女神の教室〜リーガル青春白書 ネタバレと感想 1〜3話 生きた学び
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北川景子さん主演の月9は【女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書】です。これがまたなんとも爽やかで好感の持てるドラマですね〜💕。んも〜受験対策のためだけじゃなくて、学生時代から現実に即した勉強ができるなんて贅沢だと思わなくちゃ😁。試験に合格しても応用が効かなかったら使い物にならんじゃないよね😜。
以下、登場人物をメインにまとめた1話から3話までのあっさりネタバレと感想です。
これは左遷か栄転か😁
現役の裁判官=柊木雫(北川景子〜水口咲@リコカツ)は、ある日、上司に呼び出され「効率が悪い👿」という理由でロースクール、通称青南ローへの赴任を命じられました。柊はてっきり「兼任」かと誤解しますが、上司は「専任」だと断言します😓。
裁判官という仕事をこよなく愛し、誇りを抱いていた柊木は思いもよらぬ左遷?に気落ちしますが、実際に働くのは彼女の母校の青南大学法科大学院であり、学院長の守宮清正(及川光博〜後藤信介@最愛)は、卒業生の柊木を大いに歓迎してくれました💐。青南ローの経営者としては「司法試験の合格率」を上げなければなりませんが、その一方で法曹界に貢献できる優秀な人材を育てなければならないという使命感も持ち合わせているようです。何をやらせても要領の悪い柊木のローでの「成績」はあまりよくありませんでしたが、今や、あらゆる方面から熟慮に熟慮を重ねた上で判決を下す、立派な裁判官となりました🌹。
柊木も、後輩たちには「生きた勉強」をしてほしいと授業を通して「考える力」を身につけさせようとしているようです。判例という「マニュアル」のみならず、個々のケースの違いをよく見極めてそのケースに合った判決を出すことこそが「人間」の裁判官に求められるからです。そうでなければAI裁判官でも構わないのですからね😎。
合格率が全て
そうした考えに対抗するのが、青南ロー教員の藍井仁(山田裕貴〜本田平八郎@どうする家康)です。記憶力抜群の藍井は確かに知らない判例は存在しないほどの知識を持っており、司法試験に合格するためのノウハウにしか関心がありません。まさしく柊木とは真逆のタイプなのです。本人は東大法学部在学中に司法試験に合格したそうですが、実際に法曹界で働く気はなかったのでしょうかね。
授業でも徹底して「できる生徒」のみ指導し、下位の生徒はさっさと辞めろと言わんばかり👿。学院長も、教員としての藍井の力を認めてはいるものの、それだけでは不十分だと痛感し、彼に対しても柊木の影響力に大いに期待しているようでした🤗。
また教務主任の里崎健一郎(小堺一機〜鮫島幸藏@世界一難しい恋)も、青南ローを存続させるためにも、司法試験の合格率を上げようと必死です👻。
青南ローの院生たち
上位
そもそも青南大学法科大学院自体が「エリート校」とは言い難いのですが💦、その中でも藍井ゼミで上位を占めているのが、検事志望の照井雪乃(南沙良〜大姫@鎌倉殿の13人)と弁護士志望の真中信太郎(高橋文哉〜山瀬修@悪女(ワル)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?)です。照井はまるで藍井の生徒版のような合理主義者ですが、真中は、弱者を救う弁護士になりたいと言いながらも、実際には逆ではないかと思わせる、何か「闇」を抱えているようでしたね。それに照井も加害者に対する異常なまでの攻撃性から、実はなんらかの被害者もしくは被害者の関係者だったのかもしれません。
下位
水沢拓磨(前田拳太郎)は貧乏な母子家庭育ちで、奨学金も返済しなければならず、青南ローに通いながらバイトも止められずにいたため、成績はほぼいつも最下位です。そんな境遇も手伝ってか、いつか必ず弁護士になりたいという夢を抱いて頑張っています🌸。同じように社会の底辺で力強く生きているのに、偏見を抱かれてしまいがちな友人のためにも、その想いは強いようですね。
桐矢純平(前田旺志郎〜中村明宏@)は明るい性格で、普通の学校なら「ムードメーカー」になるところですが、ここではすっかり浮いてしまっています💦。クラスメートからも「万年下位」とバカにされ、本人も、難関と言われる検事を目指しているとは(恥ずかしくて)誰にもいうことができません。が、好奇心が強く、柔軟な考え方の持ち主であることから、決して愚かではない=勉強することが苦手だっただけなのではないかと推察されます👍。
天野向日葵(河村花)は、著名なビジネスローヤーの父親に、半ば強制的に弁護士になるよう命じられたそうです。本人にその強い意志はなさそうで、毎日を無意に過ごしていました。が、柊木の実務演習で、彼女の心の中に火がついて?🤗
風見颯の事件
警視庁捜査一課の刑事、風見颯(尾上松也〜後鳥羽上皇@鎌倉殿の13人)が、青南ローに意見を聞きにきています。なんでも自分が担当している事件に対する意見を聞きたいのだそうです。内容は、人気塾講師が教え子の女子高生に強制わいせつを行ったのに無罪判決が出た、というものでした。風見は最初、守宮に、次は「現役裁判官」の柊木に意見を求めます。最初は、実際に裁判をみたわけじゃないから軽々なことは言えないと断りますが、次第に興味を抱いたようです。
まとめ
これまで「あって/従って当たり前」と思っていた法律や制度(黙秘権など)が、実はそうとは限らなかったり、それらにどんな意味があるのかを考えさせたりと、これまた当たり前のことを教えてくれる大人がいるのが嬉しいですね🌹。
またこれはどーでもいい余談ですが🙏、山田さん、柊木さんともに今年の大河にも出演されていますよね。前の大泉さん(篠田@元彼の遺言状)と坂口さん(小勝負勉競争の番人)もそうでしたっけ。ここに何か不文律があると?🤔 また山田さんは、大河もこちらも「よ〜く目を凝らして見ないと誰だか分からん🙄」っていうのが共通点で🐒。
続きもとっても楽しみです😁。