青天を衝け あらすじと感想 第22話 篤太夫、パリへ

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大河ドラマ【青天を衝け】の第22話は「篤太夫、パリへ」です。これもまた栄一のグルグルワクワクが画面を通して伝わってきて💖、実に楽しいエピソードでしたね〜😻。でもまさか、その裏であんな権謀術数が展開されていたとは驚きでした😨。以下早速ネタバレです青天を衝けのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

初めての船旅

栄一は、初めての船旅で「船酔い」に悩まされていました😔。とはいえ、何せ好奇心の塊ですから、見よう見まねで匙と「小さな鉾と包丁」でこれまた初めての洋食を口にしてすっかり元気を取り戻します😁。初めてのコーヒーも船酔いに聞いたようですね👍。

船は上海から香港、サイゴン、セイロンを通ってエジプトのスエズに到着しました。当時はちょうどスエズ運河が建設されていたところらしく、栄一はあのように巨大な「掘割」(😂)を一介の商人が建てていることに驚きを隠せずにいます😵。あれができれば世界中の人々がどれほど楽になることか!😻

スエズからは汽車を乗り継いで55日、一行はようやくパリに到着しました。1月に横浜から出港してほぼ2ヶ月後です。同行者の杉浦が呆れるほど元気モリモリの栄一は、パリに到着してその街を一望すると、すっかり度肝を抜かれましたなんてこった!( ;∀;)。これがパリか!?

権謀術数

そのパリでは既に万博が始まっていました。2週間後にはナポレオン三世との謁見式が行われるそうで、皆その準備に大忙しです。

現地で通訳をすることになっていたカション神父は、既に一行の通訳としてアレクサンダー・フォン・シーボルトが同行しているのを見て憤慨します😠。外国奉行の向山一履(むこうやまかずふみ〜岡森諦)はすっかりアレクサンダーを信頼していましたが、神父は彼が「イギリスのスパイ」だと疑っていました😨。その推理は的中しており、アレクサンダーはイギリス、つまりは薩摩側の人間だったのだそうです👿。ちなみにこのアレクサンダーの父親のフィリップが「シーボルト事件」の当事者だそうです👆。

薩摩の陰謀は既に万博にも張り巡らせていました。万博には「日本」のブースの他に「琉球王国=薩摩」(実際はイコールじゃないけどそういう扱いをされていた)のブースがあったのです。これでは薩摩が日本と同じ「国家」のようだと怒り心頭に発した向山は早速猛抗議しました💢。と、そこへ出国前から「要注意人物と釘を刺されていたモンブランがやってきます。薩摩をアピールするよう手配したのはモンブランで、その背後には五代才助がいたのだそうです😱。

外国奉行支配の田辺太一(山中聡〜伊四郎@立花登青春手控え)は、薩摩の旗を全て外して、日の丸の下に全ての品を並べるよう命じました。それで出品者を「琉球王国」ではなく「薩摩太守」にすることで決着します。

ところが、将軍を意味する「大君」も「薩摩太守」も、フランス語に訳すとともに「グーヴェルヌマン」(gouvernement、英語でgovernment)となるため、日本は「1つの国」ではなく「連邦国」だと誤解されてしまいました。もちろんモンブラン、ひいては薩摩の策略です。この知らせはちょうど日本の大阪城で慶喜に招かれていたハリー・パークスにも伝えられました。パークスはこれを喜ぶ一方で、慶喜はこれまでの将軍とは違う、と危惧していたそうです😎。

謁見式での昭武の様子は、それはそれは荘厳でございましたが、フランス人たちの目にはどう映っていたのでしょうか。

栄一の本領発揮

栄一は、そうしたきな臭い動きを横目で見ながらも、自分の見聞を広めていました👍。蒸気機関車やエレベーターにも驚愕します。エレベーターに驚いていたのは栄一だけじゃなくて、他の外国人も同じでしたね。これも蒸気機関を動力としていたそうです。

また栄一は、日に日に心許なくなっていく懐具合を誰よりも真剣に憂えていました💰。当てにしていた幕府からの送金がなかったからです。それに侍たちは言われるままにボンボン金を払ってしまうのです。それで昭武の住まいを探すのにも、あちこち足を棒にして回ってようやく見つけた手頃な物件をさらに値切ってもらいました。体裁ばかり気にする外国方はてんで当てにできなかったので、親切な通訳の山内六三郎(松永拓野)に交渉を依頼します。

その上、日本が連邦国だという噂が災いし、当初予定していたフランスからの600万ドルの借款が受けられないことになりました。ここはむしろ腕の見せ所?でございましょうか🎶。

また舞踏会では、見目麗しい女子が選び放題だと目を輝かせ😻、国のために戦った兵士たちを治療し、その後の生活の面倒も見る国立の廃兵院があると聞けば大いに感嘆しました。自分がいかに井の中の蛙だったか、心底思い知っていたことでしょう👌。

見立て養子

血洗島では早速平九郎が栄一の「見立て養子」になることが話し合われていました。驚く平九郎に、惇忠が「そうすれば直参になれる」と教えます。市郎右衛門と千代も頭を下げて頼みました。特に千代は、息子がいないことを少し負い目に感じていたようで気の毒でしたね😿。

感想

慶喜が既にホトガラフ(カメラ)を購入していたのがまた楽しかったですね。次回は早くも「大政奉還」が行われるようです。栄一も洋髪にしていたようですし、続きがますます楽しみですね🎶。

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こん
Fさんへ
2021/07/15 (Thu) 07:29

たくさんの拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、いつもありがとうございます。
今日はここでまとめてお返事させていただきまするねm(_ _)m。

プロミスシンデレラ:
音ちゃんがええですよ〜スカッとします。

マイディアミスター:
これは本当に良いドラマですね〜。ノーカットなので長いんだけど(いつもは飽きちゃうんだけど)、これは何度見ても飽きないです(^ー^)。

君花:
曹親子、よいですよね〜実に頼もしいです。

黄金の日日:
今後の助佐の活躍が楽しみですね。

TOKYOMER:
文句なしに楽しいですね♪

青天を衝け:
来週の洋髪、ワクワクしますね〜( *´艸`)。こん