黄金の日日 あらすじと感想 第40話 利休切腹
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【黄金の日日】の第40話は「利休切腹」です。あ〜ついにこの日が来てしまいましたね😭。以下早速ネタバレです。
天正遣欧少年使節
キリシタンが禁止される前、そして本能寺の変が起きる少し前の1582年に、キリシタン大名の大友宗麟らが自分たちの名代として4人の少年たち〜伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ〜をローマに派遣しました。これを提案したのはイエズス会員のアレッサンドロ・ヴァリニャーノです。そのヴァリニャーノはこの度、インド副王使節として来日しました。ヴァリニャーノはともかく、少年たちはまさか自分たちが日本を離れている間にキリシタン禁令となったなどとは夢にも思わなかったようです😨。
秀吉は、そんな彼らにも棄教を勧めたそうですが、これに従ったのは千々石ミゲルだけで、他の3人はあえて苦難の道を選んだそうです。
言いがかり
その中のひとりで最年少の原マルチノ(吉田次昭)は、千利休を訪ねてリュートを披露しました🌹。そこには助佐の姿もあります。助佐は美緒から、金毛閣の楼上に利休の木像が安置されたことが秀吉の勘気に触れたのだと教えてくれました。なんでも山門の上に雪駄履きの像を立てたのが気に障ったらしい〜要するに「言いがかり」でやんすね。秀吉は利休に「閉門💀」を命じました。
そしてこれが「言いがかり」であることは、秀吉自身も承知していました😠。他でもない三成が減刑を願いに行くと、秀吉はその理由を語って聞かせます。表向きの理由は確かにこの山門の木像と、以前のルソン壺に代表されるような「不当な目利き」ですが、真相はさにあらず。秀吉は単に利休を排除したかったのです👿。
天下を統一するとは、物の価値を不動のものとすること。金は金、銀は銀、土塊は土塊でなければならぬ。土塊が黄金になってはならぬ。それは人も同じこと。大名は大名。百姓は一生百姓でならねばならぬ。百姓は大名になってはならぬ。利休一人のために物の価値が乱れる。土器が目利き一つで黄金となり得た時代、一介の船乗りが一夜にして大徳人となり得た時代、そして、百姓の小倅が、たちまち関白にまでのし上がった時代。かくの如き時代は終わりにせねばならぬ!
も〜この身勝手な理屈には呆れましたよね😡。自分が受けた恩恵はそのままにして、他人のそれは許さんというのですよ👎。こんな卑怯な男の時代が孫子の代まで続くはずはありませんね😤。
切腹
助佐は、なんとかして利休を救おうと画策しました。夜中にこっそり端船で利休の家の近くまで行って、マルチノのリュートを鳴らすから、それを合図に出てきてほしいと伝えます。助佐は利休をルソンに逃がすつもりなのです👍。利休は迷っていたようですが、その話を聞いた美緒は目を輝かせて勧めました。ルソンはとても良いところです。私もご一緒いたします!😍
ようやく利休もその気になったところに、三成が部下たちを連れて乗り込んできました😱。利休の家はすっかり包囲され、助佐はもう手出しができなくなります😭。それでも助佐はこの包囲網を強行突破しようと試みましたが、三成に止められてしまいました。それで仕方なくリュートをかき鳴らし、己の無念を伝えます。利休はその音色を聞いて、やはりきてくれたのだな、とかすかな笑みを浮かべていました🍀。
その日から14日目に利休は切腹して果てました。その首と木像は京都一条の戻り橋で獄門に晒されたそうです。
桔梗の行方
助佐はマルチノから、備前の加津佐で桔梗らしき女性を見かけたと教えられました。助佐はついに桔梗を娶る決意をするのですが、加津佐へ行こうとしていた時に利休の危機を知らされたのです。それで加津佐には五右衛門が向かいました。
感想
あ〜本当に腹立たしいことこの上ないですね。歴史は変えられませんが、せめてもの救いは、このドラマが「関ヶ原の戦い」まで扱うらしいことです(最後から2番目の回)。終わっちゃうのは寂しいけれど、その日が来るのを今から心待ちにしたいと存じまする
。
拍手コメントをありがとうございます♪
Fさん、こんにちは〜(^^)/。
本当に秀吉は酷すぎでしたよね。も〜天罰が降って当然ですよ(`・ω・´)。
鶴田浩二さんはなかなか素敵でしたね〜。私が昔この方を見た時は、ちとわざとらしい感じがしてあまり好きではなかったのですが、この利休は本当に凛としてカッコよかった〜。秀吉がひどすぎる分、余計素敵に見えました。あ〜美緒と一緒にルソンに行かせてあげたかったですね(/_;)。こん