青天を衝け

青天を衝け　あらすじと感想　第26話　懐かしき我が家

こん

2021/09/13

大河ドラマ【青天を衝け】の第26話は「篤太夫、再会する」です。いや〜間が空きすぎてどうなることかと思いましたが💦、逆に「ずっと栄一を待ち望んでいた家族の気持ち」がよく分かったような気がいたしましたね😁。以下早速ネタバレです。

故郷へ

栄一が血洗島に帰ってきました。その少し前には血洗島で長七郎と語り合う夢を見ます。そこで長七郎は、日本は変わり果てたと嘆く栄一に「前を向け」と勧めました。彼らが悲憤慷慨していた世の中は崩れて無くなった、これからはお前の出番だと励まします💜。その長七郎はその頃ちょうど亡くなったそうで、どうやら「霊」となって栄一に会いにきてくれたようですね😿。

血洗島では家族が栄一を暖かく迎えてくれました。栄一はうたの成長に驚きかつ喜びます😻。千代も「ざんぎり頭」を批判などせず、涙ぐんで夫の帰りを喜びました。でもていだけは、平九郎の死は栄一のせいだと非難します😠。それはでも、誰に言われなくても栄一が一番責任を痛感していました。栄一はすぐにも尾高家に赴こうとしますが、そこで長七郎の訃報を聞かされて思いとどまります。尾高家では皆出払って留守なのだそうです。

そこへ、伯父の宗介をはじめ、皆、栄一の武勇談を聞きに集まってきました🎶。その日は夜を徹して宴が繰り広げられます。栄一は得意の弁舌を古い、パリでの出来事を面白おかしく皆に語って聞かせました。うたも本当に楽しそうでしたね😄。

が、千代だけは平九郎が死んだのは自分のせいだと自分を責めていました😔。千代は常々「命の尊さ」を訴えてきたのに、こと平九郎にだけは、栄一に代わって武家らしく忠義を尽くせなどと教えてしまったのだそうです。でも栄一は、自分が幕臣になどなったからだ、と猛省しました。お前は悪くない。悪いのは俺だ😿。

その後尾高家を訪れた栄一は惇忠に遭遇しました。惇忠は、戦で死ぬことも忠義を尽くすこともできなかったと自分を恥じていたのですが、栄一は、惇忠が生きていてくれてよかった、と称えます。パリに行ってようやく分かった。俺が打ち込むべきことは戦ではなく、ここで畑を耕し、藍を売り、歌を詠み、皆で働いて励むことこそが俺の戦い方だったのだと。俺はこの「恥」を胸に刻んで、今一度前に進みたい。生きている限り。栄一は地べたに突っ伏して慟哭します。

その夜栄一は市郎右衛門から今後について聞かれました。栄一は、新政府軍と戦う気もないし、新政府で働くつもりもないと答えます。商売をするか百姓をするか、まずは駿府にいる慶喜に会いに行ってから決める、と答えました。市郎右衛門は、栄一が道理を踏み外さずに誠を貫いてくれたおかげで、栄一の父親だと胸を張っていられる、と嬉しそうに語ります💖。栄一は、心配をかけたことを詫び、故郷を出る時に市郎右衛門からもらった100両を差し出しました。それを返すと言うわけではない、土産だと思ってほしいと伝えると、市郎右衛門は、これをそっくり千代に渡します👍。よくぞ今まで耐えてくれたその褒美だと称え、ゑいも千代をねぎらいました💜。栄一は、これから何をするにしても、今度こそは家族と暮らすと約束します🌹。

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駿府へ

栄一は、昭武からの手紙を携えて駿府に出かけました。駿府藩の中老・大久保一翁（木場勝己〜日高満＠天国と地獄）には、パリでの収支を報告した上、余り金の１万両を返却します😲。大久保から話を聞いた慶喜は、もう誰とも会わなかったらしいのに、早速会いにきてくれました。栄一はこれまでの疑問をぶつけようとしましたが、慶喜は、過ぎたことを言ってみても詮ないと語り、昭武の話をすると言うからきたのだ、と促します。それで栄一は身振り手振りでパリでの武勇談を聞かせました。それがあまりにも楽しかったので、慶喜も久しぶりに笑ったようです😄。

慶喜は、栄一が一通り話し終えると、昭武が無事帰国できたのも栄一のおかげだと礼を言って立ち去ろうとしました。栄一は、やはりどうにも我慢できず、一言だけ伝えます。どんなにかご無念だったことでしょう！慶喜は無言のまま立ち去りました。

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