青天を衝け ネタバレと感想 第7話 青天の栄一

大河ドラマ【青天を衝け】の第7話は「青天の栄一」です。千代の気持ちはともかく、栄一自身の気持ちに気づいてなかったのは栄一だけだったというのが、また微笑ましかったですね~。以下早速ネタバレです楽しみ

縁談

栄一が「グルグル」しているうちに、喜作と千代の縁談話はどんどん進んでいきましたharahara。惇忠は特に乗り気でしたし、千代自身も、喜作の嫁になれば遠くに行かずに済む(栄一の側にいられる、と健気に喜んでいたそうです

でも、この度江戸へ向かった長七郎は、意外にも、千代と結婚するのは栄一ではないかと思っていた、と栄一に文を残していきました。お前たちは想いあっているものだと思っていたぞ。これが栄一の背中を押すことになるのですが、この手紙が届くのはもう少し先になります

千代の気持ちは弟の平九郎(岡田健史~九重世人@MIU404)も気づいていて、栄一が何も言わないのをもどかしく思っていたようですね

商売はともかく恋愛に関しては不器用な栄一は、何とかしてこの縁談を邪魔しようとしますsaru1。喜作は良い男だが、夫にするには問題がある。千代が苦労するのは目に見えている。無口な千代はお前には合わない。お前は、うちの姉様のようなおしゃべりで威勢のいい女子にしろ!千代は諦めろ!

その威勢のいいなかは、ふたりともまだまだ子供だから嫁取には10年早い、と叱りつけますboxer-w。そのなかも、その年の暮れには同じ血洗島村の吉岡家へ嫁ぐことになりました。その挨拶を受けに来ていた伯父夫婦が、喜作と千代の縁談について切り出します。尾高家もすっかり乗り気だと聞いた栄一は慌てて飛び出していきました

千代に会いに行った栄一は、そこで千代もまた喜作との縁談を喜んでいると聞いて何も言えなくなります

長七郎の手紙が届いたのはこの後でした。そしてその数日後、栄一は惇忠と藍売りの旅に出ます。そこで栄一は、眼下に広がる雄大な景色を見ながら、まさに「青天を衝く」勢いで突き進みましたネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ。その時の様子を漢詩にしたためたものが、石碑に残っているそうです。

栄一はその時の勢いのまま帰宅し、千代に会いに行きました。俺はお前が欲しい

阿部正弘の死

不調を訴えていた阿部正弘が亡くなりました。彼の代わりは備中守こと堀田正睦(佐戸井けん太~柴田秀輔@ダメな私に恋してください)が務めます。堀田はハリスとの通商協定を結ぼうとしますが、斉昭が猛反対し、朝廷に「攘夷」を促す文をしたためました

それでついに慶喜が立ち上がりました。開国を唱える幕府に斉昭が真っ向から反対することで、国の意見が二分している~それは公儀のみならず、帝の心を悩ませることにはならぬのか。斉昭は仕方なく、慶喜の言う通り、堀田への詫び状を書きました。

今や、側近の円四郎や福井藩の松平春嶽はもちろんのこと、嫁に来た美賀君も、慶喜が次期将軍になることを信じて疑いません

家定のあがき

ところが、ここに来て家定が最後のあがきを見せています。嫁を貰ってこれから世継ぎを作ろうという時に、慶喜を養子にするなどもってのほかだと息巻きましたあんなに大人の子どもは嫌だ!

その嫁の篤君は、かつての主君であり養父でもある島津斉彬(新納慎也~小鳥遊昴@ルパンの娘2)から、できるだけ早急かつ穏便に慶喜を将軍にするよう命じられていたため、板挟みで困っていたのですが、家定の乳母、歌橋(峯村リエ~ユカの代理人@俺の家の話)は、盛んに家定をけしかけます。それで家定は、意のままになる、新しい老中に井伊直弼(岸谷五朗~井筒平四郎@ぼんくら)を抜擢したのだそうです

大橋訥庵

江戸に入った長七郎は、誰もが「尊王攘夷」の志を抱いて切磋琢磨していることに胸を躍らせます。ある日は真田とともに大橋訥庵(とつあん~山崎銀之丞、広重多加夫@半沢直樹)が主宰する思誠塾に乗り込んでいきました。血洗島村では名の通った「剣士」だった長七郎も、ここでは「田舎百姓」扱いされます。思誠塾の大半は長州藩や薩摩藩、水戸藩の武士だったのでしょうね。

感想

峯村リエさんの歌橋は、大蔵卿局@真田丸とまったくキャラが同じでやんすね。デジャヴかと思っちまいました

またこのままの流れで行くと、栄一は水戸学の教えに則って勤王の志士になってもおかしくなかったのだなあと思うと実に面白いです。その道を変えたのは慶喜なんですよね。いや~それを想像するとワクワクしてきちゃいますね

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これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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COMMENTS

こん
Fさんへ
2021/03/31 (Wed) 07:20

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは~(^^)/。
いつもお気遣いをありがとうございます^^。

まさに「気骨のある人間」がいっぱい出てきて、見ているだけでこちらも元気がもらえますよね。

また幕末のドラマはこれまでもたくさん見てきましたが、この青天を衝けの切り口はこれまでとはまったく違って実に斬新でワクワクします( *´艸`)。

続きもとっても楽しみですね♪こん

p.s.まだ3月だというのにもう桜が満開で、昨日はひっそり花を愛でてまいりました(笑。そちらはまだですか?(^_-)

青天を衝け