鎌倉殿の13人 ネタバレと感想 第32話 災いの種
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三谷幸喜さん脚本のNHK大河ドラマ、【鎌倉殿の13人】の32話は「災いの種」です。つい数ヶ月前までは「鎌倉殿」と呼ばれていたのが「災いの種」呼ばわりされるとは、人生、まさに何が起きるか分かりませんね😥。まあこの頼家の場合は(あくまでもドラマで見た限り)日頃の行いも「災い」していたように思えましたが👎。以下あっさりネタバレです。
苦しい言い訳
頼家は、当然、家族に会いたがりました。見舞いにやってきた時政と五郎は、せつや一幡、そして能員も皆「流行病」に罹っていると言い訳します。頼家はでもすぐにこれが嘘だと見抜きました💦。
一方で政子は、一幡が生きていることが唯一の救いだと語ります。が、義時は、一幡も既に亡くなっていると答えました。政子は義時が政子の願いを聞かずに一幡を殺したに違いないと察します。最初から殺すつもりだったのね😨!?義時は、一幡に生きていてもらっては困るのだと説明しました。
政子は、義時が頼家も殺すつもりなのではないかと憂え、頼家に能員達は死んだと教えることにします。とはいえさすがに「殺した」とは言えず、彼らは頼家がもう助からないと嘆いて一族皆で殉死したとことにしました。いや、死んだ後ならともかく、まだ生きていたのですからそれはあり得ませんよね😓。それで頼家は「北条が殺した!💢」と確信します。
政子は、善哉は無事で三浦が守っていると伝えますが、頼家は母を「お前」呼ばわりして罵詈雑言を浴びせかけました。わしは北条を絶対に許さんっ!!近寄るなっ!出ていけっ!!
そこで頼家は「戦に強くて忠義者のバカ🌸」の和田の小太郎と仁田忠常を呼び出して真偽の程を質しました。小太郎は能員を殺した場にいたにもかかわらず、あたかも他人事のように切り出し、直接手を下したのが誰かは知らないが、すべては北条(時政)の命令だ、と答えます🐒。でも「直接手を下した=自らの手で能員の首を切った忠常」は暗い表情のままでした。頼家はふたりに時政を殺せと命じます。あいつは謀反人だ😡!いや、いやしくもあなたのお祖父様だから。
忠常はすっかり落ち込んで、義時に相談しようとしました。が、義時は忙しいから後にしてくれと断ってしまいます😱。京の後鳥羽上皇から、千幡を「実朝」と命名して征夷大将軍にするという宣旨が届いていたのです💦。あ〜、時というものは止まってほしいと願えば願うほど、どんどこ事態が進んでいくものなのです😭。
一方の小太郎は、あっさりと、義村と(畠山の)次郎に、頼家からそう命じられたと伝えに行きました🐵。義村は、今北条を討っても良いことなど1つもないと割り切り、早速これを時政の耳に入れさせます。時政は、なぜ忠常は知らせに来ないのかと恐れを抱きましたが、次郎は、忠常は律儀だから、板挟みになって苦しんでいるのだろうと理解しました👍。
りくは、いっそのこと頼家を殺せと時政を焚き付けます😈。どうせ死んでいたのも同然だったのを元に戻すだけだという妻に、さすがの時政も「孫」は殺せぬと断りました。
義時の決意
比奈
実衣は、まだ「比企の血」が残っていると、比奈を殺すよう仄めかしました💀。義時は承知しませんでしたが、賢い比奈自身が世情を素早く察し、自ら離縁してほしいと申し出ます。義時は比奈を娶る際、決して離縁はしないという「起請文」を書かされていたので、誓いを破ったら地獄へ行くから可哀想だと言うのです。
義時は引き止めることができませんでした。行ってくると出ていく夫を「行ってらっしゃいませ」と笑顔で送る比奈が、亡き八重に重なって見えたのはおばさんだけでございましょうか
。
一幡
なんとなんと太郎は一幡を生かしていました😵。あの時善児が殺したものとばかり思っていたのですが、彼には殺せなかったのだそうです😲。千鶴丸とどこが違うという義時の問いに善児は「一幡は善児を好いているから💜」と答えました。善児は一幡にブランコまで作って可愛がっていたのだそうです😔。善児も人の子だったのですね。
それでも義時は容赦しません。いっそ自らの手で殺そうとしたようですが、そこをトウが察して一幡を連れ出しました。その後始末をつけたのはトウなのか、それとも善児なのかは分かりませんが、善児は泣きながらブランコを壊してしまいました😭。
それを知った太郎は義時を非難しますが、逆に頬を打たれてしまいます。それが武士というものだ😤。
頼家
その後、忠常が自害しました。義時は頼家に、頼家が感情に任せて命じたことが、忠義を重んじるまことの坂東武者を死に追いやった、と非難します。頼家は、自分は悪くないと言い張りましたが、頼家がそのような心持ちでいる限り、この負の連鎖は止まりません😈。義時は、頼家に出家してもらうことにしました。行き先は伊豆の修善寺です。
頼家はこの決定に反抗しましたが、義村と小太郎が力づくで押さえ込みました。頼家は、次は三浦だ、和田だ!と喚き、廊下に突っ伏して泣き叫びます。父上!本当にこれでよかったのですか😭!?そもそもこんな(苦労知らずで生意気な)「こども」に権力を持たせたことが間違いですわ😓。
エピローグ
こうして千幡が元服して実朝となり、3代目の征夷大将軍となりました。その後ろ盾にはガッチリ時政がつくはずです。頼家は修善寺へ行き、つつじと善哉は他の寺で暮らしています。
とそこへ一人だけ生き延びたらしい比丘尼が変わり果てた姿で現れました😈。比丘尼は善哉に、北条を許してはならぬ、北条は父を追いやり、兄を殺した、と教え込みました😱。あなたこそが次の鎌倉殿になるべきお方。それを阻んだのは、北条時政、義時、そして政子。あの者たちを決して許してはなりませぬ💀。
この比丘尼の無責任な「呪い」が、幼い善哉の運命を大きく変えるだろうことは想像に難くありません😭。
拍手コメントをありがとうございます♪
みちるさん、こんにちは〜(^^)/。
比丘尼は怖かったですね〜。なんであんないたいけな子どもにそんな呪いをかけたのか理解に苦しみますよね。
善児も可哀想でしたね。やっぱりあれはトウが殺したんですかね〜。なんとも気の毒ではありましたね(/_;)。こん