黄金の日日 あらすじと感想 第42話 先陣争い

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【黄金の日日】の第42話は「先陣争い」です。以前も書いたような記憶がありますが、こうした「文禄・慶長の役」に関するエピソードは韓国ドラマでしか見たことがないので、不謹慎な言い方ですが、逆にとても新鮮に映りました。以下ネタバレです黄金の日日のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

嘘は事実?

これまではあくまでも「ドラマ」(フィクション)として見てきたのですが、小西行長と宗義智が朝鮮通信使の来日だけで朝鮮が日本に帰服したと「嘘」をついていたのは事実だったのだそうです😲。そう言えば遠〜い昔に日本史の授業でそんな話を聞いたことがあったようなないような😐。それなのに秀吉が唐入りを進めることになったため、大慌てで、朝鮮が翻意したとことにしたらしい🐒。

秀吉は、唐入りに備えて築城した名護屋城に全国から約30万にも及ぶ大軍を招集しました。その近く〜備前の多久島に陣取っていた助佐は、その大軍を眺めながら、ついに来たかと決意を新たにしています。そこへ密かに三成が訪ねてきました。行長と義智による「停戦」の折衝は不首尾に終わり、双方は対馬から釜山に向かったのだそうです。が、二人の目的は、あくまでも、京城(ソウル)にいる朝鮮王の宣祖と直に会見をし、和議の交渉をすることでした。そのためにもふたりはなんとしても京城に一番乗りせねばなりません。三成はそのために加藤清正(綿引勝彦😲〜大滝の五郎蔵@鬼平犯科帳)を先鋒隊から外しました😁。このことは清正の心に後々まで三成への遺恨として残ったそうです😈。

助佐の出番

助佐は、その清正を足止めする役目を請け負いました。部下たちを朝鮮兵に仕立て、許筬と合流させます。許筬は「祖国を裏切ったスパイ」として清正に偽のルートを勧める計画でした😎。ところが、日本兵の侵略を恐れた朝鮮の朝廷は京城を全て焼き払って宣祖を逃してしまいます😨。許筬は変わり果てた都を見つめながら、滂沱の涙を流して復讐を誓いました。助佐もまた無念の涙に暮れるしかありません

助佐が帰国すると、五右衛門が戻ってきていました💕。五右衛門は喜右衛門を殺しに行ったのではなく、秀吉と喜右衛門の企みを探りに行ったのですね。奴らは、朝鮮の後はルソンに進軍するつもりなのです😡。

ほかアラカルト

小太郎

宗薫から、あることないこと吹き込まれた小太郎は、必ずや助佐を殺すと誓っていました。助佐も、やはり美緒への気持ちを完全に否定することができなかったためか、一切言い訳をせず、ただ、嫁にするのは桔梗だとだけ伝えます。小太郎もこれには驚いていたようですが、まだ信じられないようでした。

それがずっと助佐と行動をともにするうち、助佐の誠実な人柄にふれ、彼を信じるようになります👍。助佐は、宗久からもらった短筒を祖父の形見だと言って小太郎に渡しました。その方が大元様もお喜びになるだろうから💜。

桔梗

宗薫は、実の妹の桔梗まで騙していました😈。美緒に逃げられたので、今度は桔梗を豊臣家に差し出そうとします👎。今回は秀吉ではなく、その甥で新たに関白となった秀次の側室にしようとしました😤。が、秀次は、桔梗が嫌がっているのを知ると即、側室ではなく鉄砲の指南役に任命してくれます😍。も〜この人が単なる馬○じゃなくて本当によかった

まとめ

秀吉はともかく、知識人の三成が秀吉の朝鮮出兵ひいては唐入りを支持していたとは思えず、隠れキリシタンの行長と組んで大芝居を打ったという解釈はなかなか面白いですよね〜👌。その結果、行長と同じ肥後大名の「ライバル=清正」の恨みを買ってしまったというのもなかなかうまい伏線ですよね😎。

また助佐は一難去ってまた一難💀〜今度はルソンをどうやって守るつもりでしょうか🤔。続きもとっても楽しみですね💕。

黄金の日日 (新潮文庫)
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こん
Fさんへ
2022/01/31 (Mon) 07:13

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは〜(^^)/。

私はこのエピソードを見ながら、光海君を思い出しておりました(笑。日韓どちらにも心ある人々がいたのに、誰もその橋渡しができなかったことが残念でなりませんでしたよ(/_;)。現代なら、当時とは違って通信手段はいくらでもあるのですから、やはりなんとしても戦争は避けなければなりませんね〜などとあれこれ思ってしまいました。次回の放送も楽しみですね。こん

F
2022/02/01 (Tue) 00:02

まさに!

同じく光海君を思い出してました。
それとホジュンのあの場面ですね。
日本人でありながら、とても腹が立ったことを覚えています。
次回の展開楽しみですね。

こん
Fさんへ
2022/02/01 (Tue) 07:08

やはりでしたか!

Fさん、お返事ありがとうございます♪

本当にね〜ホジュンのあのシーンは忘れられないですよね。同じ頃、日本にも秀吉に歯向かおうとしていた人々がたくさんいたのにと思うと尚更無念でなりませんでしたよ(/_;)。こん