岸辺露伴は動かない ネタバレと感想 第6話 六壁坂
高橋一生さん主演のミステリードラマ、【岸辺露伴は動かない】第2弾の最終話=6話はまた実に薄気味悪くて衝撃的でしたね〜😱。もうね、50分があっという間でしたわ😁。以下早速ネタバレです。
六壁坂
露伴は早速、六壁坂のある山にやって来ました。乗ろうとした「1台しかないタクシー」は泉に乗られてしまったそうで、仕方なく「六壁行き」のバスに乗ってきたそうです🎶。その泉は悪びれもせず、露伴に早く追いつこうと思ったと言い訳しました🐒。その上、露伴のために都市伝説を調べているうちに「六壁坂」の妖怪伝説だけはちょっと感じが違うとピンと来た、と語ります。なので、手伝います!取材ッ😁。
そんなふたりを一人の子供がじっと見つめています🤔。露伴もこれにはすぐにピンと来ました😨。あれはお友達を連れてくるパターンだ😔。今日はさすがに読者サービスをする気にはなれないから、君がしっかり応対してくれ。ふたりはとりあえず「六壁坂」を目指します
。とは言え、六壁坂という場所がどこにあるかは、明確には分からないそうです😵。露伴が言うには「六壁坂」の伝説は完全なタブーとなって忘れ去られ、その坂自体も消えたのだろうと言うことでした。露伴は「場所が分からない」から、山を買ったのだそうです。それでも金が足りなくて「こっち側」は買えなかったらしい😂。
とりあえずは「一番大きな坂道」にたどり着くとそこには「古い屋敷」がありました。そこはもう100年以上空き家だったそうですが、三十数年前に元の持ち主が戻ってきたのだそうです。その屋敷の奥様らしい女性が車で通り過ぎていきました。そこへ、案の定、子供たちが「サイン」を求めて押しかけて来ます。いた〜っ!あれ、岸辺露伴でしょう?サインくださいっ!!
手筈通り彼らの相手は泉に任せ、露伴はまた六壁坂を探しに行きました。そこで露伴は、乙と橋本の共通点を考えます🤔。それでふたりともどこか=六壁坂に「あるもの」を捨てたことに気づきました😲。橋本は恋人の遺体、乙はメロンです😈。地図をなぞったところ、さっきの屋敷につながりました。それで今、露伴が歩いている道がまさしく六壁坂なのではないかと思い当たります👍。
そこに先程車で通り過ぎて行った女性が現れます。その女性こそ「古い屋敷」の持ち主で、名前を大郷楠宝子(内田理央〜渡邊瞳@言霊荘)と名乗りました。大郷は息子が露伴のファンだからサインがほしいと切り出します。学習能力の高い露伴は早速、ヘヴンズ・ドアを開きました😁。そこにはなんとも恐ろしい秘密💀が書かれていたそうです😱。
大郷楠宝子
大郷楠宝子は六壁坂村で300年続く味噌づくりで成功した一族のひとり娘かつ跡取り娘でした。それまで本社のある東京にいた一家は、娘を空気のいい地元で育てたいと六壁坂村に戻ったそうです。坂上にある屋敷からの通園通学は、常に運転手つきの車で送り迎えし、大学は片道2時間かかったそうですが、娘を溺愛する両親はひとり暮らしを認めませんでした。彼女が自由を味わえるのは本宅向かいにある離れに住むことのみだったそうです。が、そこで楠宝子は、庭師の釜房郡平(間島淳司※)と密かに愛し合っていました💕。
〜つい先ほどまで知らなかったのですが💦、4話のザ・ランに登場した会員のふたりとこの庭師、そして婚約者の俳優さん達は皆、本家本元の「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメに登場した声優さんたちなのだそうです❣️〜
その一方で楠宝子には親が決めた婚約者=修一(益山武明※)がおりました。その存在を知った郡平は楠宝子にその話を切り出します。楠宝子は、知られたのなら仕方ないと開き直って、もう二人の関係は終わりにしようと言い出しました。私はこの家を継いで守っていかなきゃいけないの。あなたはただのバイトの庭師、一緒になるわけにはいかないわ。でも群平は、別に別れなくてもいいじゃないかと反論します😎。ふたりは口論となり、楠宝子は絡む群平を殴りました。すると群平も楠宝子を、しかも強く殴り返します。本当に好きなんだよ。このまま誰にも内緒のままでいいんだ!😤
その少し前に、修一が母家に楠宝子を訪ねてきて、今日は離れに行ってみたいと申し出ました。父からその連絡を受けていた楠宝子は、なんとか群平を帰そうとしていたのですが、思うように行かぬばかりか、群平を突き飛ばした拍子に、その頭から大量の血がドバドバ流れて止まらなくなります😨。群平!群平!?これじゃあ私が殴ったみたいじゃあないのッ!!え、どうしよう!?😱
楠宝子が動揺しまくっていると、父と修一がやってきました。楠宝子は居留守を使うのだけれど、修一は、さっき影が見えた、と主張したため、父が合鍵を取りに行きます。その間群平の血は止まるどころかますます流れ出しました😵。どうして?人間て死んだ後も出血するの!?しかもそれに合わせて群平の体が次第に「枯れて🥀」いきます。なんなのっ!?これッ!?なんなのよーッ😭!??
