VIVANT シーズン1 最終回 ネタバレと感想 なんと素晴らしい父と息子!
日曜劇場【VIVANT】(ヴィヴァン)もついに夕べが最終回でした。これがまた感動に次ぐ感動の連続で、本当に久しぶりに素晴らしい日本の連ドラを堪能できた!と大満足のおばさんです😍。もちろん「妄想好き」なアタイのこと、あの最後の意味深なセリフと饅頭ですし、視聴後にあれこれ妄想したのは言うまでもなく😁、今後への期待も込めての↑の副題(シーズン1❣️)となりました🐒。
その妄想は最後に語るとして、まずはかなり暑苦しいネタバレのあらすじです。昨今の連ドラはあっさり終わっちゃうことが多かったけど、これは実に濃密な内容で、隅から隅まで語り倒したい気分でいっぱいです😅。酷暑で使い果たした体力が続く限り、なんとか最後まで頑張りたいです。
ベキの慧眼
ベキは、抜いた刀で乃木を吊るしていたロープを切りました。やはり彼はあの孤児院での米騒動以来、息子の意図をすべて見抜いていたのです👍。
銃弾の秘密
最初に「銃弾」の謎が明かされました。あの時ベキが乃木に渡した拳銃には1発の弾も込められておらず😨、乃木はすぐにそれを察したらしいのに、ノコルが誤解、否、取り越し苦労をして自分の拳銃を渡したのだそうです💦。乃木は逆にノコルの拳銃に(1発だけで軽いため)弾が入っているのかどうか迷ってしまい、それで黒須が避けられる場所を狙い撃ちしたのだそうです。1発放った後はもう空だと確信できたので、安心して引き金を引いたのだそう。黒須は生きた心地がしなかったでしょうけどね😅。
一筋の希望
乃木はあくまでも「別班」の任務を果たそうと心に誓っていました。日本に脅威を向ける者を排除するためなら手段を選ばない=そのためなら父親も殺す!のが別班です。乃木はベキを見つけたら即、抹殺するよう命じられていたそうです。
当初はヴォスタニアに扮してノコルを拘束する予定でしたが、アリですらベキに忠誠を誓い、家族を殺されてもテントについて話さなかったのだから、いわんやテントNo.2のノコルなら、たとえ拘束されても話すはずがないと作戦に迷いが生じていたところで、ジャミーンの言葉がヒントになったのだそう。
バルカに来る前にジャミーンを見舞った際、乃木はジャミーンの前でベキの写真を眺めていました。ジャミーンはそれを見て満面の笑顔を浮かべ、彼は優しい人だと筆談で教えてくれたのだそうです💜。お父さんみたいな人🤗。ジャミーンには善悪を見抜く力があるのです🌹。
そこで乃木は考えました🤔。私の父は、誰もがそう思っているような極悪非道のテロリストなどではないかもしれない。我々はテントの重要な側面を見落としているのではないか😨?!乃木はテントの本質を理解するために、潜入作戦を決行することに決めました。これを知っているのは櫻井だけです。
が、ノコルは激しく反論しました。そんなはずがない!仲間4人を死んだことにして日本に運んだのだから、他に協力者がいるはずだ!😤
棺桶の謎
乃木は野崎に賭けたのだと打ち明けました。自分はこれから「スネイプ社」との商談に出かける、と謎をかけ(スネイプ先生は偉大な『裏切り者』)、ドラムが仕掛けた発信機に気づくとこれを利用して自分の居場所を野崎に伝え、櫻井からも「リュウ・ミンシェ」の名前で会合の場所をメールさせたのだそう。
そこへ駆けつけた野崎は、倒れている4人にはまだ息があり、その場で何が起きたのかを知ると、バルカ行きの飛行機の中で乃木が語った「眼光紙背に徹す」は、乃木が「背後にある深い意味を読み取れ」と語りかけていたのだと悟りました👍。乃木はスネイプ先生だ!チンギス、大至急棺桶を4つ用意してくれっ!!
