ボイスII-110緊急指令室 ネタバレと感想 第9話 小野田本部長の秘密
唐沢寿明さん主演のサスペンスドラマ、【ボイスⅡ 110緊急指令室】の9話を視聴しました。たとえどんな悲惨な境遇に置かれていたとしても、人を殺して良い理由にはならん😡!とは思うものの、でも、それにしてもこの白塗り野郎こと久遠は実に気の毒な子ども時代を送ったらしく、実際にその事情を聞くとなんともやるせなくなりますね😿。以下早速ネタバレです。
小野田本部長の秘密
ここにきて小野田本部長の秘密が明らかになりました😈。

ボイスII-110緊急指令室 ネタバレと感想 第6話 日高のり子さんだ!?
本部長の秘密・・・井戸の中で発見された遺体は4体で、全員が同い年で同郷、高校は違うものの18歳まで同じ地区で暮らしていたことが判明します
ECUで久遠の戸籍を調べたところ、久遠こと川村琢磨の母親=由紀子(智順〜小野田祥子@イチケイのカラス)はかつて有名な舞踊家の家元の娘だったことが判明しました。由紀子の叔母の松田綾子(筒井真理子〜広瀬藍子@サギデカ)は警察の度重なる要請にもずっと口をつぐんでいましたが、甥の琢磨が名前を変えて何人もの人間を殺害していると聞かされてはさすがに黙っていられなくなります。なんと、この悲劇が始まったのは39年前のことだったそうです💀。
当時綾子は塾を経営していました。亡くなった小野田本部長や井戸で遺体が発見された被害者5名、そして川村由紀子は皆、綾子の塾の生徒だったそうです。ある時小野田は綾子に泣きながら訴えてきたそうです。「5名の被害者」は廃墟の中で由紀子を凌辱し、その間、小野田に見張りをするよう命じたのだそうです😡。小野田は、由紀子が助けを呼ぶ悲鳴を何度も耳にしたのに、怖くて動けなかったのだそう。由紀子もまたこれを訴えることができずにいたら、その後妊娠が判明したのだそうです。由紀子の母は中絶を命じましたが、由紀子は「生まれてくる子に罪はない」と悩んだ挙句に産むことに決めたのだそう。それが琢磨=久遠です。
でも実際に孫が生まれれば可愛くて、母親も受け入れてくれたそうですが、問題はその母が亡くなってからでした。琢磨の出生に関する噂が流れると、由紀子は伝統ある家元に相応しくないと追い出されてしまったのだそう。それで由紀子は、次第に琢磨に当たり散らすようになりました💦。タバコの燃えさしを体に押し付けて虐待を繰り返したしたのもその頃からです。それでも自分のしたことに気づくと、琢磨を抱きしめて謝罪したそうです。その数年後に由紀子は虐待の罪が露見して樋口に逮捕されました👍。連絡を受けて急いで面会に行った綾子は由紀子から、琢磨を見ていると暴行された時のことを思い出す、愛情と憎悪がないまぜになる、と語ったそうです。
由紀子はそんな自分が許せず、何度も自殺未遂を繰り返すうちについには心を病んで入院しました。久遠が大学生になった頃、行方が分からなくなったそうですが、その後の通院履歴によると、久遠は3年前に「もう助からないと言われた母」を引き取り、屋上から母の好きな海の見えるマンションに引っ越したのだそう😿。
片桐との関連
また「内通者」だった片桐と久遠の関係も明らかになります。片桐は「5名の被害者あらため"加害者"」のひとり=的場達也の息子だったそうです😨。的場と妻は片桐が高校生の時に離婚し、片桐は母に引き取られたらしい。そして片桐はその後、的場が詐欺まがいのことをしていたことや、母に暴力を奮っていたことを知り、的場をひどく恨んでいたようなのですよ。それで、その的場を殺してくれた久遠に感謝し、仲間になったと言うわけです😔。
