エール ネタバレと感想 最終週(111~115話) たくさんのエールをありがとう!
朝の連続テレビ小説、【エール】もいよいよ最終週を迎えました。この間、本当に色々なことがありましたね。よくここまで頑張って乗り切ってこられました
。俳優さんやスタッフの方々に心から感謝したいです
。また最終回のエピソードも、ずっと心残りだった点を解消してくださって嬉しかったです
。そして本日放送された「特集」も。あれは15分ではもったいない内容でしたが
。
以下ネタバレです。
華とアキラの結婚
最初は反対していた裕一も、音の援護射撃には負けてしまいました。裕一はアキラに「音楽で食えるようになってから来い」と言ったために、音は「裕一も音楽では食えなかった」と暴露したのです
。でもアキラの女性遍歴には音も眉をひそめました
。
ふたりをねじ伏せたのは「音楽」です。アキラは華のために作曲したという「ムーンライトセレナーデ」を熱唱すると、興奮のあまり鼻血を出してしまいました
。音と裕一は、自分達も結婚を反対されたけれど、最終的には許してもらえたと振り返ります
。
華は、光子の形見のロザリオを手にし、ふたりに愛を誓わせました。そうですか~光子は亡くなっていたのですね
。
こうしてふたりはたくさんの知人や友人たちに祝福されながら、教会で式を挙げました。
東京オリンピック
裕一に「東京オリンピックのオープニング曲」の依頼が舞い込みました。戦時歌謡の第一人者だった裕一はダメだと反対する声もありましたが、担当者が「長崎の鐘」を持ち出して説得したそうです
。
裕一は快諾し、しばらくすると「もう頭の中ではできている」と語りましたが、なかなか曲を書きません。心配になった音は木枯に相談しました。木枯は自分の中で生まれるのを楽しんでいるか、もしくは何か足りないピースを探しているのだろうと答えます。
それはどちらも正解でした。その後、その木枯と鉄男を家に呼んで大いに盛り上がった裕一は
、久志と藤丸も呼び、大いにどんちゃん騒ぎをしました
。その結果、皆疲れ果ててごろ寝してしまいます。裕一はそんな皆の顔を眺めながら、音の疑問に答えました。
そのピースが見つかったよ。
それは苦楽をともにしてきた仲間だったのですね。
別れ
池田二郎
東京オリンピックが終わっても、裕一は池田と曲を作り続けました。が、ある時その池田が亡くなってしまいます。裕一は大切なパートナーを失ってすっかり意欲を無くし、それからはほとんど作曲はしなかったそうです
。
小山田耕三
小山田耕三が亡くなって数日後、その秘書が小山田の手紙を届けに来ました。亡くなる3日前に描いたというその手紙には、裕一への謝罪が綴られていたそうです。小山田はそれを投函しようかどうしようか悩んでいたが、結局は出せずじまいだったのを、秘書が自分の判断で届けに来たのだそう。
小山田は手紙の中で、かつて裕一の才能に嫉妬したことを正直に認めていました。私は音楽を愛していたが、君は音楽に愛されていた。小山田はそれが悔しくて、裕一を西洋音楽ではなく、歌謡曲の道へと進ませてしまったのだそうです
。自分のエゴのために音楽を冒とくした
、と激しく後悔したのだとか。
どうか私を許してほしい。音楽を愛するが故の過ちだ。私は先に逝く。今度はあの世で音楽について語り合おう。
秘書は実際小山田が裕一の曲を褒めていたと教えてくれます。裕一にわだかまりは一切なく、幼い頃小山田の本で音楽を勉強したおかげでこの道に進めたと語り、天国で会うのが楽しみだと伝えました。
最愛の人=音
実際に音が亡くなったシーンはありませんでしたが、ずっと乳がんを患って闘病していた音と、その音が見たいと切望した海へ場面が切り替わったことから、おそらくはあれが音との別れだったのだと推察されます。
あなたと出会った頃のように。歌を歌いたい。
その少し前に裕一は、裕一を尊敬しているという若者に、これまでは人のために音楽を作ってきたが、これからは自分だけで楽しみたいと語っていました。
私の役目は終わった。これからは君たちがその役目を担ってくれ。
海辺ですっかり若返った二人は、互いへの愛と感謝を伝えあいます。音、出会ってくれてありがとね。私もあなたといられて幸せでした
。
本当にふたりはこれ以上にないソウルメイトだったのですね。
感想
冒頭でも触れましたが、志村さんの小山田があのままではめちゃ嫌な役だったので、最後に志村さんの映像をバックに窪田さんが小山田の手紙を読むという設定には感動しました。
また特集では岩城役の吉原光夫さんが「イヨマンテの夜」を熱唱しました。彼は元劇団四季のメンバーだったそうです
。また同じく劇団四季メンバーだった(藤堂夫人の)堀内敬子さんによる「フランチェスカの鐘」も良かったなあ
。音ちゃんの二階堂さんは、せっかくあそこまで歌えるようになったのですから、是非止めないで頑張って続けていただきたいですね
(とエラソーですが
、声楽を専攻し、古関裕而さんの歌が大好きだった我が母が生きていれば、あのハイトーンできっと「ガンバレ
」と声をかけたのではないかと思ったので
)。
おそらくは時間の都合でしょう~どの曲も少しアップテンポだったような気がしたのが唯一残念でした。できればもっとゆっくりじっくり聞かせていただきたかったです。
- 関連記事
-
- エール ネタバレと感想 最終週(111~115話) たくさんのエールをありがとう!
- エール ネタバレと感想 第23週(111~115話) 恋のメロディ
- エール ネタバレと感想 第22週(106~110話) ふるさとに響く歌
- エール ネタバレと感想 第21週(101~105話) 夢のつづきに
- エール ネタバレと感想 第20週(96~100話) 栄冠は君に輝く
- エール ネタバレと感想 第19週(91~95話) 「鐘よ響け」に涙止まらず
- エール ネタバレと感想 第18週(86~90話) 戦場の歌
- エール ネタバレと感想 第17週(81~85話) 歌の力
- エール ネタバレと感想 第16週(76~80話) 不協和音
- エール ネタバレと感想 第15週(71~75話) 先生のうた
拍手コメントをありがとうございます♪
Fさ~ん、こちらにもありがとうございます(^^)/。
本当に良いドラマでしたよね~。色んな意味で忘れられない作品になりましたね。
最後の特集もめちゃ良かった。
きっと母が生きていたら楽しんで見ていたこと請け合いです。今頃は音ちゃんなみに若返って一緒になって歌っていたことでしょう(笑。お気遣いいただきありがとうございます。志村さんのエピもサイコーでしたね。
終わってしまって寂しくなりますが、来週からのドラマも面白そうで楽しみですね^^。どうぞよい週末を!こん