チンギスは、そこまでする必要があるのかと怪訝そうでしたが、野崎は、彼らが生きていると知られたら乃木の命が危ない、とすべてを理解していたそうです👌。
ベキの真意
また乃木は逆に、自分が別班として潜入したと知りながら、なぜ放っておいたのか、とベキに尋ねました。ベキは、乃木がロシア国境で射殺したはずの別班についても、既にバトラカに命じて調べさせていたのだそうです。皆、急所を外されて生きていると知ったバトラカはベキに、乃木を生かしておくのは危険だと進言したそうですが、ベキは耳を貸さなかったのだそう。
黒須も乃木も、命懸けで日本を守る任務を遂行しようとし、決して口を割らなかった。息子に命を奪われるなら本望だ〜そう語る一方で、ベキは息子を信じてもいたのだそう。憂助(乃木)はきっと、テントの真の目的が孤児たちの支援だと知りさえすれば、別班としても協力してくれるはず。
ベキにとって「仲間を裏切って父に会いにきた息子」は軽蔑に値し、「日本を救うために『裏切り者』のふりをして潜入してきた息子」は信頼に値したのです。ちなみに乃木は黒須に対しても、他のメンバーと同じように心臓の上ギリギリを狙撃したそうですが、乃木に鍛え抜かれた黒須はこれを避けてしまったのだそう😅。
ベキは、乃木と黒須に、この国の未来のために力を貸してくれ!と頭を下げて頼みました。もちろん乃木も今では父を信じています。フローライト採掘で潤沢な資金を得れば、テロを請け負う必要がなくなる!ふたりはベキの期待に答え、とりあえずは内通者を探しだすことにしました。が、黒須は乃木に、せめて自分だけには本当のことを言ってほしかったと恨み言を言わずにいられません😤。
フローライトを巡る駆け引き
内通者を探せ
乃木と黒須は早速、太田に連絡をとって内通者を炙り出すことにしました。そこへ、外務大臣のワニズが、なんとなんと西岡を伴って現れます😵。西岡がそこで「外務省は経産省と連携」したと語ったことから、乃木がカラクリに気づきました
。
「日本のお役所」が、そんなに早く動くはずがない、西岡は、半年前には既にワニズの言いなりだった、つまりワニズは、それよりもっとずっと前から、この情報を知っていたのではないか?彼らは日本企業も引き入れる準備を進め、テントが土地をすべて購入したタイミングを見計らって脅しをかけてきたのではないか?
この推理は的中していました。内通者はノコルの親友のゴビだったそうです👿。ゴビはわざと、自分の秘書のジャン(鎌田将司)が裏切り者だと乃木らに突き止めさせてノコルたちを油断させ、調印が済んだところで自分の寝返りを明らかにし、ワニズに主導権を渡そうとしていたのです👎。
ところが、ゴビの携帯をハッキングしたのは、そんじょそこらのハッカーではなく「世界で暗躍する天才的な凄腕ハッカー=ブルーウォーカー」なのです。乃木は念の為、志ん生大好きなブルーウォーカーこと太田に、ジャンがエインとワニズに「内通者の証であるメール」を送った日の動向を調べさせました。社内の防犯カメラはハッキングを恐れてすべて切られていましたが、ジャンのパソコンのウェブカメラが生きていたため、ジャンとゴビの「裏切り」の画像が手に入ったのだそう。そうそう、あの穴は塞いどかんとあかんのよね😁。
ゴビの裏切りを知ったノコルは激怒し、全ての責任を背負おうとしますが、ベキは、騙されたのは皆同じだと優しく息子を慰めました💜。これからはお前がこの国を引っ張っていくのだから。それでもノコルが立ち直れずにいると、乃木が(兄らしく弟を)立たせます🌸。乃木には既に「勝算」がありました。でもそれにはベキに犠牲になってもらわなければなりません😓。
ベキの覚悟
ワニズとエイン、そしてゴビの3人を一度に葬るには野崎の力が必要でした。日本の公安の野崎なら彼らを一気に排除することが可能です。そして今なら、その野崎と行動を共にしてきたチンギスもきっと力になってくれるはず!🎉
乃木はまずベキに、売られた息子の自分を諦めることなく探し続け、愛し続けていてくれたことに感謝の念を述べました💐。また家族を奪われて辛い目に遭ったのに挫けることなく、バルカの子供たちのために力を尽くしてきた父を心から誇りに思う、と伝えます。その一方で、ベキはこれまでに犯した罪を償うべきだとも意見しました。ノコルはこれを鼻で笑い、ベキは最初からそのつもりだと説明します。
野崎だな?野崎なら日本を引っ張り出せるのか??公安の力を借りる代わりにテントのリーダーを差し出すと言う乃木の考えを悟ったベキは快くこれを承諾しました。ついに我が罪を償う時が来た
。(野崎を)連れて来い!
