青天を衝け あらすじと感想 第23話 篤太夫と最後の将軍

大河ドラマ【青天を衝け】の第23話は「篤太夫と最後の将軍」です。ま〜パリでの栄一の喋ること喋ることsmile、あそこに原市之進がいたら「まずは人の話を聞け😠」と止めるところでしたね。その市之進も…😨。以下早速ネタバレです青天を衝けのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

金策

フランスからの借款が立ち消えになりました。田辺は苦肉の策を思いつきます。昭武の名前で手形を発行し、それをオランダの貿易会社やイギリスの銀行に買わせて幕府から金を取り立てさせるという寸法です👍。これに加えて栗本も小栗が用意した為替を持って駆けつけてきました🎶。幕府では、金がないから旅を中止にするようにという声も上がったそうですが、それでは面目が立たないということで、あくまでも「簡素に」続けるようにとの命令でした。

その後昭武は、慶喜の意向に従って学業に専念することになりました。ナポレオン3世からはヴィレットという専任の教師が派遣されます。これも慶喜が皇帝に依頼したそうです。ヴィレットは、慶喜に帝王学を学ばせるためには、お付きの者にもすべて西洋流を学んでもらわなければならぬと言い渡しました。髷を切り、刀を外し、洋服を着ろというのです💖。

この話に目を輝かせて真っ先に手を挙げたのは栄一でした😻。皆、特に水戸藩の武士たちが苦い顔をしている中、ニコニコしながら髪を切ってもらいます🐒。案の定、その水戸藩士たちは皆、切腹でもするような表情で無念を訴え、挙げ句の果てには、もう日本に帰ると言い出しました😅。栗本は、むしろその方が金がかからなくて良いと、向山とともに彼らを引き連れて帰国します。同じく帰国することになった杉浦は栄一から家族への手紙を預かり、今後のやり取りも請けあってくれました。

目から鱗

もう生まれた時から洋装をしていたような顔でそろばんを弾いていた栄一は🐒、ふと、ヴィレットと親しく話をしているエラールという紳士の素性が気になって尋ねました。すると銀行のオーナーだというではありませんか。それが「両替商」のようなものだと聞いた栄一は驚きを隠せません。商人と身分の高い武士がまるで友のように話をするとは?!😵

エラールは笑って、フランスでは役人も軍人も商人も同じだと答えました。栄一は、そういえばベルギーでも一国の王が商人のように己の国の産物を売り込んで来たことを思い出します。その時は「とんでもねえこと👎」だと思ったけれど、己の国の産物をよく知る王が自らそれを話すなど、ありがたいことではないか💝。

異国がどこか風通しがいいのはこのせいか😼。

ここからはまた栄一の弁舌が長々と続くので、割愛させていただくとして🙇‍♀️、要するに栄一は、すっかりこの「異国のことわり」に魅了されてしまいました🎶。俺やあにいはずっと言っていた。身分などに関わりなく、誰もがその力を生かせる場で励むべきだと!この「ことわり」こそ日本に移さなければ!俺たちは正しかった!

立板に水のような栄一の会話を、通訳は訳せずにいたのですが💦、エラールは理解してくれました👌。

大政奉還へ

一方で風通しのめちゃ悪い日本では、原市之進が暗殺されました😨。市之進もまた円四郎同様「奸臣」扱いされていたのです。彼を殺したのがまた、同じ一橋家の家臣だった依田雄太郎たちだったというのがまた無念です😔。また西郷は天璋院を守るという名目で浪人を集め、きたるべき時に備えていました💀。

いっそ朝廷に政をお返しするか🤔。

慶喜は賭けに出ます👍。政権を朝廷に返還すれば、薩摩はあげた拳を下ろす場所を失い、また500年政から離れている朝廷には実際に政治を行う力はないと踏んだのです。まだ幕府にも見込みはある。そう考えながら、慶喜の脳裏には円四郎や栄一が浮かんだそうです。こうしたことを一人で考えなくてはならぬとは。彼らがいればなんと言ったことだろうか

こうして慶喜は老中たちに大政奉還の意思を明らかにしました。慶喜の思惑通り、朝廷は当面幕府に政治や外交を任せると言ってきます😏。ところがその直後、朝廷は岩倉を呼び戻しました。これが慶喜の誤算となります。岩倉は徹底的に慶喜排除に動きました。春嶽や容堂は、朝廷に政権を返上した立役者の慶喜こそ「王政復古」の中心となるべきだと主張します。特に春嶽は、左内のこともあり、慶喜が、今は日本人同士仲間割れをしているときではないと日本の将来を真剣に憂えていることを知って大いに感激していたのです💜。

それで西郷は、幕府に戦を仕掛けることにしました😈。江戸城にいる天璋院を奪うという名目で二の丸に放火をしたり、三田にある庄内屯所を銃撃したりします。慶喜からは、決して薩摩の挑発に乗るなと命じられていたにもかかわらず、老中はついに「奸賊薩摩を討つべし」との命を下しました。庄内を先鋒とする諸兵が薩摩屋敷を砲撃し、直ちに戦になったそうです😱。

その結果、他の重臣たちからも「薩摩を討つべし👊」の声が上がりました

血洗島で

喜作のもとに栄一の写真が送られてきました🍀。喜作はこれを血洗島の家族に届けてくれます。もう栄一には二度と会えないのではないかと嘆いていたゑいはこれを見て安堵していました。千代も嬉しそうでしたね。

また正式に渋沢家の養子となった平九郎は、ある決意をしていたそうです。それは、無事に栄一が帰国して「跡取り問題」が解決したら、自分はまた尾高家に戻り、あらためてていに求婚することです。これを聞いたていは涙を流して喜びました💏。若い二人の姿に、ゑいと千代がニンマリしていたのがまた微笑ましかったですね〜😁。

まとめ

パリにも日本の「異変」が伝えられていたようです。次回の放送は8月15日とちと待たされるのは残念だけれど&オリンピック開催には色々思うところもあったけれど、でも、この日のために頑張ってきた選手たちの気持ちを思うと、やっぱり、どうかベストを尽くせますように💖、と応援せずにはいられません。

頑張れ、日本!
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こん
Fさんへ
2021/07/20 (Tue) 07:15

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こちらにもありがとうございます♪

最近は栄一が喋りだすと内容よりもあの「喋る姿」に見惚れてしまうのですわ。いや〜よく喋るな、と(爆。ま、人のことは言えませんけどね(^◇^;)。次回の放送が待ち遠しいですね^^。こん

鷲谷 城州
2021/09/05 (Sun) 22:05

風通しのよさ

こんさん、こんばんは。

「風通しのよさ」のギャップが面白かったですね。
篤太夫が、自分の目指していた社会がフランスにある、と感動する姿がわかりやすく描かれて、見ているこちらも感動しましたw

この「風通しのよさ」、150年経って身分的なものは解消したとは思いますが、今でも「上司―部下」「先輩―後輩」など、意見の言いづらい雰囲気が解消していないのが残念なところですね。

こん
鷲谷 城州さんへ
2021/09/06 (Mon) 08:07

確かに・

鷲谷 城州さん、こんにちは♪
いつもお気遣いいただきましてありがとうございます。

TBもありがとうございました。お休み続きでちょっと忘れかけていたところ、思い出させていただけて嬉しかったです^^。

>意見の言いづらい雰囲気が解消していない

確かにそうですよね〜。お互いを思い合う習慣は良いけれど、忖度や遠慮は無くしていきたいものですね^^。こん