黄金の日日 あらすじと感想 第15話 九死一生

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【黄金の日日】の第15話は「九死一生」です。本当に「事実は小説よりも奇なり」と申しまするが、信玄はさぞかし無念だったことでしょうね😔。あれも「天啓」だったのでしょうか。以下あっさりネタバレです黄金の日日のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

銀と美緒を守れ!

彦助たちから、銀泥棒の話を聞いていた助佐は(たぶん)この計画を阻止しようとしていました。今井の一行の中に美緒がいたから尚更です😨。でも美緒を助けるとなると銀は諦めなければならない〜そう思っていたところに五右衛門が現れました🎶。五右衛門は、宗久から美緒を無事に連れ戻すよう命じられたと語り、一緒に銀も取り戻そう、と檄を飛ばします

ところが美緒には別の思惑がありました😈。美緒もまたこの銀を横取りし、助佐と共に出奔しようと企んでいたのだそうです😵。今井にいてはおまえの夢は決して叶わない。私と一緒に逃げよう!

忠義深い助佐に宗久を裏切ることはできません。美緒がどんなに誘いをかけても無駄でした。美緒は、美緒が追いつけるようゆっくり立ち去る助佐に背を向けて涙します😿。

その美緒の前に五右衛門が現れました。美緒は、五右衛門が助佐との話を聞いていたと知ると、もし助佐が美緒と一緒に逃げたら二人を斬るつもりだったのか、と気色ばみます💢。五右衛門は、二人の気持ちが同じだったら、あるいは見逃したかもしれないと答えました🌹。美緒は仕方なく五右衛門とともに堺へ戻ります。宗久は、助佐の働きを評価し、もう生田に戻らなくても良いと許可しました👌。

五右衛門はモニカのところへ行き、今度こそ一緒に逃げようと誘いますが、モニカはもう遅い、と答えます。津田宗及への後妻の口を承諾したというのです😵。怒った五右衛門は宗及を殺そうとしましたが、敢えなく返り討ちに遭いました😔。宗及は五右衛門の処罰を宗久に託します。

これを知った助佐は、なんとかして五右衛門を助けてほしいと懇願しました🙏。宗久は、宗及は反信長派だから、信長が信玄に打ち勝てば、誰も五右衛門を殺せとは言わなくなる、と豪語します。だからお前もわしと共に信長様を助けに行くぞ!

急転直下

義昭が信長追討の兵を挙げ、誰もが信玄の勝利を疑っていませんでした。宗久は、信長が滅べばすなわち今井も滅ぶと覚悟を決め、全財産を叩いて信長の元へ駆けつけます💨。船も合計12艘用意してきたそうです。ところがこの時既に信玄は死亡していました。信長は既にこの情報を手に入れ、勝利を確信していたそうです😎。

宗久は、堺へ戻る船の中で助佐に、今後はこのまま水夫として働いて良いと許可しました。兼久に交易船を与えるから、片腕として支えてほしいと命じます。でも助佐は、この船が堺に着いたら今井を辞めさせてほしいと申し出ました。ルソンに行く夢も、船長になる夢も、己の手で掴み取りたいと目を輝かせて語ります。どうかお願いします!独り立ちをお許しください!!

感想

宗久は黙っていましたが、どうやら許してくれたようですね。ふん、あんなあほぼんの下で働けなんて、それこそ100年かけてもルソンになど行けなくなりますよ😜。助佐、断って大正解❣️。

黄金の日日 (新潮文庫)
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