おかえりモネ ネタバレと感想 第8週(#36〜40)それでも海は

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清原果耶さん主演の朝ドラ、【おかえりモネ】の第8週は「それでも海は」です。あ〜そうだったのですね。おばさんもずっとそれが気になっていましたよ👆。以下早速ネタバレですおかえりモネのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

忘れられぬ女性

耕治が亜哉子に言った「忘れられぬ女性」とは、りょうちんこと及川亮の母=美波(坂井真紀〜兼岩順子@危険なビーナス)でした。この美波が実に明るくて魅力的な女性でしたね〜💖。耕治と結婚した亜哉子は、新次と美波夫婦と家族ぐるみの付き合いをしていたそうです。両家の子どもたちも皆仲良くしていました。

2010年頃、新次は新しい船を買おうとしていたそうです。銀行員の耕治はその資金繰りを手伝っていたらしいですが、一度海に出れば何千万も稼ぐと豪語する新次に対し、耕治はきちんと返済計画を立てるよう、美波に新次の監視を命じました👊。美波は任せておいて、と胸を叩きます。ふたりは、耕治や亜哉子同様、本当にお似合いの夫婦だったのです。

そんな幸せな家族をあの大震災が襲いました。津波を心配した新次はすぐに新しい船を沖に出しに行き、それを送り出した美波は、息子の無事を確かめた後、位牌を持って避難しようとしたところで巨大津波が襲ってきたようです。新次に亮の無事を伝え、新次の安否を気遣った伝言が最後になりました。しかもどうやらその船まで流されてしまったらしい。新次は、あれからほぼ5年経った今でもそれが昨日のことのように感じられ、このメッセージを聞いては妻を偲び、怒りに胸を震わせていたそうです。

立ち上がれるものか!あの無念を忘れられるものか!!

亜哉子の尽力

そんな新次の背中を押したのが亜哉子です。亜哉子は、新婚当初、本土で教師をしていたのですが、それを辞めて島に渡ってきたのだそうです。雅代はその気持ちを嬉しく思いながらも、せっかく手に職があるのに辞めるのはもったいないのではないかと嫁の亜哉子を気遣ってくれたのだそうです🌹。でも亜哉子は島に住みたかったのだと笑っていました。そんな亜哉子がでも実際島でうまくやっていけたのも、美波のおかげだったそうです👌。

それに新次はモネの命の恩人でもありますものね。亜哉子が新次を放っておけるはずがありません。亜哉子は(たぶん)辛抱強く新次を説得し、アルコール依存症の治療に通わせたそうです。そのせいで島では「亜哉子は誰かと不倫をしている😈」との噂が立ち、龍己や耕治がそわそわしていたほどです😁。未知は「試験勉強で忙しいモネ」を誘って亜哉子を尾行までしました🤣。

でもそんな努力も一瞬で水泡に帰します。新次が美波を思い出し、アルコールに手を伸ばしてしまったのです😨。でもこればかりは、何年経っても忘れろというのは酷ですよね。しかもあんなに素敵な女性が一瞬のうちに犠牲になってしまったのですから、その気持ちは察するにあまりあります😿。

これ以前にも、耕治は新次が漁師として復帰できるよう苦心したようですが、新次はあくまでも「船主」になることに拘ったため、復帰は叶いませんでした。何せ新次はすでに2億もの借金を抱えていたのです。一方で耕治は、自分は何一つ失っていないと激しい罪悪感に駆られていたため、なんとか新次の力になりたかったのですが

それでも新次は「海」を恨んではいませんでした。これは亮も同じだそうです。海は悪くねえ

また耕治と亜哉子も、たとえどんなに時間が掛かろうと、新次をいつか立ち直らせたいと改めて心に誓っています🍀。

震災のトラウマ

まさに未曾有の災害に押しつぶされた大人たちを目の当たりにしていた子どもたちの心情も複雑でした。自分はあの悲劇を忘れたい、乗り越えたい、と思う一方で、忘れてはいけないのではないか、と思わずにもいられないのです。亜哉子はそんな気持ちを察し、モネと未知には「好きなことをしていい」と勧めました。これは自ら進んで苦悩の中にとどまろうとする新次を見ている亮も同じです。亮は、どうやら坊主になる決意はしたものの、その前に好きなことをしたいと夢を語った三生にエールを送っていました👍。

雅代もナレーションで「春は悲しいだけの季節じゃない」といつか子どもたちが気づかせてくれる、と語っています🌸。

まとめ

そういう亮は逆に、ずっと漁師になりたかった気持ちを震災に潰されたくない、と思っているのでしょうか。未知はそんな亮が好きみたいで、モネはその気持ちを知ってふたりを応援していたようです。おばさんも、津波の被害に遭われた方々は海に対してどのような感情を抱いているのか、ずっと気になっていました。感情は人それぞれではありましょうが、新次や亮が「海は悪くない」と語っていたのを聞いてちょっと嬉しくなりました。そしてモネも今度こそ合格できそうな気配でしたね👍。

連続テレビ小説 おかえりモネ Part1 (NHKドラマ・ガイド) [ 安達 奈緒子 ]
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こん
Fさんへ
2021/07/10 (Sat) 15:16

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、いつもありがとうございます(^^)/。

私のところは内陸なんですが、よく「相馬」という海岸部に遊びに行っていたのですよ。震災後は本当に何も無くなってしまっていて、心底恐ろしかったのを今でも忘れられません。

それでも今は戻られる方も増えてきて、漁業も再開されています。漁師さんたちもやっぱり海が好きなのですよね。自然相手の仕事は本当に難しいけれど、うまく共存していけると良いですよね。こん