TOKYO MER-走る緊急救命室 ネタバレと感想 第5話 すべての医療従事者に感謝と敬意を!
日曜劇場、【TOKYO MER-走る緊急救命室】の第5話を視聴しました。ドラマの最後にいつも流されるテロップ「すべての医療従事者の皆さんへ最大の敬意とエールをこめて💐」に、今回もまた改めて共感した次第です💖。そしてその「皆さん」が今回必死で救ったのは「新しい命」で、これにはさすがに誰も文句が言えなかったというのがまた良かった👍。以下早速ネタバレです。
訓練
MERのスタッフは、毎日、非常時のための訓練を重ねていました👍。ある時は「体重15kgの4歳の少女が腹腔内出血により重度のショック状態にある」と想定して行います。誰がどんなことをどのタイミングで行うのが最も効率が良いのか、特に心停止した場合、そこからアドレナリンを投与するまでの時間を20秒に短縮したいと喜多見が言うと、麻酔科医の冬木治朗(小手伸也〜デイヴィッド・チャン@恋はDeepに)は、子どもの場合は体重に合わせてアドレナリンを調合するからどうしても時間がかかってしまうと嘆きました。それで喜多見は、オペ前に患者の情報を共有し、事前にアドレナリンを調合できるようにしておこうと提案します👌。そこで音羽だけは「官僚」としての大切な仕事があると距離を置いていました😈。
政界の陰の支配者
そんな官僚が頭が上がらない「政治家😈」が入院してきました。しかも「仮病👎」です。政界の陰の支配者と呼ばれている幹事長の天沼夕源(桂文珍〜うどん屋@あさが来た)は、7年前に厚生労働大臣だった際に臨床学会から闇献金を受け取っていたことが明るみに出そうになって病院に逃げ込んできたのだそうです😠。この天沼もまた赤塚を敵視しており、白金から「刺客」として音羽を紹介されると、大いにはっぱをかけました。この女狐は、新党を立ち上げて国政に乗り込むつもりだから、選挙の前に叩き潰せ!
一方の音羽も、喜多見の医療行為を危険視しており、これが常態化すれば日本の医療が崩壊すると憂えていたそうです😔。私が必ずMERを解体に追い込みます。
エレベーター事故
ところが、その舌の根も乾かぬうちに、音羽が喜多見を引っ張り出す事態が起きました😁。音羽と天沼、そして涼香とその涼香が車椅子で介助した妊婦=立花彩乃がエレベーターに閉じ込められてしまったのです😨。相手は妊婦だと言うのに、天沼はふたりをエレベーターに乗せまいとしたのがまたいかにもセコかったですよね😠。とはいえ、いっそ乗らなかった方が良かったんですが😅。
エレベーターが止まった途端、音羽は心配して天沼の名前を呼ぶんだけど、マスコミに嗅ぎつけられたら大変だと怯えていた天沼は音羽を怒鳴りつけます💢。名前を呼ぶなっ😡!!そのくせ、音羽が管理センターに連絡しても時間がかかると見てとるや即、「私は民自党幹事長の天沼夕源だ!」と権威を振りかざす👎。今時こんな政治家、本当にいるんでしょうか😥。
一方の妊婦も、ひどく具合が悪そうでした😿。硫酸マグネシウムの点滴をしていたのを見ていた音羽は「彼女のために」MER、否、喜多見を呼ぶことにします👍。でも天沼を怒らせないように「天沼のために出動を要請する」と嘘をつきました🎶。ここには喜多見の妹が乗っているから、身内を贔屓した職権濫用だと言えば、MERへの批判が高まるとまで弁明します😎。天沼はすっかり本気にしました。面白いね、君🐒。
音羽から連絡をもらった喜多見はすぐにピンときます👍。あの音羽が「仮病の政治家」を助けるためにMERを呼ぶはずがない、もう一人の妊婦が危ないに違いない、と理解したのはさすがです💖。駒場をはじめとする他のスタッフは「仮病の政治家ごとき」のために、と難色を示しましたが、赤塚が許可を出しました。私ではなく、喜多見チーフの判断です。赤塚もまた喜多見を信じているのです🌹。
喜多見は早速立花と天沼の情報を入手しました。が、その時はまだエレベーターのメンテナンスに問題があったとしか伝えられておらず、管理会社の到着を待つしかありません。それで喜多見は弦巻と蔵前だけを残し、他のスタッフを通常業務に戻しました。ただし、いつでも対応できるようにイヤホンマイクで状況を聞いておくよう伝えます。徳丸は喜多見に、対策室と映像が共有できるようにタブレットを託しました。
とそこへレスキュー隊がやってきます。千住は、MERが出動要請に応じたから、我々にも要請がきた、といかにもはた迷惑だと言わんばかりでした💦。が、その時は既に地下の機械室で火災が発生し、エレベーター内に煙が侵入しています😨。千住は即、機械室へと急ぎ、状況を確認しました。このエレベーターには排煙装置が設置されていないのだそうです。このままでは中の4人が一酸化炭素中毒になってしまう!😡
