こっち向いてよ、向井くん ネタバレと感想 第2&3話 多様性は面倒臭い?

赤楚衛二さん主演のラブコメディ?【こっち向いてよ、向井くん】も毎週一応見ています。お好きな方には申し訳ないけれど、ものすご〜く面白いわけじゃあないんだけど、時々、なるほどなあと考えさせられますし、何より決して「不快」ではありません😁。以下簡単なネタバレと感想ですこっち向いてよ、向井くんのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

恋はキャッチボール?

真由に振られた?悟は、今度は元気のカフェでバイトをしていたアン(久間田琳加)から、積極的にアプローチされました。言葉だけじゃなく、キスまでされた悟は、今度こそ間違いない😍!と意気込みます。

が、10年前の失敗を繰り返すまいと「誠実」に対応しようとすればするほど、アンの期待を裏切ってしまいます。これまでアンがしてきた恋は必ずと言っていいほど「肉体関係」を伴うものだったのです。でも悟は、結婚前に関係を結ぶことは「遊び」であって「不誠実」だと思っている男としてサイテーだ!

向かうベクトルが違っているふたり、一緒にいればいるほど、その心は離れていくばかりなのですが、悟はそれに気づきません🙄。ある時洸稀から、悟は優しいけれど誠実ではないと指摘されて愕然としました😨。相手はキャッチボールをしたがっているんだから、ボールを投げ返さなきゃダメだよ

そう言うものかと納得した悟が、ようやくその気になった時にはすでに遅く、アンには新しい恋人ができていました

恋より結婚?

そんな悟に、今度は3年前に、どうやら成り行きで「関係」を持ったらしいチカ(藤間爽子〜横井真子@silent)から連絡が来ました。チカは悟に、ここ数年婚活をして疲れ果てたと語ります。だから「そういうことの外側にいる悟」と話がしたかったのだそうです😣。

ってことはすなわち、結婚を考える対象じゃない、と言ってることだと思うのだけど、その舌の根も乾かぬうちにチカは、悟と「結婚を前提に付き合ってみてはどうか」と言い出ます🤨。悟はすっかり混乱しますが、チカと話すのは「不快」ではなかったため、そんなチカと結婚するのも悪くないかもしれない、と思い始めました🐒。

そんな時に、1話でチャラい男に見えた河西から、それこそ結婚を前提にした「同棲」を始めると聞かされます。河西はそれほど中谷のことが好きだと言うのです。ここまで好きになったのは彼女が初めてだ、結婚ってそういう相手とするものでしょう?😁

悟はますます混乱しました😨。

「当たり前」って何?

それに加えて今度は妹の麻美が「不快」を訴え始めます。結婚するまでは「単純バカな元気」のことが好きだったけれど、結婚した途端に「一家の大黒柱」を自認し始めた元気は不快極まりない存在と化したのだそうです💦。

麻美たちの母=公子(財前直美)は娘に理解を示します。公子が若い頃は、ある程度の年齢になったら「結婚して家庭を築くのが当たり前」だったから、何も疑問に思わなかった。それはきっと夫も同じことだろう。でも今は「多様性」が認められる時代。夫婦同姓を疑問に思う人もいれば、夫に養われるのが嫌な人もいる。

洸稀は計算高い女?

一方の洸稀は、やはり環田と付き合っていたようですね。環田は離婚していて不倫ではないのですが、今のところ、深く付き合う気はないようです。深入りしてしまうと「賞味期限」が短くなると考えているらしい😅。恋愛を人生の一コマと考えているなら、それはそれで楽しいエンタメかもしれませんし、のめり込みすぎて傷つきたくない、という考えもあるかもしれませんね。

まとめ

おばさんは、この公子と同年代ですが、おへそはかなり曲がっていたため、何にでも疑問を持つ方でした😅。「多様性」においてはちょうど過渡期だった頃なのかな。まだまだ「女は結婚して家庭に入るのが当たり前」という意見が多数派を占めていたけど「そんなのおかしい!」と考える人も増えてきた時代。ちょうど「ガラスの天井」を相手に戦っていた時代女だからああしろこうしろには従えない!!

でも今はそのどちらでもないような気がしますね。結婚して家庭に入るのも1つの価値観だし、結婚せずに仕事を続けるのもよいし、家庭と仕事のどっちも頑張る人がいてもいい。以前、洸稀が言ったみたいに、考え方は「人それぞれ」でいいんじゃないかしらね。そこで大切なのは「誰にどう思われるか」じゃなくて、これは公子が麻美に言い聞かせていた通り「自分がどう思うか」であり、それをいかにして相手に伝えるか(わかってもらえるか)、なんじゃないのかな🤔。

それを面倒臭いと思うのは、あまりにもマニュアル化した社会で生きてきたからなんじゃないですかね〜。公子は「思考停止」と呼んでいたけど、考えることを止めることは、人間やめることじゃないのかしらね😈。

悟はいつも「相手にどう思われる」ばかり気にしているから、いつまで経っても「振り回される」ことになるんじゃないかしらね。それもまあ「優しさ」なんだと思いますし、そんな自分が嫌じゃなければ、そういう人もまたいて良いのだと思いますけどね。皆が皆「自分自分!そんな社会には住みたくないわ(^_^;)」と主張して対立するのはどうかと思いますし😎。

こっち向いてよ向井くん(1)
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