わげもん ネタバレと感想 第3話 長崎の闇
「わげもん」の第3話は「苦い秘密」です。ついに真相が明らかになりました💀。以下早速ネタバレです。
シーボルト事件
伊嶋の父=周吾が行方不明になったのは20年前に起きた「シーボルト事件」が深く関わっていました😈。26年前にオランダ船でやってきたフォン・シーボルトは、日本についての情報を収集するという任務を追っていたスパイであり(※)、伊能図(日本地図)などを持ち出そうとしたことで幕府に咎められ、国外に追放されたそうです。その際、長崎の通詞もまた大勢捕まったそうです。
〜※このドラマでは「スパイ」だとほぼ断定されていましたが、そうではないという説もあるらしいです〜
以前神頭は「周吾は通詞の仲間を裏切った、長崎の通詞たちをお上に売り飛ばして、その見返りに自分だけ助かった」と語っていましたが、伊嶋はもしそれが事実なら、周吾はもっと非難されるはずだと思ったそうです。それなのに皆、知らないふりをしていたのは何故なのか、不思議でなりませんでした🙄。
この問いに答えてくれたのは森山でした。森山は「一人の子供の話」として当時の話を語ってくれます。その子は小さい時から賢く、一人で書を読み、一度聞いた蘭語はすぐに覚え、10歳には一通りの和解ができるようになった。そして出島の医者(シーボルト)と親しくなり、その医者が、日本の地図を和解するのを手伝った。その医者は、日本の地理や海防について様々な図書を持ち出そうとしたことが発覚し、幕府に調べられた。これを知った子供の父親は「いずれは大通詞として長崎を支える人物」になるだろうと言われていたその子を庇うため、重鎮のひとりが「身代わり」を立てることにしたのだそうです。
その白羽の矢が当たったのが周吾でした。周吾は当時子供(壮吾)が産まれて金が必要だったため、その役を引き受けようとしましたが、壮吾の姿を見て、やはり息子に恥じるようなことはできぬと翻意し、長崎から姿を消すから、好きなように罪を被せてくれと言い残したそうです。名前は汚れても良いが、この身と心は売れない、と。
ところが、その重鎮たちは、全てを知った周吾をこのまま逃すわけにはいかぬと、追手を放ち、周吾を殺してしまったそうです😨。森山も、周吾が殺されたことはつい最近知ったらしい。現在大通詞の大田も当時は関与していなかったようで、今回初めて忠弥から聞かされたようでした。関与したのは杉原みたいでしたね😡。
伊嶋は、父を殺したのは長崎だと激怒します💢。父は江戸で生きようとしていたのに、お前たちが殺した!!😭
口封じ
伊嶋はこの事実を知る前、出島の内通詞をしていた忠弥から事情を聞くはずでした。ところが忠弥は待ち合わせの場所=滝江橋で何者かに殺されてしまいます。伊嶋は忠弥殺しの濡れ衣を着せられました。抜け荷の手引きをしていた忠弥の「口封じ」を周吾を探している伊嶋にさせれば(濡れ衣を着せれば)一石二鳥というわけです😈。
その抜け荷への関与が疑われる周田は、伊嶋が忠弥を殺したという話には懐疑的で、通詞たちがそう仕立てようとしている、と見抜いていたようですが、自分もまた「痛い腹」を探られるのは困るという体でしたね💦。
誰もいない船
夜中に不審な船が迷い込んできました。森山はすぐに和解に呼ばれましたが、その船には大勢の人がいた気配はあるものの、実際には誰もいなかったそうです🤔。船の壁には大きな貼り紙がしてありました。In the beginning, Was the Word.(最初に言葉ありき)これは言わずと知れた聖書の引用です。
感想
シーボルトを手伝った子供って誰なんでしょうね〜。最初は伊嶋壮多なのかと思ったけど違いますよね。森山なの??🙄
せっかくの内容と個性的なキャストなのに(清十郎や未章、ティティも実に良いキャラ💕)、4回というボリュームでは到底描ききれないような気がするのはおばさんだけでございましょうか💦。それはそれでミステリアスな雰囲気は味わえますが、せめて倍の8回ぐらいに膨らませたら、もっとじっくり味わえたのではないか、と個人的には残念です😔。まあでもまだ最終回がありますからね。最後のまとめに期待したいです。
拍手コメントをありがとうございます♪
ちくわさん、こんにちは(^^)/。
あれこれふむふむと拝読しておりましたが、入院の2文字に驚いています(゜o゜)。そうだったのですね〜うちの叔父も昨年、第4波の真っ最中に入院&手術をしましたよ。今はすっかり元気ですが、病は待ってくれませんからね^^;。どうかくれぐれも無理をなさらずに&お大事になさってくださいね〜💐。こん