千住が救助方法を探っている間に、喜多見はMER全員と情報共有を進めました。天野は仮病プラス頭部を打撲しましたが、問題は妊婦の立花です。彼女は数日前から血圧コントロールが悪く、翌日に帝王切開を予定していたのだそうです。エレベーター内には煙が充満して危険だが、どのようにアクセスできるかは不明。それぞれ自分にできる準備だけしておいてほしい。
一方で千住はメンテナンス用の出入り口を使って中に入り、酸素吸入器を届けることにしました💜。その後は5階から引き上げ作業を進める予定ですが、これはかなり時間がかかりそうなので、同時に1Fの扉もこじ開けることにします。
その頃エレベーター内には煙が充満し、音羽はハンカチを天沼に、それを見た涼香はブラウスの袖を破ってこれを立花に与え、口を塞ぐよう勧めました。それでも立花は咳き込んで倒れてしまいます。音羽は自分の上着を脱いで彼女に掛けようとするのですが、天沼は「どっちが大事なんだ!😈」と喚きました。それで音羽は仕方なくこれを天沼に渡します😥。
助けて。お願い。赤ちゃんだけは助けて😿。
立花がそう訴えていると、ようやく千住が声を掛けてきました。天沼は真っ先に酸素吸入器を受け取り、自分の分を確保します()。それに対して涼香は、自分はさておき立花に吸入器を使わせました🍀。音羽は自分の分を涼香に渡し、もう1つは立花のために取っておいてと促します。そこへ千住が、喜多見からだと言って立花のカルテとイヤホンマイクの入った封筒を渡しました。音羽がカルテに目を通している間に、立花は破水してしまいます😱。
音羽はなんとか破水だけは千住に伝えましたが、パニックを起こした天沼がエレベーター内で暴れたために、イヤホンマイクが見当たらなくなりました😡。その上エレベーターを支えるワイヤまで損傷してしまいます。ヘタをすると10m下まで落下してしまいます。負荷をかけないでください!!()
俺は民自党の天沼だぞ!早く助け出せ!
緊急帝王切開
音羽が立花の状態を確認すると、臍帯脱出の可能性があることが判明しました。そうなると10分以内に帝王切開をしなければ赤ちゃんが死んでしまうそうです😨。天沼のせいでイヤホンマイクは見つからなかったので、涼香は必死で監視カメラに向かって手話でこれを伝えました。お兄ちゃん、気づいて!もちろん喜多見は気づきます👌。
俺を下ろしてください。オペをします。
止める千住を無視し😅、喜多見は音羽に連絡を取りました。今から喜多見が下りていくから、緊急帝王切開の準備をしてくれと伝えます。外野がやいのやいの騒いだので、喜多見は音羽の判断を仰ぐことにしました。今音羽こそが最も患者の状態を熟知しているからです。それによると、既に臍帯は脱出しており、胎児は仮死状態でした。その横で、天沼は「俺を引き上げるのが先だ!💢」と怒鳴っています()。音羽先生、どっちを優先するべきですか?あなたの判断に任せます。あなたは医者ですから🍀。
音羽はきっぱり答えました。今すぐオペが必要です。天沼先生の救助は後回しにしてください。天沼は、これで音羽の官僚人生は終わる、と脅しましたが、音羽は、「人の命より大事なものなんてこの世にはない」と言い切りました🎉。
それから音羽は、涼香に酸素吸入器を当ててもらいながら帝王切開を行います。音羽は断ったのですが、涼香が、ずっと吸っていないじゃないか、このままでは体がもたないと自分の分を譲ってくれたのです😿。誰の妹だと思ってるんですか😏。音羽はその言葉に甘えて手術を進めました。ところがその涼香も持たなくなってしまったので、今度は音羽が、涼香と立花に酸素を与えます。この横で、自分だけ2つの吸入器を抱えて涼しい顔をしている天沼()に、さすがの音羽も声をかけずにいられません。お願いします。吸入器を!😡
実は結構な策略家😼
音羽の意識が朦朧としたその時、ようやく喜多見がやってきました。喜多見は自分がかけてきたゴム付きの吸入器を音羽に譲り、涼香に吸入器を2つ渡して励まします。できるか?そして天沼の怪我の様子を見ると「大した怪我じゃありませんよ😁」と満面の笑みを浮かべて、このままではオペを手伝えないから、手を貸して欲しいと頼みました。吸入器を俺の口に当ててほしいんです😉。天沼は即座に断ろうとしますが、喜多見は「協力してくれたら一躍ヒーローだ😈」とささやきました。おぉっ!😍
こうして天沼を丸め込んだ喜多見は、音羽にオペを代わろうかと申し出ました。が、音羽は、執刀医は自分だ、最後まで責任を持つ、と豪語しました👍。おぉっ!ですね!!😁
なんとか無事に取り出した胎児はでも息をしていませんでした😨。それから音羽はずっとマッサージを続けます。頼む、息をしてくれ!頼むっ!!
