エール ネタバレと感想 第6週(26~30話) ふたりの決意
朝の連続テレビ小説、【エール】の第6週は「ふたりの決意」です。いや~芸術家はそういうものなんだろうけど、裕一のあまりの不甲斐なさに呆れ果てたおばさん的には音に同情しきりでした。ホント、「音さんあっての古山裕一
」だったのですね~。以下ネタバレのあらすじです
。
案の定、三郎は説得に失敗し、裕一の結婚は家族全員から猛反対されました
。三郎は三郎なりに頑張ってはくれたんですけどね~。裕一は、自分のことは棚にあげ、三郎をこっぴどく非難します
。
でも、そもそも自分の結婚なのに、三郎に任せきりの方がおかしいやろ。しかも養子に行った身でありながら、養子先から留学を許してもらった矢先だというのに、その養子先にも内緒で今度はいきなり結婚、って、そう簡単に許してもらえるはずはない。それなのに三郎ばかりを責める裕一は、単なる甘ったれにしか思えませんでした
。弟の浩二が怒るのも無理ありません
。
いつだって兄さんが家族の中心だった。俺はいつも家族のことを考えているのに。兄さんももっと家族のことを考えてよ!
裕一は藤堂に会いに行きました。藤堂は、すべてを手に入れることはできない、何かを手に入れたいと思ったら、他の何かは捨てなければならない、と教えました。それで裕一は、音楽は捨てられない、と音に別れの手紙を書きます。
実はこれにも呆れちゃいました~。なんだなんだ、音がいなければ曲が書けない、音はミューズだ、と言っていたのは何だったのか?
音はでも決して諦めませんでした。毎日毎日手紙を書きますが、裕一は読もうともしません
。
そこに今度はイギリスからの手紙が届きます。世界恐慌のために留学が取り消されてしまったのです。思わず1929年が浮かびましたね~時代はその頃だったのですね
。
音楽のために音を捨てたのに、今度はその音楽から捨てられた~裕一はすっかり絶望し、生気のない顔で日々銀行の仕事をしていました
。
三郎はそんな息子を見るに見かね、早速音に手紙を書きます。音は東京にいて不在だったため、光子が中身を読んですぐに届けにやってきました
。この光子もまたイイ人ですよね~。本来なら、娘を捨てた男など放っておけと言いそうなものです
。音もまた居ても立っても居られずに、福島に駆け付けました
。
ふたりはかつて出会った教会で再会しました。音がこの教会を知っているというと、裕一も「あの少女」を思い出します
。俺たちは既に出会っていたんだ!!
でも裕一は、一度音を捨てたという負い目を捨てられず、音を置いて出て行こうとしました。でも音は、絶対に諦めない!とその後姿に向かって叫びます。
その音は、ミュージックティーチャーのお墨付きもあって、東京帝国音楽学校に合格しました。それでも裕一のことが心配で音楽に身が入らずにいたところ、姉の吟(松井玲奈~難波倫子@行列の女神)のお見合いに同席した際、見合い相手の叔父=廿日市誉(古田新太~原田のぶお@俺のスカート、どこ行った?)がコロンブスレコードのディレクターだと聞いて、早速会いに行きます
。
廿日市はまったく相手にしてくれませんでしたが、後日、この廿日市に小山田が声を掛けました。裕一をコロンブスレコードで雇ってほしいと言ってくれたのです
。
2度目の訪問で、なぜ認められたのか分からぬまま、音は再度裕一に会いに行きました。裕一の留学が取り消されたと聞いた鉄男も駆けつけてきて、東京さ行げ!!と背中を押してくれます。
~某番組で、出演者の方が福島弁に慣れるため、常日頃から訛る努力していると聞いて大笑いでした~
でも裕一は「家族のため」という浩二の言葉が忘れられません。
ところが、その後裕一は、裕一が権藤家にとっては後継ぎのための「種馬」にすぎないと思い知らされました。これで踏ん切りがついた裕一は、まさに引き留められようと、使用人に罵倒されようとも揺るがず、音に賭けることにします
。
それでも三郎だけは、おまえだけが俺の誇りだと言って、また、できもしない約束をしてくれました。だいじょぶだ、俺に任せどげ!
音と裕一は「バンブー(竹)」という喫茶店の裏にある借家を借りて新婚生活を始めることにしました。
コロンブスレコードとの契約では月に2曲書くことになっていたようですが、これまで歌謡曲に縁のなかった裕一がヒット曲を書けるのかどうかは不安なところではありまするね。
とはいえ、あの頼もしい音と一緒なら、この先どんな困難が待ち受けていようと「だいじょぶだ」な気がしてきます。
新たな局面に入った「エール」は来週の放送も楽しみですね。
~来週には「抗原検査キット」が薬事承認されるそうですが、撮影の現場で使うことはできないんですかね。そろそろ再開したいですよね~きっと~
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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