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黄金の日日 あらすじと感想 第44話 呂宋遠征計画

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【黄金の日日】の第44話は「呂宋遠征計画」です。あ〜この黄金の日日もいよいよ終盤なのですね😢。以下早速ネタバレです黄金の日日のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

アゴーを守れ!

1592年(文禄元年)のマニラ市内にはおおよそ300人の日本人が住んでいたそうです。当時、秀吉のルソン島遠征計画を知ったマニラ政府は彼らを市街の指定区域=日本人町に移住させて、日本人に対する警戒を強めたのだそう。ディラオの日本人街に住んでいた鮫吉(北村和夫〜島田大心@ちゅらさん)は、秀吉がマニラ総督のゴメス・マリーニャスに宛てた国書を盗んできて助佐に渡しました👍。鮫吉には左腕がなかったそうです。

これと同じものなのか、はたまた別のものなのか、原田喜右衛門は「決戦か降伏か」を迫る秀吉の国書をあれこれ脚色してゴメスに届けました👎。以前フロイスが指摘していたように、本来正式な国書には相手方の国の言葉で複製を用意すべきところ、今回もまた「漢文」のみだったことから、ゴメスは喜右衛門の言葉を信じるしかありませんでした😔。

使節団は遭難を考慮し、2手に分かれて出発しました。1隻目には使節と副使が、2隻目には喜右衛門と通訳のガルシーアが乗ったそうです。助佐は、すっかり成長した小太郎に「黒潮丸」を任せ、五右衛門とともに、彼らを阻止するよう命じました。が、1隻目は、日本に到着すると2隻目を待たずに出発してしまったため、小太郎たちは使節を止めることはできなかったそうです。

でも五右衛門は、喜右衛門を倒せれば加津佐での恨みを晴らせると息巻きました。が、ここでもまた喜右衛門は、小太郎に足を撃たれはしたものの、まんまと逃げおおせます😨。

狂気の沙汰

秀吉と淀殿の間に「拾丸」が生まれました。後の豊臣秀頼です。これで秀吉のできもしない世界制覇への野望がますます膨れ上がりました😈。秀吉は手始めに甥の秀次を切腹させます。秀次の「鉄砲指南役」として聚楽邸にいた桔梗は、間一髪で五右衛門が連れ出しました🎉。これは美緒が手配したのです。後一歩遅ければ、他の側室たちと一緒に秀吉に殺されるところでした😱。

美緒は五右衛門に桔梗をルソンに連れていくよう依頼します。そこには助佐が待っているのです🌸。桔梗は夢見心地になりながらも、義姉さま=美緒も一緒に行こうと誘いました。いや、それは無理だから😔。

助佐の暗躍

一方そのルソンでは、ハギビスがゴメスを暗殺してしまいました。このままではアゴーの人々が戦に巻き込まれると憂えた助佐は、その息子で新総督に就任したルイスに会いに行きます。このルイスはなかなか合理的な考えの持ち主で、助佐と話が合いました😁。助佐が、ハギビスを処刑したらルソン中のタガログ人が蜂起する、もしルソンで内乱が起きたら、秀吉の思う壺だと訴えると、ルイスは「ハギビスを脱獄」させるよう仄めかします😏。もちろん自分は知らぬことにすると付け加えました。ルイスもまた助佐同様、戦ではなく「交易」を望んでいたのです💜。

なんでも当時マニラは明から生糸を仕入れ、その代償に銀を支払っていたらしいのですが、イスパニア国王は銀が明に流れるのを嫌い、明との交易を禁じたのだそうです。そのせいで、マニラには生糸が余ってしまったらしい。ルイスはその生糸を日本に売りたがっていたようですね。助佐は「日本には銀もある」とほくそ笑みます。両国にとってはまさにWin-Winの交易なのです🎶。

まとめ

この時から約50年後、日本は鎖国政策を取るわけですが、その時海外にいた日本人たちはどうなってしまったのか、ついつい思いをはせずにいられません🤔。その大多数は売られて海を渡ったのだろうに、祖国の愚かな統治者によってまたしてもその安全を脅かされるとは😭。

とはいえ、秀次の死をマニラに報告した日本在住の宣教師=ジェロニモは、秀吉も近い将来亡くなるだろうと予言していたそうです💕。秀吉が死ねば世継ぎ争いで日本中に内紛が起きる。世継ぎは幼い息子だけだから、日本は分裂するしかない。その結果、マニラは危機から免れるであろう👍。

一国の関白を務めた人物が、長生きをすればするほど世界中に害をなす存在で、その死を待ち望まれていたとは、なんとも情けない限りですね💦。五右衛門が捕まるのも、秀吉を殺害しようと企んだからのようでしたね。それは是非とも本懐遂げさせてやりたかったですね😭。

黄金の日日 (新潮文庫)
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こん
Fさんへ
2022/02/14 (Mon) 07:09

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは〜(^^)/。
黄金の日日もいよいよ終盤ですね〜。
そうそう、桔梗と助佐の結婚式も楽しみだけど、どうやらそこで何かが起きるらしく^^;。

あ〜五右衛門の最期を見るのは本当に辛いですよね。でも頑張って見届けなければ( `ー´)ノ。こん

クッビー
2022/02/15 (Tue) 02:15

いつも、黄金の日日のあらすじと感想をありがとうございます。
今までずっと楽しみに拝見してきました。
もうすぐ、再放送が終るのは寂しい限りですね😭
今回の文中の、甥の「秀頼」は「秀次」の間違いではないですか?
「秀頼」は秀吉の子供で、まだ生まれたばかりでしたので。

こん
クッビーさんへ
2022/02/15 (Tue) 07:15

ご指摘ありがとうございます♪

クッビーさん、こんにちは。
いつもブログをご利用いただきましてありがとうございます。

私は本当にそそっかしいので、登場人物の名前はしょっちゅう間違えてばかりいます。頭では分かっているつもりなんですけど、指が勝手に(爆。そんなんですから、こうしてご指摘いただけるのは本当に助かります。ありがとうございました。早速修正いたしました。

黄金の日日もあと2ヶ月ほどで終わってしまいますね。最後までたっぷり楽しみたいですね^^。こん