父親が持って来た合鍵は、既に鍵を替えてあったため使えず、修一は仕方なく窓ガラスを破りました。修一は、楠宝子に他の男の影を感じて不安でならなかったのだそうです。万事休す😵!の楠宝子はござで群平の体を巻いてなんとか片付けました。やってきた修一には、他に好きな人などいないと嘘をつきます😈。修一は、言われるままに本宅へ戻って行きました🐵。
その夜、楠宝子は群平の遺体を運んで山に埋めることにします。すっかり枯れた群平の体は軽く、簡単に運べたそうです。でもそこで楠宝子は、群平に「水をやれば」枯れた体(顔?)が元に戻ることに気づきました😲。楠宝子は群平の顔が大好きだったそうで、彼を埋めることができなくなります🙀。
そこまで読んだ露伴は怖くなり「岸辺露伴のことは気にしない」と書き込みました😅。
その後、大郷楠宝子は予定通り修一と結婚しました。群平の血はその後もずっと止まらなかったため、楠宝子は毎日、誰も知らない天井裏で、その血を捨てる代わりに一杯の水を彼に与えていたそうです🌹。だから楠宝子は外泊もしないし旅行もしない。郡平のそばで 郡平のカワイイ寝顔を見る以上の楽しみはあるはずもないから。郡平、あなたは私だけ。私だけが世話を焼かなきゃダメな人。それは、子供を2人授かった後も変わらない😏。
露伴は、群平は今もまだ大郷家の天井裏で「死に続けて」いると察します😨。間違いない。ヤツもまた六壁坂の妖怪。30年前に大郷家が引っ越して来たために、六壁坂は再び息を吹き返した。「境目」が開いたんだ。そしてその開いた境目からは当然「何か」がはみ出してくる。忘れられた六壁坂の妖怪伝説が💀。
妖怪の目的
そこまで推理した露伴は、妖怪の目的が知りたくてたまらなくなります😔。だって妖怪は「ただ死んでいるだけ」なのです。そこへ、楠宝子の娘がやってきました。露伴もまたもしかして?と気付いたところで、少女は転倒して頭を石にぶつけます😈。露伴は、血を流して倒れている少女を見て、かつて楠宝子を襲った悲劇が今また自分に襲い掛かろうとしていると察しました😨。少女は露伴の目の前で少しずつ枯れていったからです🥀。何ッ!?😵
コイツはあの群平の子どもか!?大郷楠宝子は「死体になった群平」の子どもをッ!?😱 コイツは僕に取り憑くつもりかッ!!ヘブンズ・ドアーッ!!
何とかページは開きましたが、すぐに真っ黒になって行きます😨。露伴はこれは「死」だと悟りました。完全に塗りつぶされたらもう書き込めないッ😱!露伴は慌てて「岸辺露伴をしらない。見ることもない」と書き込みました。そこへ楠宝子が現れます。楠宝子もまた露伴のメッセージを書き込まれているので、露伴には気づきません。が、露伴は「櫂」は戻って来たかという楠宝子の言葉で、泉が「櫂」という少年と話していたのを思い出しました😨。櫂は泉に「すごい情報」を与えていたらしいのに、露伴は単なるファンだと思い込んでふたりを無視していたのです😓。
櫂は泉に「人にお世話してもらう妖怪👻」がいると教えたそうです。それで露伴はようやく気づきました。人に寄生して何の苦労もせずに「子孫を残す」妖怪。その生き物としての幸福の絶頂は、誰かの前で「死ぬ時」。露伴は急いで泉に電話をします💦。そしてその泉は櫂を背負って歩いて来ました。泉くん!まさかその子、死んでるんじゃ😱?泉は笑って否定しました。疲れちゃったからおんぶしただけですよ😉。櫂は、面白い妖怪の話をし始めたのだけれど、途中で忘れてしまったそうです。子供ですねッ!😁
露伴は感慨深げにこう呟きます。なるほど。妖怪でも取り憑く人間は選別する🤔、か。露伴は泉に「取材は終わった」と言ってすたすたと帰って行きました。
その頃大郷家では、楠宝子の娘の桐子が「いつか素敵な人のお嫁さんになれるかな」と語り、櫂は「庭師になる」と豪語しています。
エピローグ
帰宅した露伴は、改めて妖怪の存在を確信しながらも、それは自分がどうにかすべきことじゃあない、と心の中でつぶやきました。僕は学者じゃなく、ジャーナリストでもない。漫画家だからな。まだ六壁坂にこだわっていた泉はまたしても置いてけぼりです🐒。しばらく取材はいい。十分すぎるほどネタは拾えたし、新作の構想もまとまった。
前借りの話をまとめた祝いにケーキを買って来た泉は大喜びです💕。じゃあ、お茶入れますね😍!でも露伴は、すぐに描き始めたいからと、ケーキだけもらって泉を追い出しました😅。
感想
いや〜面白かったですね😂。露伴自身ももちろんですが、泉とのコンビネーションが、一層テンポがよくなって(絶妙な"間"も楽しい)楽しめました👍。またいつかふたりに会える日を心待ちにしております💕。