青天を衝け ネタバレと感想 第13話 ディーン・フジオカが再び「五代様」で登場!

大河ドラマ【青天を衝け】の第13話は「栄一、京の都へ」です。大層な志を抱いて出ていった割には、京というきらびやかな都に飲まれてしまうのが、なんとも辛辣で面白かったですね~。それに比べて円四郎とやすの粋でカッコイイことったら。特にやすが良かったですね~。さすがは円四郎の恋女房だけのことはありまするね

また五代友厚がまたしても五代様(@あさが来た)ことディーン・フジオカさんだったのには思わず目を疑っちゃいました。え?五代才助って五代友厚のことやんか!と。以下早速ネタバレです青天を衝けのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

江戸へ

栄一と喜作はまず江戸へ行き、円四郎を頼ることにしました。が、円四郎は既に京へ旅立っています。最初はうさんくそうに二人を見ていたやすが、喜作が栄一の名を呼ぶのを聞いて、円四郎の話を思い出してくれました。今日はおかしれえヤツらに会ったぞ。円四郎は、もしかしたら渋沢を名乗るふたりが円四郎を訪ねてくるかもしれないと、一橋家のご証文をやすに預けておいたそうなのです。

えええ~~!あんたたち生きてたのかいっ!!

でもやすは、これを渡す前にしっかり言質を取ります。あんたたち、必ずうちの殿様を守ってくれるかい?そうじゃなきゃ渡せないよ!!

栄一と喜作の本音は、ちゃっかり、金と力は借りても士官は断るつもりでしたが、やすに面と向かってそう言われては頷かざるを得ません。一橋家の家臣になったからにはと、それらしい身支度を整えたのが、またいかにもこの二人らしくて(=何事も形から入る)可笑しかったですね

京の都で

京に到着した二人は「新選組」に遭遇します。二人の前に現れた土方歳三(町田啓太~田中雄介@ペテロの葬列)は、しばらく二人を睨みつけた後、いかにも馬鹿にした様子で立ち去りました。「攘夷」をもくろんでいるのに、それを取り締まる新選組を知らなかったというのがまたいかにも時代を感じさせますよね。電話もテレビも、ましてやSNSもなかった時代~栄一と喜作は、目に入るものすべてが目新しいものばかりなのです。ふたりはすっかり都の虜になりました

またふたりはその新選組を動かしているのは慶喜や円四郎だと聞き及びます。俺たちは攘夷の志士なのに、一橋家は攘夷派ではないのか?ふたりは悩みますが、栄一は、円四郎との約束は個人的なものだと割り切りました。その後は攘夷派の志士との交流を言い訳に、雅な世界に飲み込まれてしまいます田舎者だからね(;^ω^)。毎日の飲み食いと贅沢な旅籠で、あっという間に金は底を突きました

攘夷の連中は口ばっかりで実際に動こうとはしないと痛感した栄一たちは、せめて俺たちは動こうと、惇忠に手紙を書きます。京では何の動きもないが、だからこそ我々が動きたい。昨年できなかった横浜の焼き討ちを今度こそ実現したい。長七郎を京に寄こしてほしい!

ほとんど謹慎中だった長七郎は喜びましたが、惇忠は、あれ以来すっかり精神が不安定になって「キツネ」が見えるなどとのたまう長七郎を心配し、供をつけて送り出すことにしました。ところがその「幻覚」は道中でも起こり、長七郎は(たぶん)通りかかった誰かを殺してしまいます。もしかすると長七郎が見たのは何かの行列(花嫁行列?)だったのかもしれませんね

長七郎は捕まって牢に入れられました。惇忠は早速これを栄一たちに知らせてきます。それによると、栄一たちが書いた文もまた押収されたのだそうです。栄一たちが慌てていると、そこに川村がやってきました。長七郎の行動は既に円四郎の耳にも入っていたのです

再会

円四郎はふたりに事情を伝えました。既に栄一たちへの追手が京まで来ているのだけれど、ふたりが「平岡家の家臣」と名乗って京に入ったので追及できずにいるのだそうです。一橋家もその真偽を問われているが、返事は保留にしているそうです。お前達は何か悪事を働いたのか?

栄一は覚悟を決めてこれまでの「計画」を打ち明けました。現在の幕府に悲憤慷慨し、これを転覆させるために横浜の異人館を焼き討ちしようとしたが、実際には何もできずにいる、と。さすがの円四郎も驚き、呆れましたが、二人の心意気を気に入っている、と語りかけます。悪運の強さも気に入った。よくぞ生きていてくれた。どうだ、一橋家の家臣にならねえか?

慶喜の不満

孝明天皇は、慶喜を始め、松平春嶽や容保、島津久光を朝議参与に任命しました。陰で糸を引いていたのは薩摩の久光です。慶喜は、政は幕府のものなのに、なぜ京でも真似をするのかと不満を露にしました。春嶽はここぞとばかりに慶喜を説得しようとします。無能な幕府に代わり、今こそ我々がこの国を導くべきだ!

円四郎は春嶽に食って掛かります。孝明天皇は家茂や慶喜を信頼している。それすなわち「幕府への信頼」に他ならない。春嶽は、もはや幕府が国を守るのは無理だから、いっそのこと政権を朝廷に返上すべきだと主張しました。円四郎は、征夷大将軍を降りろなどとは言語道断、と憤慨していましたが、慶喜の表情は少し違っていたようですね

五代友厚

栄一と喜作は道中、五代友厚を見かけています。五代は薩摩弁を話していましたが、呑気に碁を打っていたように見えたので「追われている身」だとは思いもよらなかったようですね。

感想

円四郎にあそこまで言われたら、もう机上の空論とはおさらばして、円四郎に実際に仕えてみるべきでしょ栄一、覚悟を決めろ!。予告では栄一が「おかしれえ!」と叫んでいました。栄一という人は、悪く言うと「変わり身が早い」、よく言えば「良いものはどんどん取り入れる」~柔軟で革新的な思考の持ち主なのですね

またせっかく「五代様」が登場するなら、いつか是非広岡浅子さんも登場させてほしいでござるね。栄一との間に個人的な交誼があったかどうかは不明らしいですが、実際、栄一の伝記資料には広岡浅子に関する記述があったそうで、財界人としての確かな結びつきはあったらしいです

渋沢栄一と広岡浅子について・・・中略・・・同時代を生きた二人にどのような接点があったのか、また、二人の生き方や考え方にみられる共通点などをご紹介します

特集:渋沢栄一と広岡浅子

来週の展開が楽しみですね

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COMMENTS

こん
Fさんへ
2021/05/11 (Tue) 08:14

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、まずは書き込みができなかったとのこと、ご不便をおかけいたしておりますm(__)m。

それと~五代様には驚きました( ゚Д゚)。ふーん、また五代なのか、などと思ってすぐに、え?もしかして同一人物??と大喜びです(爆。

平岡夫婦は素敵ですよね~。栄一が心酔する気持ちも分かりまするね( *´艸`)。

コロナは我が県でも結構感染拡大していますのよ。まったくね~お相撲さんを見習って(?)重々気をつけないと( `ー´)ノ。いや、この感染の中、試合ができてるのはすごいな、と感心していました。

お互いにくれぐれも気をつけて過ごしませう^^。こん

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