ここでようやくエレベーターの扉が開きました。その前で待機していたMERのスタッフは、手際良く天沼や車椅子、ボンベを外に出し(
)、その代わりに中に入り込みます💨。落下の危険を避けるためです。赤ちゃんにはモニターがつけられ、アドレナリンも注射しました。オペに猛反対だった医師たちもその準備に驚きを隠せません😲。こうした時のために、何度も練習をしてきたのです💝。
赤ちゃんが、皆の期待に応えてくれて、弱々しい産声をあげた時は鳥肌が立ちました😻。よっしゃー🙌!赤ちゃんはすぐにICUへ運ばれます。続いて立花も搬送されました。母子ともに無事。死者はゼロです!!
これを受けて赤塚もまた「大人の駆け引き😈」を披露します。記者会見で「すべては天沼のおかげで助かった😇」と嘘をついたのです🎶。MERを呼べと言ったのは天沼だし、「真っ先にワシを助けろ!」と言った言葉は「自分はいいから妊婦を優先してほしい」と修正されました😎。今回の一番のヒーローは天沼先生です!(😜)
天沼はすっかりご満悦で、白金に連絡して音羽を許し、MERへの妨害を控えるよう命じたそうです🐒。音羽はのちに、喜多見もきっとそのつもりだったに違いないと思ったそうです。さすがの久我山も、今回ばかりは嫌味の量が少なかったように見えましたよね。いい顔しやがって😏。だが、いいか、お前はどこまで行っても官僚だと忘れるな、とは言わずにいられませんでしたけどね💦。
音羽の覚悟
久我山はそう言って、天沼からの「口止め料💵」を渡しました。エレベーター内での数々の恥ずかしい言動を黙っていてほしいと立花に頼むためです。でも立花は、子どもが無事に生まれてくれただけで他には何もいらないと断りました🌸。音羽も意気に感じます🌹。音羽の母は貧しさのため、ロクな治療を受けられずに若くして亡くなったのだと打ち明けました😿。
そうした医療の不平等を是正するために、私は医師免許を持ちながら官僚になりました。この国には国民を守るための制度が少しずつですができています。新しい命を支援する仕組みを利用してください。私はそうした制度をこれからもっと拡充して誰もが希望を持って生きられる国にしていきます。
その一方で音羽は毎日、皆がいないのを見計らって、こっそりオペの練習をしていたそうです😏。それを見つけた喜多見は、なるほど〜と感心しました😎。音羽は、医系技官は臨床ができないと思われてるのが嫌なだけだと反論しますが、喜多見は大いに納得します。やっぱり音羽先生は根っからの医者ですね❣️。音羽がどんなに否定しようと喜多見の確信は変わりません💝。
感想
本当はね「今回のタイトルは『政治家と鋏は使いよう』だな😏」などとひとりごちていたのですけど🙇♀️、やっぱりあの赤ちゃんの顔を見たら&最初は弱々しかったけれど次第にしっかりしていく産声を聞いたら、そんな邪心は消えてしまいましたわ😅。ただただ「感謝」の気持ちでいっぱいです💐。来週の放送も楽しみです🎶。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こちらにもありがとうございますm(_ _)m。
TokyoMerは本当に素晴らしい作品ですよね。コロナ禍の今、医療従事者の方々は皆ああして命を削って頑張ってくださっているのだと思うと本当に感謝でいっぱいになりますよね。そうそう、音羽がまたええですね〜( *´艸`)。
今日の放送も楽しみですね♪こん