VIVANT ネタバレと感想 第7話 乃木の真意はどこに?
日曜劇場【VIVANT】(ヴィヴァン)は7話もまた衝撃的な展開で、昨日はリアタイ視聴したのだけれど、見終わった後も興奮し過ぎてなかなか眠れなくなっちまいました😓。昨日はコメディの「コ」の字もなかったですよね。も〜実に贅沢なエンターテイメントですな。おかげで今日は寝不足です💦。
と、これまた贅沢な愚痴はさておき、以下早速ネタバレです。
ノゴーン・ベキ
今回乃木は、前回のラストに登場した別班の仲間6名と「ある作戦」を決行するため、バルカ共和国へ向かいました。その前に彼は、自分の父=乃木卓がテントの首謀者=ノゴーン・ベキであることを皆に打ち明けています。実際には司令の櫻井に真っ先に明かしたそうです。
乃木がこれに気づいたのは、3年前にテントに関する別班の共有ファイルを見た時でした。そこで見たテントのロゴが、乃木家の家紋とよく似ていたこと、彼らの活動拠点が、卓が亡くなったとされていたバルカ共和国だったことなどから、父がテントに関わっているのではないかと疑って、彼の40年後のシミュレーション写真を作らせたりしたのだそうです。アリの証言によって、その疑いが確信に変わりました。乃木卓は死んでおらず、ノゴーン・ベキとして生きている!😨
ちなみに「ノゴーン・ベキ」とは、卓が現地で(表向きの)緑化活動をしたことから名付けられたそうで「緑の魔術師」という意味だそうです。枯れ果てた砂漠を作物の実る畑にした彼は、当時から現地の「英雄」だったらしいです。
ベキに関する情報は「ベキのシミュレーション写真」とともに公安でも共有されました。野崎は、乃木がタクシーに盗まれたカバンを押収した際に、この写真も手に入れていたそうです。でも、乃木が別班であるという事実は野崎と佐野部長だけの秘密で、他の捜査官たちには伏せられています。彼らはそれだけ「別班」に敬意を払っているのです。
新庄は、もしベキこと卓が潜入捜査当時なんらかのトラブルに巻き込まれたのなら、公安本部に救援要請を出すはずだと指摘しますが、そうした情報は一切残ってなかったそうです。公安と別班の見解は、卓が公安に裏切られたに違いないと一致していました☠️。彼がテロリストになったのはその結果、妻や子も失った「恨み」によるものなのではないか。
別班では、ベキの息子の乃木がこの作戦に加わることへの異論も当然飛び出しましたが、櫻井がこれを一蹴しました。ベキについて最も詳しいのは乃木だという理由です。乃木自身はこの時「果たして乃木にベキを殺せるのか」という意見には一切反論しませんでした。
また別班では、太田の活躍のおかげで、テントのナンバー2であるノコル(二宮和也)の情報も手に入れています。ノコルは流暢な日本語を話しており「ベキの息子」の可能性もあると理解していました。そしてこのノコルが、1週間後、ピヨという幹部(吉原光夫〜柴田勝家@どうする家康)に代わって、ロシアの反政府武装組織=ヴォスタニアとの会合に出席することも突き止めました。
野崎が乃木を見つめる理由
別班では、このヴォスタニアのメンバーを倒して彼らになりすまし、テントと接触する「作戦」を立てます。彼らはそのためにバルカへ向かうのですが、公安は、そんな作戦があることは知らず、ひたすら乃木をマークしてきました。乃木もそれは承知していて、本人曰く「野崎が動きやすいよう」に本名で航空券を手配しています。
その飛行機の中で、野崎はある苦い思い出について語ってくれました。彼はかつて、彼をとても慕ってくれた良き部下=リュウ・ミンシェを死なせてしまったのだそうです。そしてそのミンシェは乃木にとてもよく似ていて、野崎はことあるごとに乃木を見つめずにはいられなかったらしい。俺があの時ちゃんと見ていれば、死なせなくても済んだのに😔。
野崎はそんな後悔から、ミンシェによく似た乃木には幸せになってほしいと考えていたようで、だからこそ「全部終わったら『ちゃんと』先生のところへ戻ってやれよ」と乃木に言い聞かせたのだそうです。
野崎は乃木の過去や卓についても全て知ったと悟った乃木は、野崎にこんな言葉を贈りました💐。
鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す
(平凡な人間の中に優れた人がいる。彼は紙に書いてある向こうまで見通して理解する)
空港に着いた乃木は野崎に「スネイプ社との会合😈」があると伝えます。スネイプといえば、大のハリポタ好き(アタイも超好き!😍)だという野崎なら、まさしく「眼光紙背に徹す」で「これから裏切り者になる」の意味が伝わったのではないでしょうか。そしてそれは決して彼の本意ではなかったことも伝わったに違いありません😭。
衝撃の展開!?
