鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第28話 名刀の主

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三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の28話は「名刀の主」です。これまたなんとも意味深なタイトルでございましたね〜😈。以下あっさりネタバレです鎌倉殿の13人のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

評議の行方

取り決めた13人による初めての評議が行われました。が、「評議」と名がついたからといって皆がそう簡単に変わるわけではなく🐵、いつも通りの「身内びいき」や「えこひいき」が繰り広げられて、公正な評議などには程遠い状況です💦。安達盛長に至っては、約束?通り、居眠りをしていました能員に寝てていいって言われたものね^^;

景時は、これでは評議とは言えぬ、もう一度話を聞き直す!と息巻きました😤。

この話を聞いた頼家は、やはり御家人などあてにならぬ💢と、より一層、自分の取り巻き6人集にはっぱをかけます。鎌倉の風紀を見出さぬよう見回りを励行します。五郎には「最も年下だが臆するな!」と檄を飛ばしました。いや、彼はあなたの叔父であり、一番年上なんですが😓。しかもそういった本人が、鎌倉の風紀を最も乱す張本人になるとはトホホでござるね😰。

人妻に手を出す

頼家は、安達盛長の息子、安達景盛の妻=ゆうに手を出しました😈。あれほど大騒ぎして妻に迎えたつつじはどうやら懐妊中?らしいのだけれど、すっかりお見限りです😵。先に同じ経験をしたせつが、つつじに同情を寄せていたのがまたなんとも象徴的でした。いや、それよりふたりで結託して「尻軽男」を懲らしめんか!女好きの息子はもっと女好き( `ー´)ノ

これを知った太郎は、人の道に反している、と頼家を諌めようとしましたが👍、何せ父親が父親でしたから、同じことをして何が悪い!と開き直られてしまいます😔。このアホぼんは「鎌倉殿=女を自由にできる🐒」と勘違いしているようですよね👎。それで太郎は景時に知らせに行きました。景時はすぐにこれを義時に知らせます。

義時は、仕方なく、安達親子を呼び出して、正式に妻女を譲ってほしいと伝えることにしました。が、盛長はガンとして断ります。忠義ものの盛長は、他人の妻を奪ったとあれば「鎌倉殿」の名に傷がつくと憂えているのです。たとえ首を刎ねられても承服できませぬ😡!!

愚かな頼家は、安達親子を殺せと命じました😨。さすがの景時も止めずにいられませんが、耳を貸すような頼家ではありません。

義時は、仕方なく政子を連れてきました。いい加減に目を覚ましなさい!安達殿に手を触れたら許しませんよっ😤!!それでも頼家が言うことを聞かないので、政子は「せつとつつじ」を連れてくると脅します。焦る頼家に義時も一発喝を入れました。盛長ほど「鎌倉殿」に忠義を尽くしている者は他にいない。こんなことで首を刎ねるなど許されることではないっ!!この出来損ないがっ!

いつもは物静かで、滅多に声を上げることのない叔父が、目を剥き、顔を真っ赤にし、体を震わせてこのバカな甥を怒鳴りつけました。頼家はしぶしぶ諦めましたが、その表情は不満に満ち満ちています😔。

義村の計略

その後、景時は、実衣に頼家への不満を漏らした結城朝光を「謀反」の罪で処刑すると言い出しました。景時は、御家人たちの心が頼家から離れるのを憂え、ここらで厳しい粛清を行い、不満をねじ伏せようと言う魂胆です。

これを聞いた実衣は義時に朝光を助けてほしいと頼みました。義時は、宿老である自分が出て行っては景時と対立することになると憂え、これを義村に頼みます。でも義村は、彼が話しても景時は耳を貸さないと断言し、人を集めて訴状にしようと提案しました。実衣は、義村で大丈夫かと案じますが💦、義村は、自分は裏方に回ると約束します。これに畠山の次郎も加わろうとしましたが、おまえは「見栄え」が良すぎて裏方には合わないとダメ出しされました。実際は「見栄え」じゃなくて「頭」だったのでしょうが😎。

