ボイスII-110緊急指令室 最終回 ネタバレと感想 奇跡
唐沢寿明さん主演のサスペンスドラマ、【ボイスⅡ 110緊急指令室】もついに昨夜が最終回でした。シーズン1の最後よりも後味は悪くなくて、個人的には満足です👌。唐沢さんと安藤さん、それぞれの表情があまりにも素晴らしくて画面から目が離せませんでした。以下早速ネタバレです。
プロローグ
久遠が出頭時に持参した緒方の指はなんとか無事で、すぐに手術に回されました👍。樋口が久遠を取り調べようとすると本部が出張ってきます😈。ECUに捜査権はないと言い張る一課の刑事を重藤通孝が叱り飛ばしました👊。久遠と対峙できるのは樋口しかいない。おまえこそ引っ込んでろ!💢
久遠は取調べ室で自分の過去を語り始めます。久遠はその出生が原因でずっと人の悪意に晒され続けたそうです。そして大学に入学した頃、久遠の母=由紀子を凌辱した5人の男たちが、かつての口封じに来たのだそうです💀。それで久遠は何度も戸籍を変えて由紀子を守ろうとしたのですが、その由紀子が死んだ時、5人のことを知りたくなったのだそう。由紀子が犯された現場に彼らを一人ずつ呼び出して殺しましたが、一人だけ「生物学上の父親」だけはその喉にカッターナイフを飲み込ませて他の場所に埋めたのだそうです。そのカッターナイフは、由紀子が何度も自殺を図ろうとしたものらしい😢。
久遠がそう語っている間、片桐は小野田と久遠の会話をネットに公開していました。警察に対するバッシングが激化していきます😨。
久遠は樋口に、樋口こそが真の父親だと語り始めました。樋口はどんなに辛い目に遭っても、どんなに心に憎しみが湧いても、常に正義を実践してきたからです。なぜ、どうして、なんのために、命をかけて「腐った人間」を守る?この話を聞いていた橘は、久遠の声に「強い羨望と嫉妬」の感情を感じ取ります。お前が私を生み出した。私の中の怪物を育てた。子どもが親の関心を引きたがるのは当然だ😏。
樋口は怒りが抑えられなくなります😡。たったそれだけの理由で、大樹を傷つけ、透を殺したのか!💢
久遠は恐るべき真実を明かします。樋口の妻を解剖したのは久遠だったのだそうです。そして久遠はその映像を大樹に見せたと嘲りました😱。大樹は憎しみと怒りで震えが止まらなかったそうです😭。樋口の怒りはいや増しました。久遠はますます調子づきます。さあ、殺せ!お前が私を殺さない限り、終わりはない!!😈
橘が必死で樋口を止めていると、また本部の刑事たちがやってきて、久遠を連行しようとしました。樋口は、まだ久遠の狙いが分かっていない、と連れ戻そうとします。そこへ入院中の緒方から連絡が入りました。久遠はダークウェブで得た金で爆弾に必要な原料を大量に購入したのだけれど、それはこれまでに使用した量とは比べものにならないほど多いのだそうです。つまり久遠はまだ山ほど爆弾を所持しているはず!😡
そこに片桐が乱入してきます。片桐もまたその胴体に爆弾を巻いていました😨。彼は久遠の指示に従いこれを爆破させます。久遠はそのどさくさに紛れて逃げ出しました。片桐は木っ端微塵に吹き飛び、本部の刑事たちも大怪我をします。緒方はじっとしていられなくて無理やり出勤してきました。指ならまだこっちがあります!
惨劇
久遠は、かつて由紀子が乱暴された場所に建てられたタワーマンションの至る所に108個の爆弾を仕掛けていました。マンションの住人からエレベーターが作動せずに閉じ込められたとの通報が入ると、樋口がこれに気づきます👍。久遠は、この住人になんらかの関係がある人間たちに「爆弾キー」の付いたメールを送ったそうです。誰がどの爆弾を爆発させるかは分からない仕組みになっている、個人的な恨みがある人間や、無関係でも殺してやりたいと考える人間がいたらキーを押せ、と挑発しました💀。お前の押したキーで死ぬわけではない。結末は多くの人の総意だ😎。
久遠は住人たちの個人情報もウェブ上で公開していました。年収や社会的地位を始め、第3者が追加情報を書き込めるスペースも用意されています。ただし「それが事実かどうか検証する術」はなく、久遠のいうところの「結末」を決めるのは、個人の「感情」だけです。久遠は人間の悪意を操ろうとしているのです😠。
その後次々と爆発が起きました。橘はコード0を宣言し、タワマンの住人を救出し、同じマンション内にいるだろう久遠の逮捕するよう檄を飛ばします。重藤兄も、樋口と橘の指揮に従え!と命じました。この狂った惨劇を終わらせるぞ😡!樋口の部下も彼らと力を合わせて住人の救出に当たりました👍。橘はその先頭に立ち、助けを呼ぶ声を聞き取ります。樋口は久遠を捜しに行きました。決着をつける。終わらせるにはそれしかない!
