TOKYO MER-走る緊急救命室 ネタバレと感想 第10話 天使、逝く

日曜劇場、【TOKYO MER-走る緊急救命室】の第10話を視聴しました。予告でついに「死者が1名」出たことは分かっていましたが、まさかそれがあの人だとは思いもよりませんでした😭。おのれ〜テロリストめっ弱い者を狙う卑怯者めっ!( `ー´)ノ!!以下怒りのネタバレです😡。

手のひら返し

涼香が久我山に明かした喜多見の真相は、その久我山や不特定多数の手によって、大いに曲解して世に流れて行きました👿。喜多見がテロリストを治療したのではなく、喜多見自身がテロの首謀者であるかのように叫ばれています💦。過去に日本領事館を占拠したのも喜多見、そして赤塚はその喜多見を刑務所から出すために勝手に税金を使ったという記事まで出たそうです😔。もちろん喜多見や赤塚はそのような偏見には負けません。赤塚などは逆に闘志を燃やしていたようです。絶好調よ!

それでも病院はそうはいきませんでした。病院の前にマスコミが陣取り、批判の電話やメールが相次いでいたため、事務職員がその対応に苦慮していたのだそうです。このままでは患者にも迷惑がかかると判断した病院側は「最終審査会」を開くことにし、そこでMERの処遇を決めることにしました。それまでは活動を休止するよう命じられた喜多見はでも、きっぱり断ります。が、病院のスタッフでもある冬木たちを巻き込むわけにはいかないからと、一人でやれることをやる、と断言しました。

その喜多見を音羽が支えました💜。音羽は涼香が音羽のために真実を告白したと聞くと、彼女を庇うために「喜多見の過去を暴露したのは音羽だということにしてほしい」と久我山に頼みます👍。涼香には「手柄を横取りされてはたまらない」と悪ぶりましたが、真相は違いますよね。喜多見やMERの仲間を窮地に追い込んだと苦しんでいた涼香を、なんとか助けたかったのです😿。

その証拠に、MERに緊急要請が入ると、音羽も喜多見に同行しました🎉。そこでも自分には監督省庁の官僚としてMERの活動を見届ける義務がある、とのたまいます😁。他のメンバーも集まっては来たのですが、喜多見が阻止しました。喜多見は、特に若い彼らにはまだまだ病院で学ぶことが多いと心配していたのです。冬木には養うべき家族もいますからね。

爆破予告

今回の要請は、関東医科大学のHPに「校舎内に爆弾を仕掛けた」と書き込まれたことが理由でした👿。警察と公安が出張っているところに、喜多見と音羽が駆けつけます。既に避難活動は終わっていて、おそらくは悪戯だろうと思われていたところに、予告とは異なる棟が爆発しました😨。喜多見と音羽はすぐにそちらに移動します。爆発の被害に遭ったのは大学生が11名と1名の講師でした。喜多見は動ける学生たちに、怪我人を移動するよう促します。彼らは「医学生」なのです。最も重傷なのは中里という講師で、また大杉円佳(大幡しえり〜瀬戸玲@ドラゴン桜2)という女子学生も動けませんでした。

喜多見はすぐにも彼を緊急搬送しようとしますが、駒場からストップがかかります。爆破事件の犯人と名乗る人物から喜多見宛に連絡が入ったのだそうです😱。ツバキです😠。ツバキは、その教室内には協力者がいるから、喜多見たちの動きはすべてリアルタイムで把握していると脅し、建物から出ないよう命じました。もし誰かが建物の外に出たら、もう1つの爆弾を起動させると豪語します。次は確実に死者が出ますよ💀。

そしてツバキは、公安の月島に呼びかけますが、月島は本部にいるそうで、代わりに出張っていたのは月島の右腕の(三浦誠己〜田端博紀@半径5メートル)でした。南がこの呼びかけに応じると、ツバキは要求を突きつけます。ツバキがいうには、今回爆破されたこの関東医科大学は、9年前にこの理事長が当時厚生労働大臣だった天沼に裏金を渡したことから設立認可が下りたのだそうです。ツバキは、それを示す文書を内閣府のホームページで公表するよう命じました。5時までに公表しなければ、新たな爆弾を爆発させて、確実に死者を出す💀。

南は分かったと答えましたが、そのつもりはありません。そもそも政府がそのような許可を出すはずがないのです👎。

ツバキの罠

内通者

喜多見は仕方なく搬送を諦め、その場でできる限りの処置をし始めました。そこにいた学生たちはでも、次第に喜多見を疑い始めます👿。ネットでは喜多見をテロリストだと決めつけているからです。ツバキはそれを証明するかのように、喜多見に「それらしいメール」を送ってきました。

その上ツバキは本物の内通者を使って、喜多見が内通者であるかのように見せかけます。その内通者は大杉でした😲。大杉は、喜多見が変なメールを受け取っていた、と明かし、皆を動揺させます。喜多見は「自分はただの医者だ」と主張し、音羽は「SNSを使って若者を煽動するのはテロリストの常套手段だ」と説得しようとしますが、学生たちは恐怖で冷静な判断ができません😔。

