黄金の日日 あらすじと感想 第24話 鳥取兵粮戦
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【黄金の日日】の第24話は「鳥取兵粮戦」です。助佐には気の毒でしたが、これは「人間の欲」を利用した実に上手い作戦でしたよね👍。以下早速ネタバレです。
うまい話にゃ気をつけろ
船長となった助佐は、彼のもとで働きたいという人々を拒むことができずに皆雇い入れたため、大所帯になってしまいました💦。そのせいで、どんなに働いても懐は寂しいままだったそうです🐒。秀吉がそこに目をつけてきました。どうだ、荒稼ぎをしてみないか😎?助佐はその頃主に姫路で「播州米」の買い付けをしていたらしいのですが、秀吉は、その気があるなら因幡へ行けと勧めます。
秀吉は、因幡国の鳥取城を兵糧攻めにするつもりでした。この作戦は後に「三木の干殺しに鳥取の渇泣かし」と呼ばれ「日本史においても類のない凄惨さで知られる籠城戦」として語り継がれたそうです💀。ついでに言うなら、この2つに「高松城の水攻め」を加えて、秀吉三大城攻めと呼ばれているそうです。この3つめは「のぼうの城」でも有名ですよね😉。
助佐はまんまと秀吉に利用されたのですが、まさか秀吉も、この時は、助佐に多大な迷惑をかけることになろうとは思っていなかったのでしょう😔。秀吉の真意を知らない助佐も、言われるままに米を買い付け、今では秀吉の臣下となった弥九郎に通常の3倍で買い取ってもらいました。助佐は、なぜそのような「損」と分かっている商いをするのかと驚きますが、弥九郎は、飢饉で苦しんでいる北陸の国に米を送るためだ、と答えます。これは信長の意向だそうです。人の良い助佐はすっかり騙されました😓。
騙されたのは助佐だけではありません。因幡の百姓たちはもとより、鳥取城の武士たちも「金銀財宝」に目が眩みました🐵。そもそも因幡は米どころなので、米がなくて困るなどという経験をしたことのない彼らは、米を通常の3倍で売れるなら、今から「恩賞金」を用意しておこうと思い立ったのです💦。それが秀吉の思う壺でした。鳥取城の兵糧は、あれよあれよと言うまにすっかり無くなってしまいます😵。
吉川経家
そこへ毛利から吉川経家(浜畑賢吉)という武将が指揮官として派遣されてきました。石見吉川氏の当主の経家は智勇に優れ、武功も多い名将だったそうです。己の首を入れる「首桶」を持参してきたことからも、その覚悟のほどが見て取れますね。
鳥取城を治める山名豊国にちなんで「山名衆」と呼ばれていた武将たち、中村春続(浜田寅彦)や森下道誉(佐竹明夫)らが申し出た歓迎の宴など即座に断って、蔵の検分に出かけたところ、金銀財宝は山のように蓄えてあったものの、米俵は3俵しかないことが判明しました😨。中村は、秋にはまた新米が取れるととりなしますが、経家は秋には戦は終わっている!と怒鳴ります。すぐに買い戻せ!!😡
ところがもはや因幡中どこを探しても余分な米など見当たりません。このままでは、その堅固さから冬まで「籠城」すれば勝てると経家の計算がすっかり狂ってしまいます。経家は、父に無心の書状をしたため、その金で出雲の毛利元春から兵糧米を工面してもらうよう手配しました。その一方で、自ら米買い船に足を運びます。そのほとんどはもう出払っていましたが、ちょうど嵐が来たために残っていた船がいたのだそうです。その貧乏くじを引いたのが助佐の船です🐒。
経家から米を譲ってほしいと頼まれた助佐は、生憎買い手は決まっていると断りました。すると経家は、これは商いではなく「戦」だと豪語し、刀を抜いて脅してきます😱。助佐は仕方なく経家の言う通りに米を船から降ろそうとしました。ところがそこに、秀吉の放った「火船」が近づいてきます。しかも兵も襲ってきました💀。
それでも経家は最後まで米俵を運ぼうとし、逃げようとしていた助佐に手伝わせます。が、間の悪い助佐はここで鉄砲に撃たれてしまいました。経家は助佐のために戦い、米俵を諦めて逃げることにします。ちょうど味方がやってきたので、助佐は鳥取城に運ばれてしまいました😰。ああ、なんという余計なことをしてくれたのか😭。
助佐が鳥取城で目を覚ました頃、秀吉は帝釈山で陣を張り、鳥取城を包囲していました😈。ここからまさに地獄絵図が描かれようとしています😱。
感想
たとえ信長が北陸に米を届けたのが本当であっても、それはこれまでに行った残虐非道な行いの千分の一ほどのつぐないにしかなりませんよね😠(根に持ってる😁)。あ〜それにしても助佐はありとあらゆる困難に巻き込まれる運命にあるのですね〜😅。がんばれ、助佐!
拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ。
も〜助佐はどーなっちゃうんでしょうね〜(^◇^;)。そうそう、経家はなかなか素敵な武将でしたよね。来週の放送が待たれるところですね。こん