おかえりモネ ネタバレと感想 第9週(#41〜45)雨のち旅立ち
清原果耶さん主演の朝ドラ、【おかえりモネ】の第9週は「雨のち旅立ち」です。これまた実に清々しい結末でしたね〜🌈。以下早速ネタバレです。
合格通知
モネに合格通知が届きました。モネは一人で結果を見るのが怖くてサヤカを呼びに行きますが、どこにも見当たりません。サヤカは能の稽古をしていたのです。そこへ菅波が通りかかったので、モネは、一緒に結果を見てほしいと頼みました。菅波も、今回こそは手応えがあったというモネの期待と不安を察してくれます。結果は見事に合格でした🎉。
サヤカさん、サヤカさ〜んっ!!
モネはまたサヤカを捜しに行きます。モネは早くサヤカとこの喜びを分かち合いたかったのですよね。でもサヤカは夜になるまで戻ってきませんでした。ようやく戻ってきたサヤカに、モネは合格のことを伝えようとしましたが、いざ、その顔を見ると言い淀み、話をごまかしてしまいます。もうじき「300年のヒバ」の伐採の日が迫っていたからです。
嘘
しかも、そのヒバは、乾燥するのに50年もかかるそうで、その保管場所を探すのも難航していました。サヤカは、本来なら自分が場所を作るべきだが、森林組合や診療所を作ったことで資産が底をついてしまったと打ち明けます。モネはますます言い出せなくなりました😨。それでサヤカには「不合格」だったと嘘をつきます🐒。
でもサヤカは騙されません。菅沼のもとへ行って試験はどうだったのかと尋ねました。菅沼は守秘義務があるから言えないと答えたのでサヤカは、モネは本当は「合格」したのだと察します👍。「心惹かれるもの」に出会ってしまった〜そう語っていたモネがなぜ嘘をついたのか、サヤカには痛いほどその理由がわかっています。モネはサヤカを一人にできなかったのです😿。
伐採
ついにヒバを切る日がやってきました。これに最初に鋸を入れる役目はサヤカに託されますが、サヤカはモネにも一緒に挽くよう命じます。モネは身が引き締まる思いでこれに臨みました
。
またモネは、このヒバを預かってくれる場所も見つけ出します。神社です。それには気象予報士の勉強が大いに役立ちました。森林組合のスタッフたちも、そしてサヤカも大いにモネに感謝します。よくやってくれたね。もう十分。だからもう気を遣わないで。本当は合格したんでしょう?😏
サヤカは、自分はずっと一人で生きてきたから強いし、これからも甘やかさないでくれ、と檄を飛ばします。私は大丈夫だから、せっかく見つけた夢を叶えなさい。その一方でサヤカはモネに「やらなければいけないことがある」と教えます。サヤカは、モネが自分の夢に飛び込めない「もう1つの原因」に気付いていたのですね。
罪悪感
それが震災のトラウマでした。モネは震災の日に気仙沼から離れていた自分をまだ許せずにいたのです。自分が「音楽」という夢を追ったせいで、大切な祖母や妹、そして友人たちの側にいることができなかった。自分だけ怖い思いをせずに済んだ。サヤカは、モネがその苦しみに耐えられずに島を出てきたことを知っていて、また新たな夢を追うためには、その気持ちにケリをつけなければいけないと教えてくれたのです👍。
森林組合の仲間達は皆、モネとの別れを惜しみました。サヤカは、モネはここにきて&皆のおかげで大きく成長した、良い面構えになったと送り出してくれます💜。
告白
モネは森林組合の人々に感謝と別れを告げて気仙沼に戻ってきました。家族は何事かと心配しますが、未知が「お祝いだ」とフォローしてくれます。モネは耕治と酒を酌み交わして大いに酔っ払いました。そして酔いが覚めると、ようやく、これまで言えなかった苦しみを語り出します。
あの時、私だけが何もできなかった。皆が辛い思いをしていたのに!気象の仕事をすれば誰かを守ることができるかも知れない。全力でやってみたい。もう大切なものを無くして傷つく人を見たくない。
家族はモネの気持ちをわかってくれました🌹。耕治は、もうモネは島に戻ってこないかも知れないと覚悟したそうです。それでもモネは、サックスは置いていったけれど、耕治の作った笛を持っていってくれたそうです。
旅立ち
新しい一歩を踏み出したのはモネだけではありません。菅沼もです。菅沼は東京に戻るのをやめて、今まで通り訪問診療を続ける決意をしたのだそうです。頭で考えず、手足が動くようにならなければいけないと悟ったようです👍。
モネは最後にサヤカとヒバに別れを告げました。大木が倒れて燦々と日が差し込んでいたそこから空を見上げたモネはサヤカに、10分後に空を見上げてほしいと行って去っていきます。切り株に座っていたサヤカが10分後に目にしたのは、あの彩雲でした。そして切り株の根本からはヒバの新芽が顔をのぞかせています🌿。
サヤカは山の神、海の神、そして空の神に祈りました。どうか、あの子に良い未来を!
感想
サヤカは「天の陰陽が整うと雨が降る」と語っていたけれど、現代の「ゲリラ豪雨」はその陰陽が整っていない証のように思えてなりませんね😔。
またまさに「仁に過ぐれば弱くなる」ですよね。思いやりは大事だけど、甘やかしすぎは相手のためになりません。新しい世界に飛び込むモネにとって、そんなサヤカの生き様は良きお手本となることでしょうし、それがまたサヤカの生きる糧にもなるはず🎶。続きもとっても楽しみですね💖。
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良いエピソードでしたね♪
Fさん、こんにちは〜♪
モネ、ようやく決心がついてよかったですよね。まだ二十歳なんだもの。いろんなことに挑戦してほしいですね( `ー´)ノ。こん