黄金の日日 あらすじと感想 第19話「安土築城」で好機到来
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【黄金の日日】の第19話は「安土築城」です。これはまたとっても面白かったですね〜❣️。以下早速ネタバレです。
モニカの苦悩
とはいえ、こちらは何とも気の毒な展開でした😔。五右衛門と逃げたはずのモニカは逢坂山にある古代人の墓跡に潜んでいたそうです😨。五右衛門は五右衛門なりにモニカの面倒を見ていたらしいのですが、何せ根っからのお嬢様育ちですから、山では漆にかぶれ、蛇の肉を食べたら熱を出すわで五右衛門もどうしてよいか分からずに困り果てていたようなのです😥。それで五右衛門は「野盗💀」になるしかなかったらしい💦。
たまの迎えが惨殺されたのを見た助佐は、それがすぐに五右衛門の仕業だと察し、佐吉とたまを置いて五右衛門を捜しに行きました💨。そこでモニカを見つけたのです。モニカは顔に大きな痣があり、それを恥じてのことなのか、性格もすっかり変わって鬼のようになっていました😱。助佐を助佐と認識しても尚、殺そうとしたほどです。五右衛門はいっそ死ねと「自害」を勧めたそうですが、バテレンは自害はできぬと断られたそうです😿。
助佐は心からモニカに同情して五右衛門を非難しました😠。あんな風になるぐらいならいっそ堺へ帰せばよかったのに、と責める助佐に五右衛門は、何度も帰るように言ったし、実際に振り払いもしたが、つきまとって離れないのだと怒鳴ります😡。今は毎晩殺すことを考えているほどなのだそう😵。
それで助佐は、モニカは自分が預かると申し出ました。堺へでもどこへでも、モニカの望むところへ連れていくと断言します💜。五右衛門もそのほうが良いと了承しました。モニカは堺も都も嫌がったので、助佐は「長浜」へ行こうと誘いました。新しい町だから、誰の目も気にすることなくやり直せると励まします。モニカもこれには興味を示しましたが、五右衛門を気にかけたので、五右衛門も、後から行く、と答えました。
道すがら、助佐はルソンについて語り聞かせます。船を手に入れたら皆でルソンへ行きましょう。船の名前も「呂宋丸」と決めてあるそうです。モニカもこれには是非行きたいと答えました。たとえこの身が朽ち果てても、魂だけでも連れて行ってほしい。
ところがモニカは、助佐が水を汲みに行っている間に姿を消してしまいました😲。助佐は五右衛門が連れ戻したに違いないと考えましたがさにあらず、五右衛門もモニカを捜していたそうです😿。
好機到来
助佐は仕方なくひとりで坂本の浜へ戻りました。そこでは佐吉が待っています。佐吉は、たまの迎えの籠に描かれていた桔梗の紋章からたまが明智の娘だと知り、平身低頭して無事送り届けた結果、酒と肴を褒美にもらってきていました🎶。助佐は、助佐が帰るまで我慢して待っていた、と笑う佐吉と一杯やると、溜まった疲れがどっと出て寝入ってしまったようで、帰りは佐吉が船を漕いでくれました👍。
助佐は秀吉に会いに行き、諸用を片付けたいから堺に行ってくると断ります。一方の秀吉は、ついに信長が安土への築城を始めると言うので、自分もそれに勝るとも劣らない「目立つ館💝」を建てたいと胸をときめかせていました😻。そのためにも「目の肥えた助佐」に南蛮品の買い付けを任せたいのだそうです😁。
男女の機微
助佐は美緒に会いに行き、モニカの話を伝えました。美緒は、美しく敬虔なキリシタンだったモニカがすっかり変わり果てたと聞くと、モニカに「情欲」を教えた五右衛門への憎しみを露わにします🔥。地獄に落ちろと五右衛門を呪う美緒に助佐は、もし五右衛門が地獄へ行ったら、きっとモニカも一緒に付いていくに違いないと答えました。
助佐はそれから、気になっていたお仙の舟の修理費と木綿の火縄の加工賃を払いにお仙のところにやってきました🎶。そこで「明かり守」の灯を見て、堺に戻ってきたと言う感慨を強くします。それは五右衛門も同様だったそうです。五右衛門もまたモニカを捜してあちこち奔走していたのだそうです。一人でどうしているのか、ネズミさえ殺せない女なのに
、そう心配していました。助佐とお仙はふたりの苦悩に思いを馳せます
。
新しい出会い
一杯やろうと言うお仙の誘いに乗った助佐は、お仙の舟の屋根が「青い瓦」になっていることに気づきました😵。唐人の一観(三国一朗)から宿泊代の代わりにもらったそうです。一観は、そもそも妙国寺の瓦を依頼されてこの瓦を焼いたらしいのですが、青い瓦などいらないと突き返されてしまったのだそう。最初はお仙と一緒に貶していた助佐ですが、ふと秀吉を思い出しました😲。「目立つ館」を欲しがっている秀吉なら興味を持つかもしれない!?😻
一観は元値さえ取れれば安くすると請けあったので、助佐は早速一観と「見本の瓦」を小舟に積んで長浜に出向きました。これを聞いた佐吉は、さすがに主君の性格を熟知しており、もっともったいつけた方がよいと教えてくれます👍。瓦は一枚だけ、しかも絹の布に包んで桐の箱に入れ、うやうやしく差し出せ。職人も名人らしく=気難しく振る舞わせ、すぐには会わせぬ方が良い😏。助佐はニヤリと笑いました。石田様はなかなかの策士でございまするね😎。
案の定、秀吉はまんまとこの作戦にひっかかりました🐒。瓦を見た秀吉が佐吉に意見を求めると、佐吉は「奇抜だ」答えたのですが、それが決定打となります🎉。奇抜というのは欠点ではない。何事にも多少の奇抜さは不可欠だ。秀吉は佐吉にそう教え、助佐を高く評価しました。さすがは堺の子だ。目が利く、目が😁。こうして助佐は瓦の調達を任されます。佐吉と助佐は、秀吉に気づかれぬよう目くばせして微笑みました😉。
感想
本当の理由は分かりませんが、敬虔なキリシタンのモニカは、顔に痣ができたのも「天罰」だと思っていたのかもしれませんよね😔。愛を成就して祝福されたかったのに、それが叶わなかった上、見た目も体調も崩してしまったら、自棄になるのも無理はありません。五右衛門もそんなモニカのジレンマと苛立ちを察しているけど、どうしてやることもできない😿。
また以前お仙は、美緒は五右衛門にさらってもらったモニカを羨ましく思っていると指摘していましたが、名ばかりの夫しかいない美緒には、まだ、モニカの気持ちは理解できないようです。むしろ助佐の方が理解していると言うのがまた絶妙な解釈ですよね💜。やっぱり美緒は助佐と一緒にはなれんなあ💦。
でも瓦のエピソードは実に楽しかったですね🎶。瓦は黒と相場が決まっていた時代に、青い瓦はさぞかし人目を引くことでしょうね〜😻。相手が秀吉じゃなかったら、信長が目をつけて奪っちまいそうですよね😈。それとも正攻法でも欲しがるかな。その信長は宗久に一切の調達を任せていたようですから、ここは木綿の火縄のリベンジマッチになるのでしょうか。続きもとっても楽しみですね💖。
拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ。
その後体調はいかがですか?
も〜モニカ、本当にかわいそうでしたよね。また五右衛門も不器用体質だからどうして良いかわからなくて(/_;)。
瓦のエピは楽しかったですよね〜。助佐はどんどこ運が向いてきていますね(^ー^)。こん