それで喜多見は南に、協力して学生たちを助けようと呼びかけますが、南は茶番だと嘲笑します。喜多見はこれを否定しつつも、1つ気になることがあるのだと打ち明けました。喜多見は、かつてツバキが野戦病院から立ち去る際、自分の水筒に消毒液を入れて渡したのだそうです。喜多見は「こまめに消毒するように」渡したつもりでしたが、ツバキはそこでツバキを助けたことを必ず後悔させると断言したのだそう😨。

その後講師の中里の容体がさらに悪化しました。緊張性気胸を起こしていると察した喜多見は、学生たちに胸腔ドレーンの在り処を尋ねます。すると彼らは、近くの準備室に災害医療実習に使う医療資材があると教えて喜多見を案内してくれました。それは事実だったのですが、彼らの目的は他にありました。彼らは喜多見をここに閉じ込めるつもりだったのです😵。喜多見は仕方なく、とにかく音羽に点滴留置針を渡すよう促しました。中里先生の命がかかってます!💢

学生たちから点滴留置針を受け取った音羽は、彼らが喜多見を閉じ込めたと聞いて激怒しました😡。いいかげんにしろ!喜多見を連れてこられないなら、お前たちが中里を救え👊、と怒鳴ります。喜多見がいれば中里を救える、あの人が何をするのかその目で見てから判断しろ!と叱られた学生たちは、仕方なく準備室のドアを開けに行きました。喜多見は中で待ち構えていたようで、すぐに飛び出してきます💨。

喜多見は中里を励ましながら治療にあたり、側に横たわっている大杉にも声をかけるのを忘れません👍。大杉さん、大丈夫ですか?先生、学生たちが見てますよ!頑張りましょうねっ!!そして喜多見はこう語ります🌹。

俺たちは応援されるためにやってるわけじゃない。どんな批判をされても構わない。だけど、命を救うことには手を貸してほしい!皆の力が必要だ!

ようやく学生たちが動き出しました❣️。音羽はそれでもまだ彼らを疑いますが、喜多見は、ここにいるのは医者を志す若者たちで、命の尊さを誰よりも学んでいる人々だから信じよう、と語ります。これで搬送の手は足りましたが、裏口が封鎖されていました。喜多見は南に手を貸してほしいと頼みますが、南は「犯罪者のいうことは聞けない」と拒否しますこのカマキリ男がっ!( `ー´)ノ

あなた方はテロの脅威から日本を必死に守ろうとしている。命を守りたい気持ちはあなたも一緒のはずでしょう!😠

この喜多見の言葉と、ずっと喜多見の行動を見てきた学生たちが南の心を動かしました💜。彼らは「喜多見は悪い人じゃない」とネットに書き込みしたのです👍。「内通者」の大杉も、喜多見から「絶対に助ける」と言われてついに真実を打ち明けました。大杉は、医者は「必ず」とか「絶対」とか言ってはいけないと教わったと反論したのに対し、喜多見はその通りだが、そう言うと患者のみならず自分自身も勇気づけられるのだと語ったからです。そう口にすることで必ずやり遂げなきゃ、と思う。自分勝手ですね😏。

大杉は、感染症が広がったために仕送りがなくなり、バイトもできなくて退学を決めた時に、ツバキとSNSで知り合ったそうですそれでも途中で怖くなって、中里を咄嗟に救ったのだそう👌。でも、裏切ったら何をされるか分からないから怖くて情報を送り続けたらしい。本当にごめんなさい😭。

そう語った大杉の容体が急変しました。喜多見は必死で大杉を助けようとします。大杉さん!大杉さん、ダメだよ。もう一回やり直すんでしょ!?この様子もすべて南に届いていました。南は部下を総動員させて裏口に向かわせ、学生たちを救いにきます🎉。そこへMERのスタッフも駆けつけてきましたやった〜!( ´ ▽ ` )ノ。彼らは喜多見たちが心配で、ずっとワイヤレスヘッドホンをつけて様子を伺っていたのです😍。

駒場は彼らに、病院から批判を受ける、と忠告しましたが、蔵前はきっぱりこう答えます

私達は応援されたくてやってるわけではないので😏。

大杉のオペを無事に終えた喜多見は、それを南に伝えました。南は、国民の命を救っただけで、喜多見を信用したわけではない、と答えます。喜多見はそれでも「ありがとうございます」と礼を言いました。

大切な人

そこへ涼香が駆けつけてきました。皆、来てくれたんだね、と微笑む妹に喜多見は、MERのメンバーは強いから心配しなくて大丈夫だ、と語り、いかにも重大そうにこう囁きます。兄ちゃん、音羽先生なら賛成だから😁。

涼香は恥ずかしくなって立ち去ろうとしました💦。その後ろ姿を見た喜多見が凍りつきます😨。涼香のバックパックの中に「あの水筒💀」が入っていたからです😱。ツバキはあらかじめ涼香に会いに行き、喜多見には世話になったと、この水筒を涼香に渡していました。涼香!その水筒どうした?捨てろ!捨てろー!それ投げて逃げろ!!涼香、早く逃げろっ!!

