エール ネタバレと感想 第23週(111~115話) 恋のメロディ
朝の連続テレビ小説、【エール】の23週目は「恋のメロディ」です。いや~のど自慢のくだりには大笑いしちゃいました。今も昔も、イヨマンテの夜は「のど自慢」が歌いたがる歌なのですわ
。
以下早速ネタバレです。
ヒット曲
君の名は
でもやっぱり一番はこれですよね~「君の名は」。これも古関裕而さんの曲だったとは驚きました
。昔おばさん、高校時代に文化祭で昭和初期のファッションを特集したことがあったのですよね。それで「まちこ巻き」というやつを知り、それで「君の名は」に行きついたんですが、それが古関裕而さん作だとは知らんかったわ~
。
脚本は引き続き池田であり、本来はもっと大人数での内容だったらしいのに、皆、声優が病に倒れてしまったための苦肉の策で、「ふたりのすれ違い」をテーマにしたのだそうです。この「会いたくても会えない恋愛ドラマ」は大ヒットし、ご多分に漏れず音も夢中だったそうです。
イヨマンテの夜
このイヨマンテの夜の成り立ちも傑作でしたよね。
本来は「鐘の鳴る丘」を作っていた際、その劇中、山奥で木材を切る杣人(そまびと=きこり)が、歌いながら少年院の側を通るシーンで、池田は「あああああ~」と声を出すだけでいい、と語ったのだそうです。迫力と美しさが同居している声が欲しいという池田に、裕一は即座に、それなら久志がうってつけだと推挙しました。久志は、朗々とエ~イヤ~アアア~、ア~イヤ~アアア~とひたすら歌ってくれたそうです。裕一は、その独特なメロディを忘れることができませんでした
。
その1年後、池田がアイヌを題材にするドラマを作りたいと言い出した瞬間、裕一は「杣人のメロディ」をアイヌのメロディにすればいいと提案したのだそうです。池田も面白がってすぐに「イヨマンテの夜」が生まれました
。
でもコロンブスの杉山は、こんな難しいメロディ、一般受けするはずが無いと断言します。16分音符と8分音符の2拍子系なのに、メロディは三連符が続く
。裕一は、昔の(小難しいのが好きな)悪い癖が出たとエラク酷評されました
。でも久志は諦めないと誓い、どこへ行ってもこのイヨマンテを歌ったそうです
。
その結果、のど自慢の全国大会に出場する男性のほとんどが我も我もとこぞってこれを歌ったために、いつしか大ヒットとなったのだそうです。今も昔も変わりませんね
。
西洋音楽へ
ついに池田がラジオドラマを止めて舞台に進出することになりました。池田はお芝居のみならず、オペラやミュージカルにも挑戦すると語ります。一緒にやろうと誘われた裕一はとうとう念願がかなう!と大喜びでした
。ミュージカルの作曲のために32段の譜面も特注します。Yuichi Koyamaと名前の入った白紙の譜面を見るだけで心がときめきました
。
が、ついに過労がたたり、裕一は倒れてしまいます。
華の恋
看護師として働いていた華は、紆余曲折を経て、ロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚~赤西吾郎@コウノドリ)と結婚を前提に付き合うことになりました。彼のリハビリを手伝ったのがきっかけです。
でも裕一にとってロカビリーは単なる雑音でしかありません。そんな裕一が入院した部屋がアキラの病室だったのです。華と音はなんとか嘘をつき通そうとしたようですが??
感想
裕一と音が、周囲の猛反対を乗り越えて結婚したのがついこの間のようですね。裕一ももう年貢の納め時=子離れしなくちゃいけません。来週はいよいよ最終週です
。
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