鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第20話 帰ってきた義経
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三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の20話は「帰ってきた義経」です。あーこれもまたなんともやるせなかったですね😭。ふん、今さら泣くなっ!図々しいっ💢!!あんたに泣く資格なんてないっ😤!!とテレビに向かって怒鳴っていたのはおばさんだけでございましょうか。以下早速ネタバレです。
秀衡の死
絶望した義経は、幼い頃から可愛がってくれた秀衡を頼って奥州へと逃れました。妻兼人質の里と娘も一緒です。秀衡は、義経が聞きたかった言葉を語ってくれました🌸。お前は日本一の英雄だ。これほど嬉しいことはない。平家を倒したのはお前だ。よくやったぞ、九郎!!
が、それから程なくして秀衡が亡くなります。彼は今際の際に息子たちを集めて遺言します。次男の泰衡(山本浩司〜マサオの父@少年寅次郎)に家督を継がせる代わりに長男の国衡(平山祐介〜北条保@ハコヅメ〜たたかう!交番女子~)には義母のとくを娶るよう命じて、兄弟間の対立を避けようとしたそうです。そうすればふたりは兄弟ではなく「親子」になるから。そして義経を「大将軍」に任じ、息子たちには義経に従うよう言い聞かせました。秀衡は、そうしてこそ鎌倉の頼朝に太刀打ちできると考えたのです。
頼朝の陰謀
その鎌倉では、案の定、頼朝が大いに平泉を恐れていました。義時は、あれほど義経には奥州へ行くなと止めたのに、と歯噛みをして悔しがります。頼朝は早速義時に義経を殺すよう命じました。でもあくまでも自ら手を下さず、藤原家のお家騒動の結果、義経が討たれたことにせよと念を押します。そして「義経が殺された」ことを理由に自ら平泉に攻め込むつもりなのです😈。も〜あくどいなんてもんじゃありませんよ👎。
これで鎌倉の敵を一掃すると言われた義時は、気が進まないながらも平泉へ行きました。国衡と泰衡に面会し、義経は頼朝への謀反を企んだ大罪人だ、と伝えます。国衡は鎌倉に対して反抗的でしたが、泰衡は鎌倉との対立を恐れ、今の義経に謀反の気持ちなどないと断言しました。実際、義経はすっかり日焼けし、爪を泥だらけにして毎日畑仕事をしていたそうです🌸。義経自身も、もはや戦をする気はないと語りましたが、その一方で、もし鎌倉が奥州を攻めることがあったら、その時は鎌倉が灰になるまで戦ってみせる!と宣言しました。帰って兄上にそう伝えろ。
そこで義時は、早速、義経を挑発します。義経が心残りだったであろう静御前について話をしたのです。静は最初、義経に命じられた通り素性を隠していました。政子と大姫、そして義時もなんとかして彼女を救おうとしましたが、静御前を姪の夫を奪った仇と恨む道から侮辱されたことに我慢できず、ついに正体を明かしてしまいます💦。その結果、妊っていた男児は、出産後すぐに殺されてしまいました。静御前もその後姿をくらまし、どうやら遊女になったらしいという噂を聞いたと伝えます。
義経はまんまと「罠」にハマりました。それまで握っていた鍬を刀に持ち替えると、藁で作ったカカシを一刀両断にします💢。愛妾と、会うことすらできなかった息子のために怒りを禁じ得なかったのです。義時は早速泰衡に、義経は挙兵するつもりだと伝えました。もし頼朝に謀反の疑惑を抱かれたくなければ、義経の首をとって鎌倉に送るよう脅します😈。
義経の覚悟
義経は、そんな義時、そして兄頼朝の考えをすべて見通していました。実の兄から見捨てられた自分を受け入れてくれた平泉を守るため、首を差し出す覚悟を決めて、里と娘を先に逝かせます😭。まあ里の場合は、頼朝の刺客を装って静と義経を襲わせたと白状したので、その怒りから殺されてしまったのですが💦。もしそんなことがなければ、もう人質の役目は終わったのですから、母娘共に鎌倉に帰してもらえたかもしれませんのにね。
武蔵坊弁慶が時を稼いでいる間、義経は義時に「鎌倉攻めの戦略」を明かします。戦を想定してこのような戦略を立ててみた、とまるで子どものように得意げに語り出す義経が、なんとも哀れでなりませんでしたね。しかも義経はこの詳細を記した書状を、自分を評価してくれた景時に渡してほしいと頼んだのです。あの男なら、この策の見事さがわかるはず😁。景時は義時に、いざという時、義経を殺させようとしてあの殺人ロボット=善児を付けて寄越した冷酷非道な男なのに😤。これを受け取った景時は、これが実現されていたら、鎌倉はひとたまりもなかったと語ったそうです。
義時はそれを預かって逃げ、義経の首は別途、鎌倉に送り届けられました。頼朝は人払いをして号泣し、これまでの活躍ぶりをお前の口から聞かせてほしいとのたまいます。
いや、義経を殺したのはあなただから。もう何度でも言っちゃうヨ😡。あなたに泣く資格なんかないっ!!義経も決してこの偽善者を許すなっ!!
拍手コメントをありがとうございます♪
みちるさん、こんにちは〜(^^)/。
本当に菅田将暉さんの義経は絶品でしたね〜。登場した時はどうなることかと思ったけど、最後は本当に良かったです(/_;)。それに比べて頼朝の憎たらしいことったらなかったですわ( `ー´)ノ。まあそれだけ大泉さんも上手なんでしょうが^^;。
義時はこのまま染まっていくんですかね〜。でも彼には頼朝のような身勝手さ(自己中ともいう)はないので、大義のためなら仕方ないのかな、と思えるのが救いですわ。こん