17才の帝国 ネタバレと感想 第1話 帝国誕生

土曜ドラマ、【17才の帝国】もようやく落ち着いて見ることができました。ちょいと面白そうだなあと思っていたのだけれど、最初は気が散っちゃってなかなか頭に入ってこなかったのですよね💦。でもじっくり見たらやっぱり面白かったです🤗。以下早速ネタバレです17才の帝国のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

ウーア

近未来=202X年の日本は、完全に経済が没落したことから今や「サンセットジャパン😈」と呼ばれるようになりました。人口の40%を65歳以上の高齢者が占め、半数近くが高齢者という超高齢社会です。そんな国の内閣もまた、総理の鷲田継明(柄本明〜芦屋賢三@未来への10カウント)をはじめとする高齢者ばかりです。

そこで鷲田は内閣官房副長官の平清志(星野源〜志摩一未@MIU404)の意見を取り入れ、量子コンピューターを使った政治を行う実験都市=UTOPI-AI(略してウーア)を造りました。閣僚はすべてAIのソロン(声:緒方恵美)が選びます。このソロンは「トリ、ヘキサ、ノナ」の3機のスーパーコンピューターで構成されているそうです。

ソロンが選んだウーアの統治メンバーは以下の4名です:

若い彼らの「経験」を補うのがAIなのだそうですよ👍。ちなみに真木は現役の高校生、林はIn-house lawyer、雑賀はアメリカの大学在学中にMBAを取得した才媛、鷲田はウーアのある青波市出身で業界とのパイプがあるということですが、鷲田総理の孫だそうです。いやAIは忖度しないですよね😏。

プロジェクト・マネージャー

ウーアのプロジェクトマネージャーには、ウーアの構想から主導してきた平が就任しました。鷲田総理はマスコミには、ウーアのメンバーによる「変革と創造」の責任はすべて自分が取ると豪語していましたが、実際には平にすべてを任せるようです🐒。君が推進したプロジェクトだから、君の責任だ。そして、ウーアが成功したら次の総理は平だと仄めかしました。

総理補佐官

年齢は若いとはいえ、そんなエリート集団の中に、ひとりだけ普通の女子高生=茶川サチ(山田杏奈〜水野あかり@未来への10カウント)が「総理補佐官」に抜擢されます。選んだのは真木です。ふたりは未来創成塾というオンラインサロンで一緒だったそうで、彼女もまたこのウーアプロジェクトに応募していたけれど落選したのだそうです。それでも真木のことは絶対に選ばれると確信していたらしい😁。

サチは、リストラに遭って現在は主夫をしている父の正樹(杉本哲太〜長沼周也@日本沈没ー希望の人)、その父で要介護ながらに一人暮らしを余儀なくされていた祖父の大樹(綾田俊樹〜タケオさん@ライオンのおやつ)、そして母で中学教師をしているタエ(西田尚美〜兒玉さくら@恋せぬふたり)、不登校の弟=樹介(加藤憲史郎〜笛吹龍人@その女、ジルバ)とともにウーアに移住しました。サチには給料も出る上、家族も一緒に3年間、タダで暮らせるのだそうです。

高校生が政治の世界に入るなんて本当に大丈夫なのかと憂える両親に、サチが語った話がまた象徴的でした👍。

それは今の大人がちゃんとしてくれないからだよ。社会について考えたことある?うちも社会の一部なんだよ!それに世の中にはどうにかしなきゃいけない問題が山ほどある。大人はみんな、自分達のことばかり考えているから、私たちは不安なんだ!

理想都市を目指して

ウーアはまさに理想的な未来都市空間でした。住民の情報をはじめ、心身の健康状態もチェックされ、個々人に給付されたデバイスには本人の「幸福度」も表示されるそうです🌹。

早速最初の閣僚会議が開かれました。真木はいきなり「市議会の廃止」を提案します。ソロンで集計したところ、なんとこの会議を視聴している住民の8割近くがこの提案に共感していたそうです。その上真木は、自分への支持率が30%を切ったら即辞任すると明言しました。

投票率の低い選挙で選ばれた人が住民の声を代表するより、全然よくない?😏

抵抗勢力

こうして文字通り100%ガラス張りの議論が展開される一方、元市長の保坂重雄(田中泯〜ファリア真海@モンテ・クリスト伯)や市議会議員の佐伯豊(岩松了〜大豆田旺介@大豆田とわ子と三人の元夫)をはじめとするその「市議会」は戦々恐々としていました😨。しかも真木は、次は市の職員も削減すると断言したのです😱。

まとめ

いやいや、これは実に楽しくなりそうですね。続きもとっても楽しみです🤗。

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