乃木から説明を受けた野崎は、大先輩であるベキに敬意を払って対面します。ベキは、フローライトの採掘権を手に入れることができたら、テントは解体し、今後一切活動を行わないと誓いました。ただし、これまでの犯罪行為はすべて、自分が主導し、バトラカは軍事面で、ピヨは交渉面で関与したが、ノコルは一切関わっていない、と念を押します。野崎は、ノコルの今後はバルカ警察(チンギス)次第だが、それは自分が抑えてみせると豪語しました😏。
西岡の裏切り
野崎は早速乃木を伴って西岡を脅しに行きます😁。以前西岡に騙された直後、彼は西岡のオフィスに監視カメラをいくつも仕掛けてきたのだそうです😂。野崎もまた西岡とワニズの癒着が気になっていたのですね。そして乃木も既にそれを察していました👍。
西岡の机上札に仕込んであったカメラは、シッカリ!彼女がワニズに裏金を渡していた様子を捉えていたそうです😍。悔しがる西岡を、ふたりが説得にかかります。日本の国益のため、バルカ政府とのパイプ作りに汚れ役も引き受けてさぞかし大変だったことだろう。高純度のフローライトがほしければ、彼らに協力しろと脅されたのではないか。
図星を突かれた西岡が怒りを炸裂させたところで💢、乃木が誘いをかけます。我々と組みませんか?乃木は、一定の利益譲渡とともに、日本に優先的にフローライトを輸出すると約束しました。裏金はワニズに脅されたことにすればいい。このままヤツラと組んでもロクなことがないことぐらい、賢いあんたなら分かるだろう?😏
善意は悪意を駆逐す
こうして西岡は調印が済んだ後、バルカ政府がフローライト採掘の主導権を握ってその分配も行うという採決において、キッパリと異を唱えました。これで形勢は大逆転し、乃木たちが採掘の主導権を手に入れます
。
ワニズが怒って軍事力に訴えると息巻いたシーンがまた楽しかったですね〜😂。その「軍事力」の7割はテントのY2Kに頼っているのだそうですよ🤣。大声で喚き散らすワニズの前で、ノコルがでかでかと「テントの旗」を降ろしたのは痛快でした😍。
ワニズは悔し紛れに「テロリストの金」で採掘したフローライトなど誰も認めないと反論しますが、これをチンギスが受けて立ちます。テントとムルーデルは一切関わりがない!😁
以前、誤送金で得た金の一部を着服したことでベキが殺したギリアムとパウロこそこの資金洗浄の担当者だったのだそうです。ベキがいつになく厳しい処罰を下したのも、こんな時のためだったのですね。担当者がいないのだから、これ以上は調べようがないと検事総長も認めてくれたのだそう。
またチンギスは、法務大臣のキメル(大場泰正)にも協力を要請していました。なんとチンギスもまたテントが運営している孤児院の出身だったそうで、現在の警察官のほとんどは、チンギス同様、孤児院出身者なのだそうです😲。もちろん彼らはその運営者が「テント」だとは知らされていません。内乱の後、何十年にも渡って政府が顧みてこなかった孤児たちの面倒を見てきたのが、他ならぬテントだったと聞いたキメルは大いに感動していました💜。
チンギスは、もし「私利私欲の塊のようなワニズ💀」がフローライトの採掘権を手に入れたら、孤児院は皆閉鎖され、孤児たちは行き場を失ってしまう、と訴えます。キメルは、野崎が盗撮した「裏金の映像」を証拠に、ワニズを収賄教唆と強迫の容疑で逮捕するよう命じました。
こうしてベキは約束通り、バトラカやピヨとともに野崎に連行されていきます。もちろん野崎は精一杯の尊厳を与え、彼らを拘束しませんでした👍。テントのメンバーはもちろん、チンギスをはじめとする警官たち、そしておそらくは一般の人々もこの偉大なリーダーの業績を讃え、別れを惜しみます。古代中国で「帝王の色」として使用される黄色の帯を締めたベキを、やはり黄色い帯のノコルが黙って見送ったのがまた象徴的でしたね
。
急展開!?