それから乃木は、野崎やチンギスが張り巡らした捜査網をかいくぐりつつ、その一方で「わざと」自分の居場所を彼らに知らせるような行動を取ります👻。トランクに発信機が仕掛けられたのも素早く見抜き、ドラムが足で乃木の靴に仕掛けたGPSにも気づきましたが(そーいえば乃木は10g単位で重さの違いが分かるんでしたっけね)、後者のGPSは壊さずに持っておいて、ここぞというタイミングでわざとスイッチを入れて東条に居場所を知らせました。
こうして公安が追ってくるよう手配した乃木は、満を持して別班を裏切ります😱。ノコルを人質にすると見せかけて、油断した別班の仲間めがけて次々と発砲したのです。ここね「射殺」したと書こうかどうしようか、か〜なり迷いました😔。何せ予告では「4つの棺桶」が飛行機に運び込まれるのが映っていましたし😨。まあこれも敵を欺くためのフェイクかもしれませんので、今はなんとも決めかねるところですが
。
一人だけ生き残った黒須は、口汚く乃木を罵りますが、乃木は意に介さず、ノゴーン・ベキに会わせてほしいと訴えます。ノコルが彼を殺そうとしたので「私はベキの息子だ!」と叫びました。ノコルは驚いて部下を止め、乃木と黒須をアジトに連れ帰ります。
黒須はどうにも納得がいかず、牢屋の中で隣の牢に入れられた乃木の注意を引いて、これは作戦なのだろう?と尋ねました。テントに気づかれないよう「読唇術」で分からせようとしますが、乃木はこれを理解した上でかぶりを振ります。僕は(実の父親に)会いたかったんだ!君に僕の気持ちは分からない!!
乃木はバルカに来る前、Fにも同じことを漏らしていました。でもFは、お前はベキを殺すんだ!と言い聞かせています😤。
血か縁か
ノコルは「君はベキの息子か?」との乃木の問いにそうだと答えていましたが、予告に「血の繋がりか、40年の繋がりか」とあったので、実子ではなくて、おそらくは赤ちゃんの時に引き取った「養子」ではないかと思われます。
そのノコルは、これまた予告を見る限りでは、乃木に好意的とは言えない様子でした💦。ベキはいまだに乃木や妻の写真を肌身離さず持ち歩いているらしいですから、ノコルが血縁でも養子でも、そこに「嫉妬」が生まれるのは致し方ないかもしれません。ノコルにしてみれば「これまでこんなに尽くしてきたのに!💢」という無念を禁じ得ないでしょうしね。ベキは「代えがたい能力なら利用する」と語っていたようですが、いったいどちらを指す言葉なのか?🤔
またノコルは乃木に黒須を撃ち殺すよう命じていました☠️。果たして乃木の決断は!?
夢のひととき
乃木は帰国した際に、柚木とデートをしました❣️。桜並木の中で抱き合い、家に招いて「野崎直伝のお赤飯」を振る舞います。お赤飯ももちろんですが、カツオのお刺身やたたきに青菜のお浸し、どれも手の込んだ=愛情のこもった料理ばかりで、見ているだけで心が暖かくなりました。
台所では二人並んで食器を洗い、乃木は柚木にキスをします。それが人生初めてのキスだったらしく、泣いて震える乃木を柚木が後ろから抱きしめたシーンがまた素敵でしたね
。柚木はきっと心の中で「私がこの人を守る
」と誓ったに違いありませんよ。いや腕力的には乃木の方がずっと強いんだけどさ😁。
まとめ
頭では、乃木はジャミーンが認めた「良い人」だから、仲間を殺したりはしない、と思いたいけど、その一方で、乃木の想像を絶するほど辛い過去や優しい性格を考えると、どんなことをしても父親に会いたかった(父を殺したくなかった)という気持ちも理解できる気がするんですよね。あとね、日本のドラマなら殺さないけど、アメドラなら殺したよね、とかね🐒。
また、もしかすると、黒須を除く別班のメンバーは、実は敵国のスパイで、これを機会に始末したかったのかも?な〜んて自分に都合のいい展開を妄想したりもするんだけど😅、このドラマはそんなに甘くない気がしませんか。それはあのキスシーン見ても分かる。乃木の行動には「壮絶な覚悟
」が透けて見える気がします。
でもって(奇跡の少女=)「ジャミーンは何者?🙄」はまだ大いなる謎です。そしてこれは繰り返しになりますが、乃木のためにも、柚木は普通の女性だと信じたい〜そうあってほしい!
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こんさん、こんにちは。
まさかの展開でしたね。警察がすぐ到着するように仕向けていたから、仲間を撃ったのは致命傷にならない程度に……だと思っていたのですが、やっぱり予告で「あれ?」と思ってしまいました。
ノコルも母の違う弟かな、息子として育てているだけかな、と思っていたら「血のつながりか~」なんて出ちゃうし。今回の予告ったら、まったく……。それも意図があるのかもしれませんけれど。
「鶏群の~」と言っていたのはFですよね。ユウスケだけじゃなく、Fも野崎を信頼しているんでしょうね。