半径5メートル ネタバレと感想 第5話 黒いサンタクロース(前編)
【半径5メートル】の第5話は「黒いサンタクロース」の前編です。このドラマはどんどん内容が深く&濃くなっていきまするね。今回は3本仕立てでした。以下早速ネタバレです
。
特大スクープ
山辺が特大スクープのネタを持ってきました。今最も売れている若手俳優が反社会勢力と繋がっているというのです。山辺がこれは確実なネタだと断言したので、編集長と1折デスクの田端は大いに色めき立ちました。が、実際記事にしたところ、相手は強気で反論してきます
。編集長はそれがどうにも気になったようで、再度山辺にネタ元を確認したところ、そのネタ元が嘘をついていたことが判明しました
。ネタ元は業界でも胡散臭い芸能事務所の社長(大澄賢也〜吉村@あなたの番です)で、自分のところの俳優を売り込むために、その反社会勢力とグルになって山辺を利用した、すべてはその社長の陰謀だったのです
。
特大スクープで騒がれた山辺は一転して、ガセネタ記事を書いたライターとしてこき下ろされました。風未香は何とかして山辺を励まそうとしますが、何を言っても逆効果で山辺を怒らせてしまいます。落ち込む風未香に宝子は、一旦出た記事は取り消せない、と教えました。
ボランティアヒーロー
一方で風未香は「ボランティアヒーロー」について取材することにしました。その目の付け所から成長を認められ、今回は一人で進めてよいと許可されます。早速養護施設に取材に行った風未香は、10年前に「賞味期限切れの牛乳で作ったクリスマスケーキ」を配った人物がいたと教えられました。その人物とはマキヤ製菓の社長=巻上(緒形直人〜城崎勝也@半沢直樹)です。巻上は、最初は正義のヒーローと持て囃されていたそうですが、一気に偽善者扱いされ、会社も潰れてしまったそうです
。
風未香からこの事件を調べていると聞いた丸山は、1折の田端がその後追い記事を書いたはずだから聞いてみれば良いと助言してくれました。田端は相変わらず嫌味を言いながら、田端自身も5年前に彼を捜したことがあるが、見つからなかったと教えてくれます。もしかしたら、このスクープ記事を書いた記者と一緒にいるかもな。当時巻上は、最初にスクープ記事を書いた女性記者の鶴川ゆうと不倫したという記事もでたのだそうです。
その鶴川ゆうが、なんとなんと、宝子でした!その宝子は、世間から隠れるようにひっそりと暮らしていた巻上に会いにいきます。風未香もまた別方面からその居場所を割り出そうとしていました。
セクハラ
宝子は、10年前からある事件を追っていました。それはある政治家のセクハラです。しかもセクハラに遭ったのはどうやら宝子みたいでしたね。このことは編集長しか知りません。そしてその政治家=森岡忠彦(羽場裕一〜志摩総一郎@イチケイのカラス)は今、女性活躍担当大臣になったのだそうです。宝子は同じ被害に遭った女性に話を聞きに行くのですが、女性は報復を恐れて事実を伏せることにしたのだそうです。宝子自身も過去に怖くなって沈黙したらしいですが、今度こそ「一緒に声をあげる」決意をしていたようです。
感想
宝子の普段の様子から、よほどの経験をしたに違いないとは思っていましたが、人一人の人生を壊してしまっていたのですね。しかもその相手は決して悪人ではなかったに違いない〜そうでなければ、宝子がその相手を好きになるとは思えませんからね。これは来週の後編が待たれるところですね
。