17歳の帝国 ネタバレと感想 第2話 幸福への選択
土曜ドラマ、【17才の帝国】の第2話は「幸福への選択」です。このドラマを初めて見た時、この「17才の帝国」という言葉にかなりの違和感を抱いたのですが🤔、あくまでも今のところ、ですが、これは記者による「皮肉」だったことが判明しました。ま、最後はどうなるか分かりませんけどね😈。以下早速ネタバレです。
17才の帝国
冒頭でも触れましたが、このウーアを「17才の帝国」と評したのは、新聞記者の山口早希(松本まりか〜霧島まゆみ@竜の道~二つの顔の復讐者)でした。山口は、真木の就任演説を「大人になることを拒むかのようなスピーチ」と表現し、真っ先に市議会を廃止したのは「独裁国家」の危険性を孕んでいる、と警告します💀。この山口は平の学生時代からの友人だそうです。
この決定を受けて、真木総理の支持率はいっきに10%下がりました😨。マスコミも容赦無く叩いてきます。「古臭い大人」寄りの鷲田も、独裁者はやべーよ、と否定的でしたが、雑賀や林は問題ないと豪語しました。年寄りが自分の権益を守るだけで、若い世代に投資しない=未来を見据えないこの国に失望していたけれど、このプロジェクトを見て少しだけ希望が持てた😁。でも鷲田は「支持」されなければやりたいこともできなくなる、と反論します。
その頃平もまた「古臭い大人」に叩かれていました。佐伯と保坂です。でも平は、若い閣僚に任せるというのが鷲田総理の意向なのだとなだめました。すると保坂は「総理君」に会わせろと言い出します。でもその「総理君」は授業中だったそうです💦。
平は授業を終えた頃を見計らい、真木を迎えにいきました。泥だらけのスニーカーではまずいと革靴をプレゼントします。母一人子一人で育ち、その母を亡くした後は祖母の介護をしていたという真木は、本当に嬉しそうに笑いました。誰かに何かを買ってもらうのは久しぶりなのだそうです🤗。
一方で、保坂と佐伯、そして市の職員から罵倒された真木は、自分のモットーには「聞く政治」が含まれている、と答えて意見を歓迎しました。自分にだけ便宜を図れという大人たちの言葉を聞くつもりはないが、ウーアで暮らす人々の言葉はできるだけ聴きたいと思っている。でも職員たちは「リストラ」の恐怖に怯えてテンパっています💢。君が創りたいのは、君の理想の帝国なんだろ!😠
真木は、職員削減はまだ決まったわけではない、と言って立ち去りました。そこへ平が車で迎えにきます。真木は思わず、空腹のあまりふらつきました😓。平は真木と茶川をラーメン屋に連れて行きます。ふたりが美味しそうにぱくぱく食べるのを見て、まさに育ち盛りだね、とまぶしそうに呟きました。
視察
その後真木は街を視察に行きます。そこで住民たちの意見を聞きました。特に「大正時代から続いている」という商店街では貴重な意見が得られます。彼らは、そもそもウーアができる前から決まっていた「再開発」にも反対していたのだそうです。真木はこの「再開発」も検討し直すことに決めました。困ったのは利権が絡んでいる佐伯たちです😎。
もはや20億つぎ込んだと憤る鷲田に、雑賀は、建設したらさらに180億かかると反論しました。そしてソロンは、その180億で3つの街(モデル)を作ります。これを見ていた住民たちは、リアルタイムで感想を伝えてきました💕。ありきたりな商業ビルよりいい。商店街を残してほしい。真木は早速住民投票を行いました。従来の再開発案とこの3つの案で、住民の70%が投票を終えたら再検討すると断言します。
投票率はすぐに70%を超えました。従来案は中止され、票が割れた新たな3つの中から再度検討し直すことにします。それでも鷲田は、再開発は自分の担当だと息巻きました。10年間再開発に携わってきた人たちはどうなるんだ😡!
が、雑賀たちは、過去の10年より未来の10年を見据えた再開発でなければ意味がない、と反論します👍。住民たちもそう思ってのこの結果なのです。真木も、ここがずっと住みたくなるような街にできたらと望んでいる、と付け加えました💜。
鷲田は平に、このままでは「平政権」も危うくなる、と平を仲間に引き込もうとしますが、平はいたって冷静です。何せ平は、こうした改革を望んでウーアを立ち上げたのです。総理になりたいという野望はあっても、旧態然とした体質に迎合する気はありません😏。
総理とのチャット
その平の提案で、真木は住民たちとリアルタイムでチャットすることにしました。そこで真木は、幼い頃の貧しい生活を語りはじめます。ヤングケアラーとなってからは、周囲が「無理をするな」という言葉に大いに疑問を抱いたそうです。僕が無理をしなければ、誰が祖母の面倒を見るんだ?誰が助けてくれるというのか??その気持ちが彼を突き動かしました。社会や政治に興味を持ち、高校生が政治を考えるサロンに入って本を読んだりプログラミングを勉強した後、このプロジェクトに応募したそうです🌹。
エピローグ
こうして真木の評価は上がり、支持率も20%上昇しました。真木が茶川を補佐官にするきっかけとなった、茶川が提案した「善意ポイント」のアプリも完成したそうです。真木はでも、そんな茶川ではなく「ユキ」という謎の女性と語り合っていました🙄。僕のことを一番分かってくれてるのは君だよ。
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