女神の教室〜リーガル青春白書 ネタバレと感想(4〜7話)人を裁く責任
北川景子さん主演の月9【女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書】も毎週楽しく視聴しています。毎週書くにはまだ体力が追いつかないのだけれど、週を追うごとに子どもたちが一歩一歩着実に成長していく姿が実に清々しくて好ましいです💕。以下、4話分をあっさりまとめたネタバレです。
生きた学び
子どもたちは、柊木が毎回持ち寄る実務演習の課題に取り組むことで、法律や判例を覚えるだけでは身につかない洞察力や共感力を身につけて行きました。中でも顕著だったのが、柊木自身が直面した「思いもよらない誤解💀」です。
誤解
柊木と彼女のクラスの子どもたちは度々「法には触れない嫌がらせ😈」を受けていました。最初は偶然だ思っていた彼らがそうではないことに気づいた頃、その嫌がらせの犯人が現れます。津山邦彦(安井順平〜平川勉@エルピス〜希望、あるいは災い)という男性です。津山はかつて柊木が担当した裁判の被告人で実刑判決を受けていました。
風見からこの話を聞いた柊木は、自分の判決に何か落ち度があったのではないかと悩みます😨。すっかり自信を無くしたので、藍井にもその時の事件資料を見せて意見を仰ぎました。藍井は全く問題がないと豪語します。しかもその裁判時、柊木は右陪席で、判決を下したのは裁判長だったのです。
これを聞いた柊木はあることを思い出しました😲。柊木は放火をした津山に懲役5年の判決が下った後、わざわざ裁判長に申し出て時間をもらい、津山にこう語りかけたのだそうです。どうか一からやり直してください🌹。
津山は「何も知らずのうのうと生きている若造の柊木」から説教されたのが悔しくて、刑務所で懸命に法律を勉強し、柊木に仕返しを誓ったのだそうです😓。もし誤解があるなら直接話をしたいと会いに行った柊木に対し、津山は、法では決して裁けない「ギリギリの罪」を繰り返し、一生苦しめてやる😡と断言しました。柊木を心配してやってきた子どもたちも愕然とします😵。
それでも柊木は、あの時かけた言葉に嘘はない、今でもそう思っていると伝えました。子どもたちは(たぶん)この毅然とした態度に感動し、いずれは津山もわかってくれるに違いない、と納得します。実際、その後、嫌がらせはパッタリと止みました。ところが・・・💦。
さらなる復讐?
その数日後に津山が死亡しました。警察は自殺と断定します。風見は柊木に、柊木は津山の死に無関係だと伝えましたが、柊木にはそうは思えません。すっかり自信を喪失し、授業もできなくなりました。これまで学生たちに教えようとしていた彼女の信念が揺らいでしまったからです。柊木は藍井に課題を作ってほしいと頼みました。
仲間の励まし
学生たち
ショックを受けたのは柊木だけではありません。特に桐矢は授業にも身が入らなくなり、ロースクールを辞めようとまで思い詰めたそうです。津山は柊を苦しめるために自殺したと思ったのだそうです😱。犯罪者を糾弾する側の検事になどなったら、同じような恨みを買うかもしれないと怖くなってしまったそうです。
桐矢は、司法試験さえ受かればあとはどうにかなると思っていた、でも今は怖くてたまらない〜心配する水沢にそう打ち明けました。水沢はなんと答えて良いか分からず、桐矢が尊敬している照井に相談します。照井の言うことなら桐矢も耳を傾けると思ったそうです。でも照井は、せっかく選ばれた藍井ゼミで授業についていくのが精一杯で成績が振るわず、かなり苦戦していました。
それで水沢は、真中や天野を誘い、桐矢をランチに連れ出します。そこで皆も津山のことにはショックを受けたと伝え合い、桐矢は一人じゃないと励ましました💐。
また照井も、ランチは断りましたが、直接柊木に相談に行きます。こんな時、先生はどうやって立ち直るのか?私たちに示してほしい!😤
柊木
その柊木を励ましてくれたのも「仲間」でした。ロー時代の同期、安藤と横溝が、それぞれ柊木の好物のトンカツ弁当を手に青南ローにやってきます。人が人を裁く限り、こうしたケースは避けられない。そういう時は、とにかく食べて&元気を出して乗り越えるしかない!
柊木はようやく立ち直り、次の実務演習では課題を用意して教壇に立ちました。課題は「AIに裁判官を任せられるか」です。
子どもたちはまずAI裁判官のメリットとデメリットを整理しました。AIに公平さは求められても、人の「思い」は理解できないから最終判断は人間が下すべき、という結論に達します。でも桐矢はあくまでも「逆恨み」にこだわり、AIなら恨まれなくて済む、と主張しました🐒。
それまでずっと黙って聞いていた照井がついに喝を入れます💢。実際にそうした事例に向き合っている裁判官がいるのに、あんたは逆恨みが怖くてAIに任せるっていうのっ?😡
人を裁くことが怖くてたまらない自分は、検事に向かないのかもしれないと俯く桐矢に柊木は、「怖い」と感じるのは真剣に向き合っているからだ、むしろそういう人にこそ検事になってほしい、と伝えました💜。
人が人を裁くことには痛みが伴う。被告人の思いを知れば知るほどその痛みは増していくけれど、決して避けては通れない。それが人を裁く法律家の責任だから。
私だって怖いよ。でもその怖さを誰かと分かち合うことはできる。仲間に会って、弱音を吐いて話を聞いてもらうだけで救われる。私にもそういうロー時代の仲間がいる。そして桐矢くんにも💐。
これもエール?
いつも通り、教室の一番後ろの席に座って聞いていた藍井は、課題を考えてくれた礼を言いにきた柊木に憮然としてこう伝えました。仕事をしているだけなのに恨まれる仕事に就きたい学生たちはどうかしている。それを一生懸命教えるあなたも私には理解できない😤。彼なりに憤慨してくれたのですね😁。
エースを応援
元気を取り戻した桐矢は、早速今度は、行き詰まっているという照井を応援することにしました。今年の受験を諦めて、1年後に照準を絞った皆に対し、照井だけは初志貫徹、なんとか今年中に合格したいと頑張っている「皆のエース=ホープ」だからです。照井もすっかり素直になって、皆の励ましを力にしました🌹。実際成績も少しずつ上がってきたようですね。
エピローグ
試験会場にやってきた照井は、同じ青南ローの成績優良者から、君は来年受けるのかと思ったよ、などという嫌味を言われながらも、最後の最後まで熱い応援を送ってくれた仲間たちに感謝のメールを送りました。ありがとう💜!照井は一人じゃありません👍。
まとめ
来週はいよいよ合格発表ですね〜。照井、合格できるといいな🤗。