鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第27話 鎌倉殿と十三人
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三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の27話は「鎌倉殿と十三人」です。頼朝がいなくなったらどうなるのかと心配したけど、全くの杞憂でございましたね😁。実に面白くなってきました😍。以下早速ネタバレです。
後鳥羽上皇
ついに後鳥羽上皇(尾上松也〜池本優人@ミステリと言う勿れ)が登場しました😈。これがまた尾上松也さん、ピッタリのキャスティングでしたね😏。
頼朝の訃報を聞いた後鳥羽上皇は、出家から亡くなるまでの急展開から、彼が「落馬」したのではないかと推理します。頼朝が4年前に上洛した際、よく水を飲んでいたのを思い出すと、頼朝は飲水の病(糖尿病)ではなかったのかと指摘しました。水が足りなくなると目眩を起こすそうで、藤原道長だけじゃなく、織田信長も罹患していたと言われているそうです。
跡目を継いだのは頼家だと聞くと、その責任はさぞかし重かろうと去っていきました。この人もまた今後のキーパーソンになることは間違いありませんね。
2代目は大変
宿老たちの思惑
一方でその「2代目鎌倉殿」となった頼家は、母の政子(尼御台)と義時から、伸び伸びと好きなようにするがいい、いざとなったら宿老としてフォローすると励まされ、御家人たちの前に出ていきました。いわゆる所信表明ですわね。
そこでは早速比企と北条の「鍔迫り合い」が展開されました。能員は、今後頼家に話を通す際は能員を通すよう切り出しますが、モチロン時政が黙っていません。ものすご〜くちっちゃいことで恐縮ですが(それが正式な呼称なのでしょうが)、比企能員が自分のことを呼ぶのに「ひきのよしかず」と語ると、時政もまた「ほうじょうのときまさ」と張り合って呼んだのがまた可笑しかったですね〜😂。
頼家は、どちらも通さず(爺様も贔屓しない)、自分が直接意見を聞く、とのたまいました。景時はそんな頼家を褒め称えます。頼朝は最後まで御家人に心を許していなかった、と教え込んでいたようなのです。そういう自分も御家人なのだと後で思い知らされるんですけどね😓。
頼家は義時を呼び、若手の人材を集めるよう言い渡しました。義時は早速、息子と弟に声をかけます。頼時(太郎)と五郎です。五郎は、自分は若手ではないから目立ってしまうと躊躇しますが、義時は、五郎に頼家をさりげなく導き、かつ監視もしてほしいらしく、政子もまた「顔立ちが幼いから大丈夫😁」と促しました。
その後、土御門通近の暗殺計画が発覚したとの知らせが飛び込んできます。土御門通近は後鳥羽上皇の後見役で、暗殺の首謀者は、頼朝が大姫を嫁がせようとした一条高能でした。後鳥羽上皇は鎌倉が率先して処罰せよと命じてきたそうです。時政と能員は高能ゆかりの御家人たちも多く捕らえられており、鎌倉の助けを待っている、とめずらしく意見が一致しますが、景時は、もはや高能の時代ではないと、頼家を唆しました。頼家も、今は朝廷と揉め事を起こすべきではない、と判断します。すぐに外務担当の中原親能(川島潤哉〜品川樹@TOKYO MER-走る緊急救命室)に彼らの処罰を命じました。
鎌倉殿と13人
こうして頼家にはたくさんの「訴え」が寄せられることになりました。自分が直接聞くと言ったものの、あまりの多さに頼家は閉口しています😵。しかも、せつとつつじの「女同士の争い💢」も頼家をうんざりさせました。
その様子を見ていた比奈は義時に、頼家は幼い頃からなかなか人に物を頼めない性分だった、と教えます。それで義時は、早速景時に相談にいきました。全ての訴えを頼家が聞くのではなく、あらかじめ4人の文官が内容を吟味してから頼家に知らせるようにしてはどうか。景時にはその間を取り持ってもらいたい(5人)。
景時はこれを頼家に伝えました。頼家もそれがいいと賛成します。そこで終わればよかったのですが、義時はこれを能員に伝えにいきました😵。能員は、景時が入るなら、自分も入れろとのたまいます😓(6人)。これを聞いた時政は自分も入れろと言い出しました😔(7人)。そうやってふたりは各々、自分の「派閥😈」を作ろうとします💦。
時政は真っ先に三浦の次郎を誘い、もう一人ぐらいほしいと和田の小太郎を引き入れました。あと一人と声をかけた畠山の次郎はすでに能員から牽制されており、「じいさんたち」にももう出番はなさそうです😂。最後に声をかけたのは足立遠元です。一方の能員は、安達盛長と八田知家を引き入れてきました(12人)。
畠山の次郎はこの争いを義時に知らせに行きます。どうやら彼は、頼家ではこの鎌倉を支えきれぬ、義時こそが適任だと考えていたようですね。それは政子も同様で、義時にもこの中に入るよう命じました。叔父として支えてやってほしい(13人)。
若手の勉強会
その一方で、頼家は太郎や五郎を含めた6名の若者を、自らの側近として育てようとしていました。その手始が「蹴鞠」なのには大笑いでしたね。これが一番上手なのは最年長の五郎です😁。ほかも名前を挙げておきますね。
小笠原弥太郎(のちの長経、西村成忠)、比企三郎(のちの宗朝、Kaito)、能員と道の息子の弥四郎(のちの時員、成田瑛基〜鬼塚翔平@ルパンの娘)、中野五郎(のちの能成、歩夢)、江間太郎と北条五郎
宣戦布告
北条派の4名と比企派の3名、そこに文官の大江、三善、中原と二階堂行政(野仲イサオ〜橋本将史@チーム・バチスタ)、そして景時と義時を加えた13人衆🌹が集結しました。
これからはこの13人が鎌倉殿を支えていくと決意表明をすると、頼家は早速若手の側近6名🌸を呼び入れます。わしはお前たち御家人を信じてはおらぬ。そう言って景時にも引導を渡しました
。
予告では、これを知ったりくと時政が、景時を引き摺り下ろそうといろめき立っています😈。
ほか
これまでずっと義時は北条義時だとばかり思い込んでいたのですが、この頃〜頼朝から伊豆(江間)をもらったあの時からずっと〜は江間義時だったのですね。彼は、北条の分家=江間家の分家の初代だったのだそうです。それで息子も江間太郎なのですね🤔。
また、いまだに「御台所」を諦めきれずにいた実衣が琵琶を習い始めたそうです。教えるのは頼朝の烏帽子子で下野の豪族の結城朝光(高橋侃)です。この朝光は頼朝のご落胤💦だという噂もあるそうなので、この辺はなんとなくきな臭くなりそうでやんすね😎。
拍手コメントをありがとうございます♪
みちるさん、こんにちは〜(^^)/。
鎌倉殿の13人、面白くなってきましたよね〜。
>「の」が入るほうが位が高い名前になる
のは存じませんでしたが、なんとなく格調高い雰囲気は伝わってきました(笑。従来はそんなことまったく気にしないはずの荒武者=坂東武者がねえ( *´艸`)。若武者6人の紹介の時も「の」は入ってたんですが、あのふたりの時ほど面白味はありませんでしたね。
後鳥羽上皇もいかにも侮れないキャラでしたし、今後の展開がますます楽しみですね( `ー´)ノ。こん