橘は、樋口が橘の聴覚を信じてくれているように、橘もまた樋口の「誰よりも強い心」を信じていると伝えました。どんなに苦しくても、心が張り裂けようと踏みとどまり、立ち向かう心の強さを信じています💜。
この避難誘導の様子もネットで公開されていますが、それでも爆破が止まりません😔。今や警察も攻撃の対象になっているのです。でも橘は、それでも救わねばならない、と豪語します。たとえ傷つけられても構わない。助けを求める人を救い続ける!ECUでは緒方たちが祈っています。彼らのこの献身がどうか人々の心に届いてほしいと。
奇跡
一方で樋口が久遠を見つけました。久遠は樋口に久遠を殺せと挑発します。憎しみをぶつけろ!
そこへ緒方から連絡が入ります。108個の爆弾のうち28個が爆破されましたが、久遠が爆弾のキーを送った9割を超える人々から通報があったそうです😍。少なくとももうこれで「倒壊」の恐れは無くなりました。ただし一人だけ、かくれんぼをして遊んでいた近所の子供がまだ見つかっていません。
樋口は久遠に、誰もが久遠のように憎しみから人を殺すわけではないと教えようとしますが、久遠は残るすべての爆弾を爆破させる装置を持っていました😱。憎しみが足りなければ私自身のそれで補うだけだ。私を殺せば全てが終わる。立花ひかりやおまえの仲間が死ぬぞ!
でも樋口は耐えました。それどころか久遠に拳銃を渡して、お前が俺を殺せ、と伝えます😵。それで終わりにしろ。樋口は、久遠に聞かれてからずっと、なぜ人を守るのかを考え続けていたそうですが、そんなことは分からないという結論に達したそうです。ただ俺は信じている、人間と人間の心を🌹。そして、久遠に最初に会った時に、久遠の絶望を受け止めてやればよかったとひどく後悔したそうです。人間は苦しんだ分だけ人に優しくなれる、負けるな、立ち向かえ、強く生きろ〜そう教えてやればよかった。お前には母親が注いだ愛情も残っていると信じている🍀。
久遠は涙が止まりません。樋口はその涙こそ母親が久遠に残したものだと指摘します。久遠は爆弾を手放し、逮捕されました。
その後「奇跡」が起こります。橘と樋口がちょうど少年を見つけて救出した時、一人の女性(趣里〜福田唯@私の家政夫ナギサさん)が爆弾キーを押しました😠。それを知った久遠が自らの体を呈して、子どもを抱いた樋口を庇います😨。それでも久遠は最後の最後まで憎まれ口をたたきました。お前を殺すのは私だ。お前が思っているより人間は腐っている😏。そんな顔をしないで笑え。スマイル
。
最後にキーを押した人間は結局分からなかったそうです😥。
エピローグ
橘は重藤に面会に行っているそうです。まだ絶望の中にいる重藤の痛みと苦しみを受け止めようとしているのだそう。それが重藤にとって救いや希望になるように🌸。また樋口は、大樹のために現場から退こうとしましたが、やはり自分は一生かけて亡くなった人々の無念を受け止めなければならないと考え直しました。助けを求める人を救う。それしか報いる道はない。大樹はちゃんと理解してくれました👍。
感想
おばさんは、本来この手の甘ったれた論理はめちゃ苦手なんですけどね😓、安藤さんの最後の涙(表情)にはさすがにちと切なくなりました😿。本当に、由紀子が逮捕された時点で、誰かが久遠の心のケアができれば、こんな悲劇は起きなくて済んだだろうにと残念でなりませんでした😭。
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