ただ事ではない兄の様子に涼香はすぐに水筒を投げ捨てて逃げようとしましたが😨、時既に遅く、涼香と喜多見は爆風で飛ばされてしまいました。喜多見はすぐに意識を取り戻して涼香に駆け寄ります。涼香、涼香!大丈夫か?分かるか?兄ちゃんだぞ!もう大丈夫だからな!絶対に兄ちゃんが助けるからなっ!

MERのスタッフたちも集まってきてすぐに涼香を搬送します。涼香は途中で喜多見に謝ろうとしました。お兄ちゃん、ごめん。私のせいで。喜多見は、しゃべるな、大丈夫だ、皆いる、俺たちが必ず助けるから、と声をかけました。でも涼香は「お兄ちゃん」と言って意識を失います

喜多見を始め、皆が必死で蘇生を試みました。喜多見はずっと涼香に呼びかけています。聞こえるか?涼香!兄ちゃん、必ず助けるからな!おい、涼香っ!戻ってこいっ!!ずっと一緒だっただろ?頼むよ!兄ちゃん、涼香いないと何もできないって!涼香、戻ってこいっ!!

喜多見を除く皆が諦めました😔。もう、これ以上は。喜多見の絶望は計り知れませんなんてこった!( ;∀;)。危機管理対策室では、ついに「死者1名」が報告されました。ツバキは喜多見の最も愛する涼香を殺すことで世の中の不条理を伝えたかったと宣います👎。喜多見はかつてツバキに涼香の写真を見せて、子どもの頃から料理や洗濯をしてくれた自慢の妹だ、と笑顔で語っていたそうです。ツバキはそんな「理想を語る喜多見の満面の笑み」をなんとしても崩したかったのです💀。

疑うということを知らない天使のような涼香の死、そしてこれまで何があっても決して挫けることのなかった喜多見の慟哭する姿に、誰もが胸を痛めて涙しました。あの南でさえツバキのアジトを割り出せ!と檄を飛ばします。

感想

ツバキは罪のない人々を傷つけて、皆に「世の中は不条理だ」と思わせることで、自分を正当化しようとしているだけです👊。そんな弁解や、ましてや「大義」など絶対に認めない💢!おばさんが喜多見なら復讐を誓っちゃうところですが、それでもきっと喜多見は「医者」であり続けるだろうと信じます😿。あ〜来週で終わりだなんて淋しすぎます。いつもこれでは身が持たんでしょうし、まだ気が早いですけれど、これは是非シリーズ化していただきたいです。来週は全力で彼らを応援します

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COMMENTS

こん
ちくわさんへ
2021/09/06 (Mon) 14:30

拍手コメントをありがとうございます

ちくわさん、早速ありがとうございます。

そうですね〜。私も普段なら、真相を明かしてしまった涼香に腹を立てるところですが、人を疑うことを知らないという点は涼香の持つ素晴らしい美徳なので、今回はさすがに怒れませんでした。涼香は決してうっかり話してしまった訳じゃないからです。

ご指摘の「投げちゃダメだ」ですが、多分あそこには誰もいなかったのではないか、と私は拡大解釈しました。涼香だったら、もしそこに人の気配を感じたら、絶対に投げたりしないと思うので。それが涼香だから。

それは喜多見も同様で、喜多見と涼香は似ているのですよね。目の前の命を救いたい、ただそれだけで生きているような純粋な人間(=天使)という点で。悪魔のように卑劣なテロリストが標的にするはずです。

喜多見は「命」を救っただけで、本当に悪いのは、涼香や喜多見を利用した官僚であり、テロリストです。常識がないと言われたらそれまでですが、人の善意をとことん信じようとする彼らを、私は尊敬こそすれ、責めることはできません。天使のような彼らに批判の目が向かないよう祈るばかりです。こん

こん
ちくわさんへ
2021/09/06 (Mon) 17:35

拍手コメントをありがとうございます

ちくわさん、ご丁寧にありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ。

おっしゃる通り、あの官僚と大臣には腹立ちますよね〜( `ー´)ノ。そうそう、白金さんは最後には「寝返って」正しい判断をしてくれると信じたいですね^^。こん

こん
Fさんへ
2021/09/08 (Wed) 07:12

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ。

本当に悲しかったですね〜(/_;)。も〜なんであんな良い子を。でもきっと、Fさんのおっしゃる通り、これからは本物の天使としてMERを見守ってくれていますよね。来週の放送が今から待ち遠しいですね( `ー´)ノ。こん

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