鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第30話 全成の確率
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三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の30話は「全成の確率」です。これまた恐ろしくも哀しいエピソードでございましたね。確か以前、全成は「半分しか当たらない」と語っていましたが、このタイトルの「確率」はやはり当たっていた(当たっちまった💦)と言うことなのか🤔。以下早速ネタバレです
。
呪詛の効果?
呪いの人形が見つかったのはほんの偶然で、見つけたのは、もうじき京に戻ることになった平知康でした。そこには五郎=時蓮あらため時房もいたのですから、これがもう少し機転の効く男だったらどうにかなったかもしれないのに💦、人形は能員の手に渡ってしまいます😱。
そしてその頃、折悪しく、頼家は病に臥せっていました😵。能員は得意げに人形を頼家に見せて、病に倒れたのは「呪い」のせいで、呪った人間は一人しかいない=全成だと力説します😈。頼家は信じたくありませんでしたし、広元も、本人に会って直接話を聞いた方がよいと助言しました。広元は「黒幕は時政👎」ではないかと疑っていたのです。
能員の思惑
広元から真偽の程を質された義時は、自分には分からないと答え、即座に全成に確認に行きました。全成も、そして実衣もシラを切ります。義時もまた、決して認めてはならぬと釘を刺していきました。実衣はすぐに、だからあれほど確認したのに😤!と夫を罵ります。でも全成は自分と人形を結びつける証拠はないと言い張りました🐒。
が、その「証拠」は全成の館からあっさり見つかりました😓。能員は直ちに全成を拷問にかけます。能員はこれを機会に「裏にいる北条」を倒そうと躍起になっていたのです。
能員に抗議に行って時政の関与を仄めかされた義時は、すぐに時政を問いただしました。ご自分のやっていることがわかっているのですか😡!単純な時政は、自分が全てを認めて全成を許してもらうと言い出しますが、りくはもとより義時もこれを認めるわけにはいきません。それこそ能員の思う壺なのです💀。
義時の作戦
義時は、まず、姉の実衣を守ることにしました。全成の後に狙われるのは実衣だと見抜いたのです。それで実衣を政子に匿ってもらうことにしました。実衣は以前からの確執からこれを嫌がりましたが、政子は必ず自分が実衣を守ると約束します。実衣もまた、実際に姉に会ってみればすぐにしこりはほぐれたようでした。元々は互いに(辛辣な)ジョークが好きでとても仲の良い姉妹でしたものね💜。
その一方で義時は、畠山の次郎に戦の支度をさせた上で、比企との戦を望まぬだろう御家人達に呼びかけて「仲裁」してもらおうと考えました。
義時の考えは的中し、頼家の側近が早速実衣を連れにきます。そこには五郎もいました。これに対抗したのは太郎です👍。太郎は決して渡さぬ!と徹底抗戦の構えですが、いかんせん、多勢に無勢で分が悪かったところに、頼みの政子が現れました
。政子は、実衣の話が聞きたいなら、自分がここに来いと伝えよ!と命じます。太郎は姉の威厳に負けましたが😱、他の生意気な側近達は耳を貸しませんでした😡。
そこで政子はとっておきのBG(ボディガード)を繰り出します。仁田常忠です。鎧兜を身につけた常忠には、それでなくても蹴鞠しか脳のない若造どもは恐れをなして逃げていきました
。
能員はそれでも実衣も共犯だと言い張りますが、頼家は母に免じて実衣の罪は不問に付し、全成も、首は取らずに常陸に流罪にすることにします。義時は全成に半年ほどの辛抱だと伝えたそうで、夫を不憫がって泣く実衣を全成がそう言って慰めました🌹。来年の正月にはまた一緒に過ごせる。父が憎いと言う実衣に全成は、誰も恨んではいけないと言い聞かせます。実衣はようやく微笑んでくるりと後ろを剥きました。全成は、お前は本当に赤がよく似合う🌸、と伝えます。
風向きが変わる
その後、9人になった宿老達で御家人達の所領の再分配を決めることになりました。頼家は、一部の御家人だけに富が偏ることを嫌ったのだそうです。案の定、所領が増える御家人はともかく、自らの領地を削られる御家人達からは非難轟々でした。それで頼家は能員に白羽の矢を立てます。まずは宿老自ら、自分の土地を隣家に渡せ。さすれば他の者も従うはずだ😏。
思いもよらぬ命令を受けた能員は😨、早速策を弄しました💀。常陸の全成の元へ行き、このままでは実衣が危ないから、頼家を呪い殺せと呪いの道具を渡したのです😱。ところがこれはすぐに頼家に耳に届きました。どうやら八田知家が監視をしていたようですね。これを耳にした能員は、いち早く&卑怯に!💢、これはもはや謀反だと声を上げました😈。
人知を超えた力
頼家はついに全成を死罪にするよう命じました。八田が手下を連れて処刑に向かいます。全成は庭に引き摺り出された時、ひたすら呪文を唱えていました。あたりは急に暗くなり、激しい風とともに雨が降り出します。八田の手下が刀を振り上げた途端、まるで全成を助けるかのように、後ろに立っていた木に雷が落ちました🎉。全成は首筋の血を触って「実衣!」と叫ぶと、またしても呪文を唱えます。そこにいた誰もが恐れ慄きました😱。空はますます暗くなり、激しい雷雨があたりを舞う中、八田が刀を抜きます。全成は覚悟を決めたように座禅を組んで静かに祈り始めました。八田が全成の首を落とすとすぐに嵐は止んで、青空が広がったそうです🌹。
実衣は、政子が止めるのも聞かず、義時から夫の最期について詳しく聞き出しました。一緒に話を聞いた政子は心から感心します。やはり全成殿には人知を超えたお力があったのだ💜。逐一頷いていた実衣は、いかにも得意そうに、当たり前だと答えました。醍醐寺で20年、修行を積んできた。あの人はそういうお方だった。私にはわかっていた。ずっと昔から。やってくれましたね、最後の最後に。
政子は義時に命じます。こんなことをいつまでも続けていてはいけない。なんとかしなさい!!
義時の覚悟
義時は、全成に呪詛の道具を渡したのは能員だと突き止めていました👍。頼家を呪ったのは能員だと決めつけ、今度こそ「悪い根」を断ち切る😡!と豪語します。なんと義時はその場に頼家を呼んで能員の邪悪な本心を聞かせようとしていたのです。そばには善児も控えさせていました😍。も〜これはやるっきゃないねっ!!と思っていたのに、なんとなんと、その頼家が倒れてしまったのだそうです
。
まとめ
せっかくあそこで善児を使うのかと思ったのに、腹立たしいことこの上ないですね💢!能員めっ😡!!

でも義時は比奈を呼んで何やら命じていたようなので(比奈には気の毒だけど💦)、来週は逆転できると信じて見守りたいです。
拍手コメントをありがとうございます♪
みちるさん、こんにちは〜(^^)/。
全成、これまでは、どちらかと言うと目立たない役だったけれど、それがここに来て一気に花開きましたね〜。おっしゃる通りまさに「花道」でしたね。
私は実衣が不憫でなりませんでした(/_;)。こん