エール ネタバレと感想 第13週(61~65話) スター発掘オーディション!
朝の連続テレビ小説、【エール】の第13週は「スター発掘オーディション!」です。個人的には是非御手洗ティーチャーに頑張ってほしかったですけどね~。以下早速ネタバレのあらすじです
。
裕一がコロンブスと契約して5年が経ち、そこそこ安定して仕事がこなせるようになりました。廿日市はそんな裕一に「コロンブス専属歌手」のデビュー曲を書くよう命じられます。その歌手はオーディションで選ぶそうです。
その歌手に久志が応募することになりました。久志はもう4年前に東京音楽学校を首席で卒業したにもかかわらず、デビューもせずにのらりくらりとした生活を送っていたのだそうです
。何せあの性格ですから、スカウトが来ない限り売り込みになど行かん!と意地を張っていたらしい
。
裕一は早速そんな久志に声を掛けましたが、久志は「流行歌」を馬鹿にして話を聞こうとしません。それで裕一は、自分も最初はそう思っていたが、流行歌は確かに心を打つと力説しました。
それでも久志が渋っていたので、裕一は鉄男にギターを弾かせ、「流しの歌手」を体験させることにします。久志が選んだのは「船頭可愛や」の曲でした。お客は久志の情感たっぷりな歌声に拍手喝采します
。中でもひとりの父親は、グッと来た、これで明日も頑張れる、と声を掛けてくれ、子どもからは一銭玉をもらいました。久志はその一銭を握りしめ、ひとしりき感慨にふけります
。
これで久志は決意しました。日本中を僕の虜にしてみせる!!
これに合わせて鉄男は自分の詩が大ヒットするのを夢見、裕一までもがその様子を妄想しました
。福島県民は実に短絡的で楽天家が多いのであります
。
そんな久志が歌を好きになったきっかけも、裕一同様藤堂先生でした。裕一は実母の麻友が父と離婚して出て行った後、継母の玲子が家に来てから福島に引っ越してきたそうです。
新しい母を母と呼べず、暗い毎日を送っていた久志に藤堂は、久志は歌がうまいから、学芸会で独唱してみないかと声を掛けました。曲は「ふるさと」です。
久志はすぐに姿を消しました。家に帰ると玲子が久志の好きなはんぺんを作って待っていてくれます。はんぺんは麻友が良く作ってくれた久志の好物なのです。
久志はついに我慢できなくなって麻友を訪ねていきました。でも麻友は既にほかの男と再婚し、二人の間には子どもまでいたそうです
。
ショックを受けた久志はその足で小学校へ向かったそうです。
その様子を見た藤堂は多くを尋ねず、黙って「ふるさと」を歌いました。久志も声を合わせると、藤堂はニッコリ笑って久志を褒めてくれたそうです
。やっぱり君は良い声をしているよ
。
家に帰ると玲子がひどく心配していた様子がその表情から伝わってきました。久志はまだはんぺんはあるか、と聞いたそうです。お母さん。
久志の昔話を聞いた鉄男は、黙ってはんぺんを出してくれました。
その後久志がオーディションに向けて準備をしていると、なんとなんと、御手洗ティーチャーも同じく試験を受けに上京してきます。3年前に母と父を相次いで亡くした御手洗はティーチャーを辞めて背水の陣で臨むそうです
。
音と裕一は、御手洗ティーチャーと久志の間に挟まれながらも、どちらもベストを尽くせるよう精一杯応援しました。特に音は、御手洗ティーチャーが来てくれたおかげで、久しぶりに「八丁味噌」の味噌汁が食べられてご機嫌だったようです。
実際のオーディションは「出来レース」で、帝都ラジオの会長の息子=寅田熊次郎なんていう冗談みたいな名前の若者が合格しました
。めずらしく廿日市は猛反対したそうですが、上の圧力に負けたらしい
。
この熊次郎が御手洗ティーチャーを嘲ったのが許せなかったわ~。今でこそトランスジェンダーは個性になりますが、当時は馬鹿にされていたのですよね
。
御手洗は黙って耐えていましたが、その代わりに久志が反論しました。この人の実力はおまえなんかの数千倍だ!
でも熊次郎は腕っぷしも強かったらしく、金と力はなかりけり~な久志は顔面を殴られて倒されてしまいました。
そんな久志に廿日市が声を掛けます。久志を研究生として契約してやる、というのです
。
プライドの高い久志は断ろうとしましたが、御手洗が背中を押しました。断っちゃダメ!選ばれたんだから、輝かなくては!!
久志は御手洗に勝てて素直に嬉しいと語り、御手洗のためにも必ずデビューすると誓いました。ふたりは友情の証に固く握手を交わします。
音もそんな二人に刺激され、再び声楽の勉強を始めたいと決意します。裕一も応援すると約束しました。
御手洗は再びミュージックティーチャーになるべく豊橋に戻り、久志は初日に白いスーツを着て(どう見ても主役)やる気満々でした
。
約束の曲を書き上げた裕一は、帰宅した久志に請われて楽譜を見せたものの、久志から、こんな良い曲は絶対に自分が歌う!と楽譜を取り上げられてしまいます。これを歌ったら熊次郎が売れちまうじゃないか!
裕一が慌てて取り返そうとしたところに、謎の人物が古山家を訪ねてきました。どうやら裕一の弟子になりたいのだそうで?
再開予定はまだ立っていないそうですが、できるだけ早くかつ安全にリスタートしていただきたいですね。その日を心待ちにしておりまする。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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