのだけど、転移していかに進行を遅らせるか、という治療に入ってからは、そういうタイプのお医者さんと診察室で相対するのはとてもしんどかったなぁ。
最後もあっさり「もうここでできることはないから、今日で最後ということで(=緩和ケアに移ってね)」だったし。
白い巨塔を見ると、「病気を治せる医者」と「患者にとって良い医者」について考えさせられます。

こん
ちはやさんへ
2024/04/05 (Fri) 12:46

がんの難しさですね

ちはやさん、こんにちは〜(^^)/。

そうでしたか。ちはやさんのお母様もがんでお亡くなりになったのですね。お辛かったですね。

これは私自身の見解なのですけどね、がんという病気は「長く付き合わねばならぬ病」なのではないかと思うのですよ。切って治ればそれに越したことはないけれど、がんにかかること自体、患者の体質や生活環境などが大きく関わっていて、それをドラスティックに変えない限り、根治は難しいのではないかと感じています。たとえ手術しても再発する(それも何度も)のはそのためではないかと。

ですから、この病気を治療するには、一人の医師だけに頼るのは無理なのだと思うんです。ちはやさんのお母様の主治医のように優れた外科医はとてもありがたい存在だけど、その外科医とて、オペができない状態になったらもう何もできない、のは、残念だけど真実なのだと思いますよ。そしてそれは医師にとっても相当なストレスだから「冷たく切り捨てる」ことしかできないのでしょう。だって、いちいち心痛めていたら自分が病んでしまいますもの。それよりは「得意分野」に集中してもらった方がよいのかもしれません。

本来であれば、がんになった時点で、終末を見据えた担当者(チーム)が付くことが理想なのだと思います。内科医もしくはターミナルケアの専門医やセラピスト、できればホリスティック医学の専門医なども望ましいですよね。彼らを必要とせず、元気になったのであれば、それはそれでよいのですからね。そこにいつも見てくださっているホームドクターが参加できれば尚良いと思います。

高校生の時に父方の祖母をがんで亡くして以来、がんには大いに関心があって(医学の道に進む気は毛頭なかったですが・汗)あれこれ考えるようになりました。がんじゃない病との「おつきあい」を余儀なくされた30代の終わりぐらいに↑な結論に達したのですけれど、いまだに実現しませんね〜この理想(苦笑。

で、東家ですが、あ〜キライです(爆。偽善の匂いがプンプンします。まだ東夫人の方が正直でよろしい( *´艸`)。だからこそ、東は妻を大事にしたのではないでしょうかね。自分が言えないことを彼女がズバッと言ってくれるから。終盤、東が妻を(男の仕事に口を出すなと)怒鳴った後に、優しく労わるシーン、よかったなあ。いやいや、あの夫人の内助の功は大きかったと思いまするよ( ̄▽ ̄)。

佐枝子は、これまた最後の方で里見に、一生ずっと一緒に歩いていきたい、みたいなこと言いましたよね。アレがなければまだ許容範囲でしたが、アレでアタイはブチ切れました。三知代が可哀想じゃないかっ(`・ω・´)!!ってね。里見が「あなたは三知代の友達だから」と言ってくれた時はひとりでバンザイしていました(^^)/。こん(^ー^)