義時は、大事にならぬよう4〜5人集めれば良いと伝えますが、そこは景時の「日頃の行い💀」がものを言います。彼には上総広常の件以来、誰もが不満を抱いており、むしろ味方を探す方が大変です。義村と小太郎は、時政と能員に続いて、次々に御家人たちに声をかけると「じいさんは終わった👻」と言われていた千葉常胤までもがしゃしゃり出てきました😂。冥土の土産にあとひと暴れしたいらしい🤣。こうして集まった署名はなんと67名分!😁

それを聞いたりくは、時政が署名した箇所を切り取りました😈。りくは、万が一、頼家と景時が結託した時のことを考えて、わざと時政に「最後にでーんと署名しろ」と言ったのです。そうやって皆を焚き付けておきながら、いざとなったらそこだけ切り取れば知らん顔ができるというこの悪知恵には、さすがの義村も感心するしかありません😲。

報告を受けた頼家は、頼朝と景時が上総広常を斬った例を挙げ、景時だけ例外にするわけにはいかぬと景時に謹慎を命じました。そしてこれはすべて「義村の書いたシナリオ💀」だったというから驚きです😵。

そんなこととは知らない景時のもとに後鳥羽上皇から誘いが来ました。景時は、頼家からも御家人からも嫌われてしまった今、鎌倉にいても先は見えたと心を決めた様子です。これを知った義時は、なんとか景時を引き止めようとしましたが、景時の心が変わらないと見ると、頼家に報告しました。頼家はついに景時を流罪にすると命じます。

名刀と置き土産

景時は、最後の悪あがきに頼家の嫡男=一幡を人質にして京に向かおうとしました。が、これはすぐに義時の知るところとなって阻止されます。義時は、口では「無事に京に着けるよう手配する」と申し出ましたが、本心は違います💦。景時にもそれは重々わかっていました。自分にもまだ引きがあると、上皇からの誘いを義時に告げてしまったのが運の尽きです。誰よりも自負心が強かっただけに、よほど悔しかったのでしょうが、いまさら後悔しても後の祭りです😔。

刀は斬り手によって名刀にもなまくらにもなる。なまくらで終わりたくはなかった😭。

景時はそう言って一幡を返し、流罪先に行くとのたまいました。そして、かつて義時が広常に語ったことを持ち出して念押しします。頼朝を担いで立ち上がったのはあくまでも坂東武者のためであり、源氏は飾りにすぎぬと言った心は変わっておらぬな?義時が頷くと景時は、己を貫き通せと言って、なんとなんとあの善児を置き土産にしました😱。

「汚れ仕事」の象徴を贈られた者にふさわしく、義家は太郎に命じて兵の用意をさせました😈。景時は武士らしく戦って死ぬ覚悟だと見てとり、彼を東海道で討ち取るつもりなのです😨。

まとめ

小太郎同様単純なおばさんは、景時という人間はまったく好きになれんかったので、皆から嫌われたと知って泣いた姿は逆に意外でした😵。好かれはしなくても一目置かれているとでも思っていたのでしょうかね〜🤔。彼はあくまでも狐でしかなかったのに、いつの間にか虎になったと勘違いしていたのかしらね😎。自分を「名刀」に例えていたけれど、そもそもその驕りが既に名刀じゃない気がしますが😔。

とはいえ、その「虎」であるべき頼家も情けないですよね。頼朝も好かんかったけど、このぼんぼんは救いようがありませんよ。鎌倉(源氏)が3代しか続かなかった理由が分かりまするね😈。

久しぶりにガイドブックを買いたくなりました💕
鎌倉殿の13人 前編 NHK大河ドラマ・ガイド
鎌倉殿の13人 前編 NHK大河ドラマ・ガイド
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