正体を突き止められた片桐は、重藤に銃を突きつけました。久遠は樋口に「片桐を殺せ」と囁きます😈。さあ撃て。憎しみを解放しろ。重藤もまた、どのみち殺されるのだから、俺に構わず確保しろ!と叫びました。でも樋口は片桐を逃がすことにします🍀。その代わりに重藤を必ず生きて解放するよう命じました。久遠は呆気に取られます😨。
憎しみの心に火を付けても誰かを守ろうとする。心を何度折っても立ち上がって来る。一線を越えない😱。
片桐は重藤を殺そうとしますが、樋口の予想通り、久遠がこれを止めました。片桐は怒りに任せて重藤の足を撃って逃走します。救出された重藤は、自分が許せないと嘆きました。俺がもっとはやく気づいていれば、石川が死ぬこともなかったのに😭!でも樋口は、泣き言を言っている場合ではない、早く治して必ず戻ってこい、と檄を飛ばしました。重藤は、言われなくてもそのつもりだと答えながら、樋口に注意を促します。気をつけろよ。死ぬなよ🌸。
おしゃべりメガネの活躍🐒
「おしゃべりメガネ」こと緒方は、片桐が残したPCを解析することにしました👍。自宅の設備なら分かるかもしれないとこれを持ち帰ったそうです。そこで片桐が頻繁にアクセスしていたログを辿り、あるサイトの入り口まで辿り着きました。そこからはなかなかアクセスできませんでしたが、なんとか(自称)「ゴッドハンド」で突破します。でもそれはすぐに片桐の知るところとなりました😨。片桐はすぐに久遠に連絡し、ふたりで緒方の自宅に駆けつけてきます😱。
一方の緒方は早速そのダークウェブのサイトをECUに送りました。そのサイトでは、これまで久遠が挑発した犯罪者たちがその後どう動くかを、警察無線や防犯カメラの映像を交えて「有料で」実況放送していたそうです。そう、このサイトは久遠の資金源でした。それで緒方はこのサイトを潰す!💢と豪語します。橘から止められて一旦は思いとどまるも「オタク」の血が騒いでやめられませんでした😓。緒方は「とっておきのウイルス」をこのサイトに流し込みます。ミッション、クリア!🎉
そこへ片桐と久遠が現れました😱。久遠は緒方の携帯を使って110番に通報します。久遠は緒方に事情を説明させると、橘に「どの指を切って欲しい?😈」と尋ねました。橘は、緒方に手を出したら許さない!と激怒しますが、そんな脅しが通用する相手ではありません。可哀想な緒方は指を切断されてしまいました。その絶叫はECU内に響き渡ります
。
しかも久遠は緒方の「本心」を言い当てます💀。警察官になったのは承認欲求を満たしたいからだろう?ハッキングの能力を披露してすごいと言われたいだけだ😎。緒方はそれを認めながらも、決して負けませんでした👍。俺なんかを狙ってきたと言うことは、焦っている証拠だ😠!駆けつけてきた樋口にそう伝えます。必ずヤツを捕まえてください!!😡
久遠と片桐は緒方の切り取った指をクーラーボックスに入れて持ち去ったそうです。その指を無事縫合するまでの猶予は4時間ほどしかありません。
最後の対決へ
それから樋口は久遠の別荘を突き止めました。久遠はそれも想定していて樋口ごと別荘を爆破するつもりだったようですが、先に樋口が由紀子の遺体のある部屋に放火すると気が変わったようです🙄。久遠は「クライマックスにふさわしい最高の選択をする」と語り、マスコミに自らの犯罪の証拠を送りつけました。そして自分は緒方の指を手に警察に出頭してきます😵。
感想
久遠は幼い頃からいつも「花丸」をもらうほどの賢い子どもで、不幸な境遇にあっても優秀な監察医にまでなったのに、どうしても「恨み」が捨てられなかったとは、なんとももったいない話ですよね😔。樋口は決して敵じゃなくてむしろ彼を「虐待する母親」から救ってくれた恩人なのになあ😿。いや、それを言っちゃあおしまいなんですが😅。
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