エール ネタバレと感想 第21週(101~105話) 夢のつづきに
朝の連続テレビ小説、【エール】の21週目は「 夢のつづきに」です。あ~そうだったのですね~。以下早速ネタバレです
。
音の挑戦
オーディション
音は、長年の夢をかなえるため、ラ・ボエームのミミ役のオーディションを受けることにしました。毎日懸命に練習した甲斐あって、最終選考に残ります
。この1つ前の二次審査には夏目も審査員としてやってきました
。夏目が後に明かしたところによると、音はここまでは間違いなく「実力」で勝ち残ったそうです
。
ところが最終選考会では見事に落ちて、音以外のふたりが候補に上がって接戦でした。それを再度決めようとした時に、この舞台を企画した会社の常務がやってきて、音を選んだのだそうです。理由は、音が古山裕一の妻だから、話題性があるというだけでした
。
針の筵
音自身も実力の差は感じていたのですが、選ばれて嬉しくないはずはなく、より一層の稽古に励みます。でも、どんなに練習しても、皆に追いつくことはできませんでした。音の目標はオーディションに合格することでしたが、皆の目標は「より完成度の高い作品に仕上げること
」だったのです。
歌えば歌うほど高音は伸びず、声量の無さが目立ちました。それを夏目が気の毒そうに見ていたのを見た音は、夏目に真相を聞きに行きます。夏目は正直に教えてくれました。
それで音は思い切って辞退することにします。そうは言うものの、音は深く傷ついていました
。
裕一の支え
今度は裕一が音を支える番です。裕一は教会に音を連れて行きました
。そこでどうやらクリスマスに「慈善音楽会」を開くことにしたのだそうです。裕一は、これまで生きるだけで精いっぱいだった子どもたちに、音楽の楽しさを知ってほしいと語り、さらにそこで自分の作曲した曲「蒼き空」を音に歌ってほしいと伝えました
。ちなみに作詞したのは鉄男だそうです
。
孤児院の子どもたちに歌を教え始めた音に、ようやく笑みが戻ってきました。
慈善音楽会
当日は、サンタの格好をした久志と藤丸も歌いにやってきました。久志は藤丸と婚約したというのに、若い女性を見るとつい、ちょっかいを出してしまいます
。それだけ元気になった証拠ですね
。会場には夏目も来てくれました
。
時々音のレッスンに付き合ってくれた御手洗ティーチャーが久志との再会を喜んだシーンは、いかにもあのふたりらしく大げさで可笑しかったですね~。もうおオペラじゃないんだから
。
楽しい時間が過ぎ、最後に裕一が挨拶をします。裕一は、音楽家として人に喜びをもたらす音楽を共有していきたいと述べました。そしてこれまでその音楽家としてやってこれたのは、ひとえに、妻の音のおかげだと音への感謝を表します。その音が、裕一のピアノで「蒼き空」を歌い始めました。これまでふたりで歩んできた歴史も音を支えます
。
音の目にあふれ出た涙は、その情感タップリの歌声とともに聴衆の胸を打ちました。
華
華は、有名な作曲家の父と声楽を再開した母に挟まれて、自分だけが何もやりたいことがないと苦しんでいました。そんな華の気持ちを最も理解してくれたのは吟です
。吟もまた才能ある妹たちを羨んだことがあるからです。でも吟は「才能」というのは特別なことではなく、自分にとって得意なことだと教えました。吟にとっては「コロッケを上手に揚げること」です。あ~裕一も藤堂先生に言われたことを話してあげればよかったのにね
。
感想
最初に裕一に出会った教会で、音がもう一度音楽の楽しさを思い出してくれて本当によかったです。来週の放送も楽しみですね
。
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