その一方で、黒須はテントのパソコンに、モニターを監視するアプリを仕込んでいます。ベキやノコルはテロ活動を止めるつもりでいても、全世界に散らばっているモニターの中にはテントの解体に反対する者もいるかも知れず、今後はこれを太田が監視するのだそうです。山本とは比べ物にならないほど優秀な諜報員(🤭)が、日本の中枢に入り込んでいる可能性がある!😤
その乃木の指摘が当たっていると分かったのはそれから4日目のことでした。日本にいる野崎から「ベキたちが逃亡した!」との知らせが入ります。と同時に「優秀なモニター」の正体が明らかになりました。なんとなんとあの新庄だったのだそうです!?😵
新庄はベキたちの逃亡を助け、隠れ家まで案内しました。その頃乃木はノコルを問いただし、ベキの目的は「復讐」だと聞き出しています。そうそう、明美が死ぬ前に「必ず復讐して」と頼んだのが気になっていましたっけ😓。
35年前、ベキはなぜ見捨てられてしまったのか〜野崎は、何か不都合があったのだとしても、否、それなら尚更公安では調べようがないと語ったため、乃木は櫻井に頼みました。櫻井は早速、国家公安委員長に直接掛け合って、当時の証拠を手に入れてきます。乃木は乃木家の家紋の入った守刀と留守を黒須に託し、急いで日本に戻ってきました
。
復讐するは我にあり
35年前、乃木卓あらためベキとその家族を見捨てたのは、ベキに独断で潜入捜査を命じた当時の公安部外事課課長の上原史郎(橋爪功〜神山大輔@グッドワイフ(日))でした👿。彼は、内乱で追い詰められたベキが大使館に助けを求めたことで、自分の作戦が失敗したと知られること=首になることを恐れ、ベキと家族を見捨てたのだそうです。
櫻井が手に入れた資料には当時の会話も残っていました。ベキたちを目の前にしたパイロットは、引き返すよう命じた管制官に「彼らはすぐそこにいる、子どももいるのに!?」と」反論したのに、管制官は「上原課長のご命令だ!」と命じたのだそうです
。
ベキは乃木に、こんなヤツをお前は許せるのか!?と問い詰めました。乃木は実に苦しそうな表情を浮かべながら、許せることではないが、「国の重責を担う上原」を殺させはしない、と返答します😔。
乃木はその後も必死で言葉を尽くし、なんとかベキを翻意させようとしましたが、ベキは聞き入れませんでした。ピヨたちと3人で上原に銃口を向け、乃木にベキが撃てるわけない、と挑発までしてきます。お前は私の息子だ😏。
でも乃木はベキを撃ちました。ピヨとバトラカもあっという間に倒れてしまいます😭。でも後で調べたところ、3人の銃に弾は入ってなかったそうです😱。
乃木は慌ててベキに駆け寄りました。お父さんっ!!ベキは「よくやった」と褒め称えます。お前は私の誇りだ🌹。
その後乃木はノコルに電話をして事情を説明しました。ノコルはベキから大体のことを聞いて知っていたらしく、乃木がベキを殺すなら、日本もまだまだ見どころがあると笑っていたことを教えてくれます。お父さんは憂助に撃たれて幸せだったはずだ。ありがとう、兄さん💐。
ノコルから、墓はバルカに建てたいと言われた乃木は、ここで1つ、また謎めいた言葉を返します🤨。
皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなく ただ とくをこれたすく)
この意味は「天は公平で贔屓をせず、徳のある人を助ける」という意味だそうです。乃木はこう語った後、花を手向けるのはまだ先にする、と続けました。
一方の野崎は上原に「乃木卓は仲間と共に灯油をかぶって無理心中を図った」と伝えます。辻褄を合わせるために上原家には放火され、上原所有の骨董品や絵画などはその前にすべて倉庫に運ばれたそうです。
報告を受けた上原は別班を厳しく批判しました。野崎はこれにカチンときて、それ以上の批判は「命取り」になりかねぬから慎んだ方がいい、と忠告します👍。別班はどこにいるか分かりませんから😏。
エピローグ
乃木は、最後にようやく、柚木とジャミーンのいる神社にやってきました。柚木は乃木を抱きしめて「おかえり」とねぎらいます。乃木はただいまと答えながら、両手を広げて笑うジャミーンをも抱きしめました
。
とそこで、久しぶりに「頭痛」がします。Fです。まったくいいとこなのに💦〜と思いきや、その「置いてあるぞ
」の言葉には目を見開かずにいられません
。そう、櫻井からの連絡の証=祠に別班饅頭が置かれていたのです
。
世界に発した平和を願うメッセージ
制作者は、ワニズを非難するシーンで、ベキの口を借りて世界に向けて「平和を願うメッセージ」を発信していました👍。
人間の欲望にはキリがない。愚かな生き物だ。今や世界中がそうだ。誰もが自分のことばかり考えて、持つ者と持たざる者の間に大きな分断が生まれた。それは日本も同じだが、日本人は身に染みついた八百万の神への信仰から、相手の宗教にも理解を示すことができる。考えの違う相手を尊重する美徳がある。
これからバルカは、宗教や民族の違いを争いの火種には2度としない。国の富を公平に分け、互いの宗教や民族を尊重する国になっていく。そんなことは不可能だと人はいうだろうが、決して諦めない。
我々の小さな一歩は子供達へ、さらにその次の世代へと受け継がれていく。相手を敬い、分かち合うことの素晴らしさをこの国に根付かせる。それはいずれこの国の文化となり、歴史となっていく。この小さな一歩は、新しいバルカを築くための偉大な一歩となる!
