17歳の帝国 最終回 ネタバレと感想 ソロンの弾劾
土曜ドラマ、【17才の帝国】の最終回は「ソロンの弾劾」です。途中はどうなることかと心配しましたが、5回と言う回数を考えたらまずまず無難にまとめてくださったのではないでしょうか🤗。以下あっさりネタバレです。
試行錯誤
ウーアができてから3ヶ月が経過しました。高齢者たちは真木に辞任を迫るデモを起こします。祖父がいると言う林は彼らの気持ちを理解しようとしますが、雑賀は、その優しさがウーアをダメにすると反論しました。年寄りに巻き込まれたら終わりだから😤!
でも照は、この国の4割は高齢者だと意見します。それでも、今の問題に縛られずに未来を見据えなければならないことは明白でした。雑賀は若者の税金を軽減するよう提案します。
スノウの暴走
真木はその後ウーアの報告をしに上京します。2〜3日留守をすると語る真木を、スノウは、ウーアに来てから真木は変わった、と批判しました。たくさんの人と出会うことで「不要な価値観」を得たと言うのです。これまでの「純粋で真っ直ぐで揺るがなかった頃の真木」に戻ってほしい。真木が彼女を「ユキ」と呼ぶと、彼女は「私はスノウだ」と答えました。
スノウは、真木の留守を狙ってサチを取り込もうとします。私たちが幸せになるために手伝って!親切で優しくて正しいサチが幸せになれないなら、世界の方が間違ってる!!
スノウはサチに、自分は大人たちに殺された、と訴えます。大人は醜い、嘘つき、汚い!だから「大人がいない世界」を作らなきゃ!!助けて!!早くしないとまた私は殺されるっ!!
スノウはサチに「ユキ」のデータをサチの善意ポイントのシステムを通してソロンにつなぐよう命じました。みんなに本当のユートピアを見てほしい!!😡
平の逆襲
真木が東京で「商店街の再開発計画の見直し」について語っていた頃、平は席を外して鷲田総理に会いに行きました。平は鷲田の息子の光から「白井の日記」を手に入れていたのです。平はこれで鷲田を脅し「総理」の椅子を手に入れようとしていました😎。
理想の終焉
と、そこに「スノウ暴走」の知らせが入ります。ウーアでは住民たちが、スノウが見せた「真実👿」に眉を顰めていました😥。ソロンはこの非常事態を受けて、全てのサービスを停止します。照たちが官邸に駆けつけると、サチが一人で泣いていました。ユキがサチに助けを求めたと聞いた真木は、ユキを暴走させたのは自分だと反省します。すべては僕の責任です!
真木はソロンに命じてライブ配信を開始しました。大人の犠牲になって亡くなった少女のAIを作った。怒りや悔しさを皆に伝え、彼女が望んだ「理想」の世界を皆に見せたと偽ります。ウーアの住民たちはこれを「私的流用」だと批判しました。言ってることが意味不明。あれが理想?怖すぎ!!
真木の支持率は急降下し、つい30%を割りました😨。ソロンは真木を罷免します。
平がライブ配信を停止すると、サチは、やっと、真木のせいではないと喚き出しました。雑賀は、真木の作ったAIがソロンを攻撃したのは事実だから、サチが何を言っても変わらない、と明言します。雑賀もまた17才の頃はいつもたとえようのない怒りを抱いていて、怒ってばかりいたと打ち明けました。その「17才の雑賀」は今でも自分の中にいるそうです。サチもまた、そんな自分をずっと抱えて生きていくのだと言い渡しました。(お気楽な)とちおとめ😎。
真実の暴露
平は白井の日記をマスコミに流しました。そこには7年前、鷲田の指示で、架空の支持団体を使って1億円の迂回献金がなされた事実が記されていたそうです👎。これを受けてすぐに鷲田が総理を辞任しました。山口は平に「平らしからぬやり方だ」と伝えます。平もまた「17才の頃の自分」を思い出したのでしょうか。その後すぐに平は代表戦に立候補を表明しました。
信念の継承
時を同じくして、ウーアのシステム障害が報道されました。あの日流れた映像は、真木が故意に流したのではなく、第3者のハッキングによる流出だとの見解が示されたのです。真木の辞任は翻りませんでしたが、照は、今後誰がウーアの総理になっても、真木の方針を受け継ぐ意向を示しました。若者も高齢者も、住民の全てが幸福を感じられる街づくりがしたい、と訴えます。市議会を廃止した代わりに「市民オブザーバー」の導入も検討していました。立場を主張するのではなく、互いの声を聞くために🌹。サチもまたできる範囲で手伝うことにしたそうです👍。
新しい一歩
平は、真木がウーアを去るその日、真木の靴を磨きました。恐縮する真木に平は、平もまたプロジェクトのメンバーに応募したが、ソロンが選んでくれなかった、と打ち明けます。経験は時に人を臆病にし、腐らせる。何かを得る代わりに大切なものも失っていく。そう言いながらも、平はまだ「青い夢」を忘れてはいないと断言します。今からでも追いかけることはできる。
平は真木を激励します。いろんなところへ歩いて行ってほしい。君はこれからも「ウーアの初代総理」だ🌸。
真木はウーアの住民たちに最後の挨拶をします。彼は任期中にたくさんの人に出会ってたくさんの話を聞いたことをかけがえのない財産だと受け止めていました👍。誰もが幸せになりたい、自分を尊重してほしい、大事に扱ってほしいと願っていた。なのにどうして世界に不幸が溢れているのか。人々を幸福にするために僕に何ができるのか。政治でそれが実現できるのか。まだ答えは出ていないが、ここで生きたいと思える社会を創りたいという「理想」は捨てたくない。
それでも最後は、いかにも17才らしく、ウーアで食べた「メバチの南蛮漬け」が特に美味しかったと締めくくりました😁。ウーアは僕の心の故郷になると思う💐。
真木は保坂の家に呼ばれていたようで、商店街の後に立ち寄りました。すると保坂は「青波祭りに使う太鼓」を用意していて、保坂の土地を好きなように使っていいと言ってくれます。海辺で行われる青波祭りは、かつて、保坂の所有地で行われていたのです。
エピローグ
ソロンは、新しい総理に照を選びました。新たな大臣と市民オブザーバーが閣議に加わり、改革が続けられたそうです。3年目には待望の「青波ランタン祭り」が開催されました。真木は留学先からメタバースで参加するそうです。照たちの任期はこれで終了し、また新たな閣僚が募集されていました。平も総理として活躍していたそうです。
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拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜(^^)/。
途中ちょっと暴走しちゃってハラハラさせられましたよね^^;。確かに意欲的な作品でしたが、まとめるのはなかなか大変そうでしたよね(苦笑。こん