わげもん ネタバレと感想 第2話 消えた漂流民

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「わげもん」の第2話は「消えた漂流民」です。この漂流民は、当然、前回伊嶋たちが逃したカイだと思われましたが、そう単純な話じゃあなさそうでしたよね🤔。以下早速ネタバレですわげもんのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

カイの身代わり

前回の神頭の話ですと、カイは死んだことにして、その遺品として帽子を届けるとのことでしたよね。ところが、実際アメリカには、そのカイも頭数に入れた14名が引き渡されることになりました🙄。それも周田のアイディアで、彼らはまず出島のオランダ商館に引き渡され、そこからアメリカ軍艦に乗船させるそうです。そうすれば、日本がアメリカに屈したことにはならぬということらしい。

鏢流民の顔ぶれを見た森山は「カイ」の代わりに別人が紛れ込んでいることに気づきました😨。森山は毎日のように漂流民を見ていたからです。が、いくら「偽者」がいると言っても耳を貸してはもらえませんでした。大通詞の大田崇善(本田博太郎〜日向屋孫右衛門@蛍草~菜々の剣)は、百歩譲って森山の言うことが正しいとしても、周田がそれでいいと言っているのだから「通詞」が異議を唱えるのは許されないと押し留めます😤。

「身代わり」に気づいたのは伊嶋も同様でした😲。伊嶋は「カイの帽子」をかぶっている人物見て、カイが戻ってきたかと思ったのですが、顔を見たら別人でした。テレビを見ている時は気づきませんでしたが、HPの人物紹介を見たら、どうやら吉次(サンディー海)という男性みたいでしたね🤔。吉次はアメリカ軍艦の艦長=グリンたちに「自分は日本人だ、あなた方が知りたい日本の情報を提供する💀」と語っていました😱。

一方の森山もまた、アメリカ海軍に引き渡すオアフ島の漁師たちが「イ・ムア・エ・ナー・ポーキッイ」と話していたのを聞いて、「偽者」を紛れ込ませたのは、この言葉を知っていた伊嶋に違いない😨!と誤解します。森山は伊嶋のもとにやってきて、彼を激しく問い詰めました😡。漂流民を始末して、代わりの男を紛れ込ませたのか!?伊嶋はますます驚きます。カイが始末された!?😱

伊嶋は神頭に事情を聞こうと走り出しました。森山もその後を追ってきます。神頭は伊嶋の問いに、カイは無事に逃げたと答えました。見知らぬ男が紛れ込んでいたのは「頭数」を揃えろと言われたからだと説明します。一人でも欠けることがあったら、アメリカに襲撃されると脅されたらしいじゃないか😎。森山は、そう命じたのは誰だ😡!?と気色ばみました。

抜け荷

そこへ同心の滝口がやってきます。先月に中島川で「抜け荷一味の下っ端」が抜け駆けしようとして殺されたそうなのですが、その男が「西洋の陶器」を持っていたそうなのです。でもって、以前「異国の怪我人」を訪ねて神頭の家にやってきた際、それによく似た模様の陶器を目にした滝口は、どうにもそれが気になって確認にきたらしい👍。案の定、男が持っていたのは神頭が花を生けていた花瓶の蓋に当たる部分でした。そしてそれと同じものが周田の屋敷に置いてありましたが😈、もちろん滝口は知りません。

滝口は、なぜ抜け荷の品がここにあるのか、その理由を教えてくれと迫りました。神頭は、伊嶋に短剣を突きつけて脅し、皆が怯んだ隙に逃げ出します

偏った情報

当時長崎にはオランダから「阿蘭陀風説書」なる情報が届いていたそうです。その中でも「別段風説書」には世界各国で起きた戦争や災害、植民地情勢などが記されていたのだそう。通詞たちはこの情報をもとにオランダから聞き取りを行って幕府に報告していたのだそうです。が、当時はオランダの国力が急速に弱まっていたにもかかわらず、その点が伏せられていたらしい😈。森山は、オランダに都合の良い情報ばかりでは偏っている、このままでは取り返しのつかないことになる!と憂えました。が、他の通詞たちは、通詞は「己の考え」を加えてはならぬと戒めます。特に長崎はオランダ船で成り立っているのだから、オランダを批判することは長崎を潰すことだと非難されました💦。

そこで森山はあることに気づきます。カイの偽者としてアメリカに引き渡した男は、異国の内情を握った何者かが密かにアメリカと内通しようとしたのではないか?😱

周吾の行方

前回皆が周吾を知らないと語ったのはほとんどで、神頭も森山も、そして出島で内通詞をしていた忠弥(蟷螂襲〜須崎昭夫@閻魔堂沙羅の推理奇譚)も周吾を知っていたようですね😎。森山にオランダ語を教えたのも、どうやら周吾だったようです。また神頭が伊嶋に語ったところによると、周吾は今でも生きているが、20年前に仲間の通詞を売り、「自分の言葉に滅ぼされた」のだそうです🙄。伊嶋は嘘だと否定しましたが、神頭は「お前はまだ長崎を知らない😏」とせせら笑って姿を消しました👻。

新しい景色

漂着者のラナルド・マクドナルドから英語を教わった森山は、そのラナルドから、今度は森山が皆に英語を教えるよう勧められました👍。アメリカ艦隊のグリスから「通詞は所詮自分の意見を持たない忠犬だ」と馬鹿にされた森山は、この「新しい言葉」を通して新しい景色を見ようと決意します。そして伊嶋にも英語を学ぶよう勧めました。伊嶋はその勧めに従います。森山の塾には大田崇善の息子で、通詞を志しながらも、言葉より腕っ節に自信のある清十郎(浅香航大〜小林勇馬@コントが始まる)もおりました。清十郎は、自分より数段出来のいい伊嶋に対抗意識を燃やしていたようですね😓。「わいばくらすとはおいばい」のわげは「お前を倒すのは俺だ」でええんかな😁。

まとめ

もし周田や神頭が、わざと吉次をアメリカに引き渡したとしたのだとしたら、周田は幕府に内密に開国を目論んでいるということなんですかね🤔。あと2回しかないのにそこまで深読みして良いのか分かりませんが。妄想のしすぎだったらごめんなさいです😅。続きもとっても楽しみですね💕。

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