こんな壮大な夢を語る人が、自分の復讐のために人殺しをするはずがありません。
まとめ=どっぷり妄想👻
え〜これで終わり?と最後の人混みのシーンも、目を皿のようにしてじっくり見渡してみましたが、特に目新しいことは見つかりませんでした。前を歩く乃木の姿を、野崎が最初は笑顔で、それから立ち去ろうとしてまた後ろを振り返ると今度は怖い表情で見つめていただけです🤔。
妄想好きなおばさんにはでもこれだけで十分でした😁。やはりですね、ベキたちは生きていますよ。「皇天親無く惟徳を是輔く」がその証でしょう。
それに、上にも書きましたが、そもそもあの平和を愛するベキが、いくら明美の遺言だからといってわざわざ復讐しに行くとは思えないのですよね🤨。乃木が説得したように、復讐が何も生まないことぐらい、ベキが一番よく知っているはず。だからこそ「弾の入っていない銃」を持っていたのでしょうからね。
でもきっとベキ自身は乃木に殺される覚悟をしていたと思うんですよね。誰よりも自分に厳しい彼は、息子の手で殺されるという罰を望んでいたはず😭。
乃木はそれを分かった上で「また」急所を外したのではないのでしょうか。でもって野崎(と佐野部長)が「見て見ぬふり」をしたのでは?
公安としては、ベキの存在を知った以上は逮捕しないわけにはいかない。でも彼の事情を考えれば考えるほど殺す(死刑にする)には忍びない。彼をそんなふうに追い込んだのは、そもそも「身内」なのであり、彼は今後、決してテロ活動には関わらないと誓っている。
そんな時に、都合よくベキが逃亡してくれた。しかも狙う敵は上原で、彼もまた真実が世に出ることは決して望んでいないはず🐒。ここでベキたちが「不慮の死を遂げたこと」にしてしまえば、誰も深くは追求しない。乃木はそう考えて&野崎にもそう告げて、上原家に火を放ち、3人の代わりに「煤同然の死体」を用意したのではなかろうか?野崎のあの「笑顔と怒った顔」は「また騙されてやったぞ」の意味なのではないでしょうか?😁
また「VIVANT」というタイトルもここにきて生きてくるのではありませんか?途中からこれはムリクリ「別班」にされちまったけど💦、元々はフランス語=VIVREの現在分子形で「生きている」という意味なんですよね🤔。1話では何が「生きている」のかなあと疑問に思ったものだけど、それがベキたち!ならピッタリ辻褄が合いませんか?
まあいずれにいたしましても、続編やシリーズ化、はたまた映画が続くであろうことはまず間違いないことでしょう🤭。その日が来るのが今からめちゃめちゃ楽しみです😍。
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No title
こんさん、こんにちは。
見ごたえのあるドラマでしたね。乃木と野崎の信頼の絆、乃木親子の信頼の絆、いずれも素晴らしいものでした。日本のお役所は仕事が遅いという信頼(?)は情けなかったですけど(笑)。
フローライトをめぐる会議の逆転劇も鮮やかでした。主要キャストの誰かはテントの孤児院出身ではないかと思っていたのですが、まさかチンギスだったとは……。いいドラマって予想が当たっても当たらなくても楽しいです。
乃木と野崎、命をかけて大変なことをやってのけた二人が、大勢の一人として雑踏に紛れていくラストも感慨深かった。
ただ、このドラマも最後は駆け足に感じられました。花を手向けるのはまだ先……というセリフがあったのでベキは生きているだろうし、平和を願うメッセージは訴え続けたいものであるし、Fの謎も残るし、続編を期待してもいいですよね。